Part.4 KUSHIRO

至高の豚丼を探して北海道で豚丼食べ比べ選手権

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突然だけどクイズ。

問題 この中で一番美味しい豚丼を当てなさい

A、帯広「ふじもり」の豚丼 

 

B、標茶「憩の家かや沼・レストラン白い鳥」の豚丼

 

C、釧路「この豚丼」の豚丼




正解はページの下のほう方にあります。

北海道と豚丼(ぶたどん)の関係

北海道で肉と言えば羊肉のジンギスカンで知られるが、ジンギスカンを別にすれば、一般家庭で馴染みが深いのが豚肉である。

家庭にもよるだろうが、牛肉よりも豚肉寄りの地域である。家庭にもよるが、すき焼きに入れるのも豚肉であり、吉野家などの牛丼屋が田舎には滅多にないので、牛丼よりも豚丼の方が身近である。

豚丼は家庭でもよく作る。豚丼のタレなんてものも世の中にはあるが、フライパンで豚肉を炒めて醤油と砂糖で味付けするだけのシンプル料理。

最近は牛丼屋のメニューになったりと、道外でも「十勝・豚丼」の知名度が上がっている。

ちなみに、牛丼屋などでは「とんどん」と読む場合があるようだが、北海道では「ぶたどん」と読むケースしか知らない。

豚丼の本場・帯広のふじもり

5年前から帯広駅前にある「ふじもり」というレストランで豚丼を食べたいと思っていた。

帯広に行く機会は割りとあるのだが、到着が夜遅かったり、朝早かったりして、ふじもりには行けなかったのである。安いし早いし旨いから、近隣のインデアンでカレーを食べしまうことが多かったのである。インデアンもふじもりと経営が同じなんだけど。

しかし、苦節5年、ついにふじもりに行くことができた。

頼んだのは豚丼。ふじもりは帯広での庶民的な意味での有名レストランだからか、昼時だと少し待ち時間ができたりするくらいの人気店。600円~1000円くらいがランチの相場だが、豚丼は高い方で、1000円くらいだったと思う。

ちなみに、なぜかふじもりは全員メロンソーダが出る。

ふじもりの豚丼は、今回の3品の中では一番値段が高いが、肉は薄めで固い。

具が肉しかないのは豚丼では普通だが、タレの味がシンプルだからか、1/3くらい食べたら飽きてくる。釧路出身のある人が「帯広人は豚丼なんて食べない」と以前言っていたのを思い出した。周りを見渡すと、帯広名物のはずだが、ふじもりで豚丼を頼んでいるは誰もいなかった。

「憩の家かや沼・レストラン白い鳥」の豚丼

釧路湿原の中にある、温泉、レストラン、宿泊施設である、憩の家かや沼。

そこのレストランの豚丼である。900円か950円だったと思う。

車やバイクのない人にとっては、辺境の地で他にライバル店がないから不安だったが、意外とタレが美味しかった。

豚肉の上で海苔か舞うのも斬新と言えば斬新だ。

本当に美味しかった「この豚丼」の豚丼

「この豚丼」というのは個性的な店名だが、釧路近辺にある白糠の道の駅が本店(多分)で、釧路市内のイオンなどにもテナントとして入っている。

観光客向けというか、その奇抜な店名で不安だったが、ここの豚丼は実に美味しかった。肉が柔らかくてジュ~シ~。しかも、値段がリーズナブルで、写真のは豚丼・小のセットなのだが、860円。小でも他の店の普通の豚丼以上のボリュームがある。

しかも、直火焼き的で、タレがものすごく旨く、あと2~3杯はいけそうなくらいだった。

というわけで、クイズの正解は、C、釧路「この豚丼」の豚丼。

※味の評価はすべて個人の主観、味覚、価値観に基づいています。

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