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【2025年春】新幹線とフェリーで旅する北海道7泊8日の周遊夢日記 -後篇-

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3分割でお届けする『【2025年春季】新幹線とフェリーで旅する北海道7泊8日の周遊夢日記』の3つ目にあたる後篇。

・序章
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5日目 釧路→網走→遠軽→旭川、復路の旅

釧路駅ホームの湿原の鐘。釧路は旅の終わりの場所であり、始まりの場所でもある。

こういう周遊旅行だと、どこまでが往路でどこからが復路かわからないと思われるかもしれないけど、今日からは復路、つまり折り返し地点になる。

北東パスの7日の使用期間を有効活用するには、旅行5日目(北東パスで言うと4日目)にあたる今日から折り返すのがよいという判断であった。もし北東パスがもう1日分多かったら、釧路に2泊滞在して根室にも行くのだけど、スケジュールに余裕がない場合は省略する形をとることが多い。

往路については列車に乗る2時間前まで経路は悩んでいた。元来た経路で謎の流氷をもう一度見ながら戻るか、石勝線経由で一回りして戻るかである。

帯広経由で石勝線で特急特例を使いつつ札幌方面に向かうと、移動時間としては最短になる。5時半くらいの釧路発の普通列車に乗ると、面倒な特急乗り継ぎを我慢すれば、なんと15時くらいには札幌に着けるという。

このルートは急行はまなすがあった時代には何度か使ったことがあるけれど、その頃は新得~親友張りの特急特例区間は特急の自由席が使えたものの、今のは指定席しかなくなった関係で指定席の空席を利用する方式になっている。あのへんは外人観光客で乗降が多そうだから、気分的に面倒になったと思う。

札幌に早く着いたら着いたでやることを考えないとならないし、どっちみちフェリーは明後日なので、あと1泊を北海道のどこか、正確にいうと小樽のフェリーターミナルに余裕を持って15時くらいまでに辿り着ける場所で1泊しないとならない。

それだったら、もう今シーズンは見られないだろうから流氷を見つつ、網走経由で帰った方が楽しいのではと思った。ただ、この場合は現在のダイヤでは遠軽での乗り継ぎ時間が1時間の買い出しレベルしかないし、札幌まで戻るのはしんどいため、バリエーションを付けるためにも、近年は素通り連発の旭川で宿泊するのも楽しいのではないかと思った。

同じくらいの費用感や苦痛があるなら、楽しそうな方を選ぶというのが最近のモットー。人生全般において、すごく大事な気がする。

ちなみに、新日本海フェリーは予約購入済みだが、1回だけなら予約の変更ができるという認識だったものの、よくよく調べると乗船3日以内に入ると変更できないようだった。延泊することも考えたけど、変更ができなかったので当初の予定通りに明後日の便に乗船できるように復路を考えないとならない。

釧網本線の復路ではミステリーアイスこと流氷が間近に迫っていた

流氷というのは日によって漂っている場所が違うものらしい。

網走から南下した時よりも、知床らへんではより多くの流氷らしきものを見ることができた。この時期に釧網本線に乗っている旅行者、特に網走から知床斜里あたりの旅行者は流氷目的であることが多いようで、車両の各所でスマホの疑似的なシャッター音が鳴り響く。

ちゃんとしたカメラの方が撮影しやすいと思うし、機種にもよるけど画質が安定するから、多くの人がスマホ撮影な現状は悲しいと思うけれど、旅行用の小さくて使い勝手が良くて安いデジカメが商品ラインナップ的に壊滅状態にあるのはもっと悲しい。

私にしたって、数か月前に買ったEOS Mの個人的な意味での2代目が故障したら、さすがに次使うカメラを選ぶのが難しくなると思うし。

そんなことを思いつつ、身近すぎて気にしたことのなかった流氷というものに関心を持ったのであった。身近すぎるあまり、気に留めることができないものというのは日常において多いのではないだろうか。

遠軽で乗り換えて旭川へ

遠軽13:41発の旭川行きの普通列車は、昔からそうだったと思うけど、上川で1時間ほどの運転停車がある。荷物を持って一旦外に出る人もいれば、1時間待っている人もいるけども、席の都合があるから1時間停車されても気軽には出歩けない。

キハ40からDECMOになって、性能アップにより石北本線の普通列車の所要時間が少し短くなった気がするし、2025年3月15日だかのJR北海道のダイヤ改正でオホーツク方面のアクセスがよくなるのかわからないけど、アクセス事情は結構変わるっぽい。

快速きたみが網走まで運転したり、特急大雪の運用が変わったりすると駅のチラシでチラっと見た。この変化が吉と出るのか凶と出るのかはわからない。札幌近辺の快速エアポートからして、特別快速とか走ってて首都圏みたいに停車駅のパターンが以前より複雑になっているから少しびっくりしたし。

旭川駅前に広がる買物公園。ショッピングに普通の飲食や居酒屋、ホテルなど、旭川は札幌をコンパクトにしたような作りの街。鉄道旅においては駅を降りたらすぐにコンパクトな領域に主要な施設があるから、実は利便性は高いのでは。たまに駅前っぽく見えても結構違うエリアもホテルもあるから、マップで確認して予約した方がいいと思うけど。

北海道内の札幌を除く主要都市では、釧路が中心部へのイオン進出を拒んだばかりに廃墟ビルだらけになったのとは対称的に、旭川は駅直結のビルがイオンモールという暴挙に出たけれど、結果的には駅周辺の賑わいが保たれている。札幌からのアクセスがいいのと、イオンに乗っかったことでコバンザメ的な恩恵を受けている。

この日は連日の氷点下を行ったり来たりする低温と、旅の疲れで体調があまりよくないので、少しばかりよい値段の朝食付きホテルを列車で移動しながら予約した。旭川で有名なサンロク街と呼ばれる居酒屋街(たぶん)の近くにあるシティホテル・・・と思いきや、クチコミを読むと元ラブホテルなのだという。

シティホテルがいくら当日ディスカウントでも朝食付き5千円は安いものね。でも、沖縄で北谷の某タワーホテルが朝食付き5千円で当日予約できたことがあるから、判断ができない場合もあるのだ。

愚痴をいっぱい書くことになるのかと思いつつ現地に行くと、確かに元ラブホテルだけどBBHチェーンだし、夜食でセルフサービスでお茶漬けが食べられるし、至って普通によい所だった。元ラブホテルなので浴室などの設備や部屋の広さ、防音対策や空調なんかも不満は全くなかった。

6日目 あっという間にやってきた北海道最後の日

朝食バイキングもBBHチェーンのは微妙なところもあるけど、ここは普通にかなり美味しかったでござる。炊き立てのご飯とか、普通にご飯が食べられるのは幸せだと思う。

開始時間が6時30分なのも嬉しい。鉄道旅だと、この30分の差で朝食を取れるかどうかが変わってくる場合がある。

今日は旭川からフェリーターミナルのある小樽築港まで15時くらいまでに移動すればよいだけなので楽チン。ちなみにダイヤはかなり調べたけど、旭川より遠いと普通列車では間に合わないけど、旭川だと全然余裕なのだ。

釧路に行った時に本当は旧パコの日帰り温泉に行こうとしたけれど、ネットの情報より値上げしていて700円くらいだったのが1千円になっていたので入浴を断念したため、札幌では懐かしの場所で日帰り温泉に入ろうと思った。

8時台に旭川から岩見沢行きの普通列車に乗って、さらに札幌方面の普通列車に乗り継いだ。首都圏だったらこの時間帯はコミッコミもいい所だけど、旭川近辺の普通列車は通勤や通学でほとんど使われていないためか、乗っている人が数人くらいしかいなかった。公共交通の通勤通学ははバスが主流なんだろうか。

向かった先は20年以上前から結構行っている厚別にある「森林公園温泉きよら」である。ちょうど開館時間の少し前位に列車が森林公園駅に到着するし、ここに来るのも5~6年ぶりくらいなのかな。少なくともコロナ以降に来たのは初めて。

温泉というけど公衆浴場扱いで銭湯料金の500円で入れる。しかも、以前はシャンプーとかボディソープなどを持ち込みしないといけなかったけど、今は備え付けられているという素晴らしい変化があった。タオルだけ持っていけば大丈夫なのだ。

早めに小樽に着きたいし、新札幌駅まで少し歩くから、あんまり長居できなかったけれど、露天風呂は地元の高齢者の常連で結構コミッコミだった。家の近所にこういう施設があればいいんだけどね。

小樽築港駅の近くにある田中酒造を見学

13時前頃にフェリーターミナル最寄りの小樽築港駅に着いたが、今回の旅のメインディッシュ(?)となるフェリーは17時に小樽を出港する。

最初は小樽築港のイオンとかの商業施設とフェリーターミナルで時間を潰すのもいいかと思ったものの、それはそれでせっかくの機会なのに時間の使い方が勿体ない。何か付近に観光できるものはないかと思っていたら、去年新潟で手に入れて出発前に読んだ新日本海フェリーが出している夢旅人という船内誌で紹介されていた田中酒造という小樽の地酒メーカーの見学ができるみたいだった。

公式サイトを見てみると特に見学の事前予約などもなくて、行けばいい感じのようだった。酒蔵見学と言えば試飲が付きものだけど、健康上の理由で酒を断っている身としては試飲はしたくないものの、「お酒が飲めない方のために甘酒を用意」しているらしい。これは行くしかない。

イオンが入っているウイングベイ小樽を突っ切って少し歩くと、田中酒造の亀甲蔵が見えてきた。

ただ、問題点としては大きな観光バスが停まっている。個人旅行者からしたら団体観光客ほど物理的、精神的に鬱陶しいものはない。嫌だなぁと思いつつ近づいていくと、どうやら団体はちょうど撤退するところらしかった。例によって、中国か韓国の団体のようだった。

中に入ると1階が店舗で2Fが見学ブースのようだった。特に見学の受付などもなくて、自由というか、勝手に見ていく方式。

去年行った新潟の某酒蔵は説明員が常に引率して、個人行動や自由を認めない方式だったので、この勝手に見て回る方式でセキャリティや衛生面などに問題が出ないのかと少し不安になった。一応、クリティカルな所は立ち入り禁止となっているけれど、食品を製造している場所だけに、消毒とか服装とか、衛生管理を何もしていない通りすがりの観光客を自由に歩き回らせていいものなのかなと疑問に思った。

見学中はほとんど機材とか見ているだけで解説パネルみたいのはあまりないから正直、詳しくはわからない。新潟では素人には理解できないほどの難しい専門用語を1時間くらいまくし立てて解説してくれたから、かなり温度感が違う。まぁ、細かく説明されてもわからないし、どうせ個人で日本酒は造れないからね。

たまに酒の雑学クイズみたいなパネルはある。甘酒って飲む点滴なんだって。あれ~、点滴はスポーツドリンクと同じって聞いて今まで生きてきたんだけど。甘酒とスポーツドリンクの成分は同じってこと?

見学が終わって1Fに戻って甘酒の試飲をしようかなと思ったら、甘酒っぽいラインナップがない。

これはどういうことだと思い、暇そう(見た目)にしているスタッフに甘酒の試飲ができるか聞いてみると、「甘酒の試飲はやっていない」という。あれ~、公式サイトにドライバーとか酒が飲めない人向けに甘酒を用意しているって書いてあったじゃんか。じゃあ、せめて何かノンアルコールの飲み物はないかと聞くと、酒を飲んだ後の口直しで飲むような水しかないという。

これにはかなりがっかりした。新日本海フェリーの冊子に紹介されていた感じとはスタッフの雰囲気が違うし、これだから小樽の観光施設は嫌だと思った。んもう。歴史と伝統を大切にしているような街や施設は私には合わない。京都とかも全然合わないし。

憧れの新日本海フェリーの小樽ターミナルへ

田中酒造を後にした私はフェリーターミナルへと向かう。

妙にトラックだらけの場所を通るのは、雪が舞ったりして寒いからスマホで地図を細かく確認しなかったからだろう。小樽築港駅から直行すれば、もう少しまともな道で行けたような気がする。右のフランスのラ・デファンスみたいなコの字型のは小樽のターミナル。20年以上前にも一度降り立ったことがあるけど、さすがに当時の記憶はないわ。

フェリーターミナルの中はこんな感じ。1Fが受付で2Fが待合スペースと売店、レストランなど。時間になったら船の乗り場に続く3Fへと案内される。売店は飲食物も一応売っているけど、やきそば弁当300円とかべらぼうに高い。全然まだ地ベタなんだけど・・・。これは素直に、ここに来る前に飲食物はイオンで全部買った方がいいね。

ネットで予約していればスマホに乗船券をそのまま表示できるので、人間だけの場合は特に手続きが不要となっていた。ただ、記念にもなるし、紙の方がスマホ不調時などには安心だから紙で貰った。30秒でちゃちゃっと紙の乗船券を発行して貰えた。

夏の繁忙期はどうだか知らないけど、手続きもあんまり並ばないし、のほほんとした雰囲気。空港とか大きい駅とかに比べて、ビジネスマンとか、普通の2泊3日とかのせっかちな旅行者がいないのも特徴的で、落ち着いた旅慣れたふうの人たちが多かった。小さい子供を連れた家族連れとかも見なかった気がする。あとは車を輸送するのか制服を着た自衛官の人たちがいた。

事前に大体把握していたけれど、船の中での夕食メニューが張り出されていた。クルージングディナー(合ってる?)ほど、楽しみ過ぎるものはないでごわす!!

だけど、おすすめメニューの縞ホッケ定食が1600円って高すぎはしないか? ホッケ以外にはライスと味噌汁と漬物しかないし、もはや宇宙船価格ではないか。ホッケは家の近所のイオンだと2匹で298円とかだし高すぎるわい。

ジンギスカン定食2000円とか、お刺身定食2000円とかも魅力的だけど、値段が全てを台無しにしている。高いのを見せられて平均的な人は1000円前後のメニューに落ち着くのだろうけど、北海道に旅行に行って3千円とか4千円とかするウニ丼とかを食べる観光客もいるのだから、自分以外の旅行者の頭ん中なんてわかったものではない。高い方が満足感があるってことなのかしらん。

徒歩客の乗船は出航45分前の16時15分から始まった。2階のエスカレーター前で間隔を開けて登らされて、3階でQRコードを携帯端末でピッとやる。なんかピーチ航空みたいな感じで少し安っぽい。そうしたらフェリーターミナルに来た時に見た長ったらしい通路を延々と進んで乗船する。新潟港側は普通だったけど、小樽港側はちょっと設計がアレなのでは。トラックの駐車場を優先したら、フェリーターミナルを作る場所が遠くなっちゃったのだろうか。これの意味はわからんかった。

この船は全席指定というか、1等の個室的な人も2等以下のカプセルルームや半個室的な人も場所が予約時に割り当てられているから、特に急いで乗る要素はないけれど、我先に乗り込む人もいれば、私みたいに最後の方でいいやって人の2タイプがいた。

私が最後の方に乗り込んだ頃には旅慣れている風な人や、高校生くらいの部活の大会で往復した人達ったぽい子らは、すでに半袖半ズボンみたいなラフな格好になってたり、イオンで買ったふうの弁当を食べたりしていた。ドライバーっぽい人とかは真っ先に風呂に直行してたり、それぞれのスタイルで過ごしていた。長距離フェリーあるあるかもしれないけど、常連のドライバー客がインフォメーションの顔見知り女性をナンパしてたりするのも微笑ましい。

この日に乗船した「らべんだあ」は小樽~新潟を16時間で結ぶ。長時間だからインフォメーションや売店、ゲームコーナー、カフェ、レストラン、露天風呂もある大浴場などがある。でもタイタニック(乗ったことはないけど)みたいのを想像していると、エンタメ関係は最低限のものしかない印象。ゲームコーナーとかも3時間くらいの佐渡汽船の方が充実しているくらいな印象。カプセルルーム的な2等客が食事したりはしていたが、まったりする公共スペースとかもそんなにない。

売店やレストランは結構シビアに営業時間が決められていて、オープン開始の放送は流れるけども、時間限定なので注意。航海中はずっとやってるのはタイタニックとか豪華客船の話なのかしらん。豪華客船は乗ったことないけど。

私が向かうのはステートAツインアウトサイドという個室。18,000円。2名定員で繁忙期は貸切料金で2倍になるけど、冬の閑散期は貸し切り料金がかからない。

部屋の中の様子はこんな感じで、動くビジネスホテルというか、下手な安ホテルより設備が良いくらい。ないのはバスタブだけで、シャワーやトイレ、ポットとかドライヤーとか冷蔵庫、暖房能力は低めだけど個別エアコンも完備している。

冬場は貸し切り料金もいらないし、小樽17時発で翌朝9時くらいに新潟に着くという、夜行列車的なベストな時間だし、こんなに良さげだったらもっと注目されて良さそうだけど、混みあっている印象はなかった。JALとかANAの追加料金を払う何とかクラスみたいなシートより、ずっと快適だよ~ん。多少、ゆらゆらと揺れるというのはあるけどね。

さて、お待ちかねのクルージングディナー。繁忙期は混んでいるのかもしれないけど、そこまでは混んでいない。

夕食会場の雰囲気はこんな感じ。一番混みあっている時間帯だけど、こんな感じ。気持ち、トラックドライバー風の人が多いのかな。2等室の人とかはエントランスとかでカップ麺とかイオン弁当を食べているし、混みあってない感じからすると、個室で持ち込みして食べている人も多いと思う。

タブレットオーダー式で、すき家を彷彿とする。便利なようだけど、あまり高級感はない。散々迷った挙句、栃尾の油揚げという600円のアラカルトメニューを発見したので注文。ここでがっちり食べてしまうと、持ち込みのツマミやお菓子などを自宅出発時から持ち歩いていて、いい加減、そろそろ消費しないと自宅に持ち帰るハメになりそうだった。国内の公共交通の旅では、そんなに携帯食を持ち歩く必要はなかったのである。

栃尾の油揚げは以前、新潟のウオロクで買ったものを美味しく食べたけど、ボリュームはあるけどちょっとポソポソしてるかも。出汁で煮込んだやつが美味しいと思うけど、醤油をかけて食べた。

周りを見渡す(と言っても周りにあまり客はいないが)と、他の人は何を食べているのだろうと思ったけど、ラーメンかソバをすすっている音が聞こえていたので、値段が安い麺類を頼む人が多いのかもしれない。2千円の刺身定食とか食ってられないしね。メニューの内容と値段がよくない。トラックドライバーの仲間同士でミニ宴会をやっている人たちもいたけど、結構ゆらゆらするから移動するのは大変。

この船で最もエンタメっぽいのは大浴場。空いている時期だからというのもあるけど、時間帯をうまく調整すればノビノビできるかも。スーパー銭湯的な設備で、強風で決死隊みたいな感じになるけど露天風呂もある。想い出作りに良いと思う。刺青している人がいっぱいいてアレだったけど、平和な雰囲気だった。

飯食って風呂に入ったら、やることもないし、やれることもないから、あとは各自お部屋に帰ってお寝んねするだけ~。

人間っていいな、生きているって素晴らしいな、人間らしいな、と久々に思える瞬間(とき)であった。争いも心配事も不安も何にもない。毎日こうだったらどんなにいいだろう。

7日目~8日目は新潟紀行

朝になったら、あっと言う間に新潟に到着。レストランは朝食営業もやっているけど、値段の割にショボいのでパス(笑)。持ち込みで簡単なものを食べてもいいし、大都会の新潟だし、着いてからブランチも食べてもいいんじゃないかしらん。

出航時は海が荒れているから若干遅れる見込みとか言っていたけど、巻き返してむしろ10分くらい早く着いた。新潟に戻ったらいつもの新潟定番観光だけど、北海道の寒さと疲労で風邪気味みたいな症状なのが辛かった。

18,000円でこんな素敵な船旅が出来るならまた乗りたいけど、北海道帰りだと新潟を観光するモチベーションは結構小さくなる。新潟単独だと良いんだけど、そのへんのバランスを取るのが難しいかもしれない。

夏場の繁忙期は予約を取るのも大変なのは知っているけど、冬場は2名個室の貸し切り料金がいらないから新日本海フェリーは一人旅の人にもオススメ。北東を1日分残して旅程を組めば東京方面までその日のうちに帰ることもできるだろう。

END

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