自転車ノウハウ

【30泊!!】実売4千円のBUNDOK ツーリング テント BDK-17のレビュー

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アマゾンで人気の格安テントBDK-17。自転車ツーリングの旅で実際に使用していたので、良いところ、悪いところ、知っている限り全部お話します!!

雨の弱さが気になる! 3年で30泊程度使用した感想

BUNDOK(バンドック) ツーリング テント BDK-17

アマゾンやホームセンターで実売4千円程度で売っているテントです。旅行記をお読み頂いた方にはバレバレでしょうが、何を隠そう、私も3年間で30泊くらい使いまくった、マイホームみたいな存在でした。

下記は一人旅、自転車ツーリング用として使用した感想です。

ここが素晴らしい!!

軽くて小さくて全部入り

自転車にくくりつけたり、大きめのバックパックに入れることもできます。収納ケース付きなので、徒歩旅とかでも使えます。これと寝袋だけ買えば、最低限、キャンプ泊で生存するためのものが揃います。

初心者でも設営可能

初めての人でも1、2回練習すれば、一人で15分くらいで設営できるようになるでしょう。慣れたら、薄暗い場合でも設営できます。設営はオーソドックスなタイプなので、入門向けでしょう。

意外と耐久性はある

正しい使い方をしているぶんには、少なくとも3年30泊くらいの使用には耐えます。ペグはすぐ曲がりますが、代用品はいくらでも手に入ります。

こりゃアカンわ~、という値段なりに駄目な点

雨の日は、かなり覚悟した方がいい

これに尽きます。初めてテントを買う方はわからないと思いますが、このテントはスペック的に耐水圧が低めです。大体、1~2時間くらい雨が降り続いたら、雨漏りしてくる程度のスペックです。

つまり、晴天専用と割り切る『レジャー用テント』でしょう。新品状態でも並みのキャンパーなら撤退する程度の雨が降った場合、テント全体から水が染み出てきます。水はけの良い場所に建てても、一晩中降るような雨だと、全方向から水が進入して洪水の恐怖に見舞われます。テントの中で傘を差し、一睡もできない夜を何度か経験しました。市販の撥水スプレーも試しましたが、改善しませんでした。台風接近の時は管理人さんが見かねて屋根付きの調理場に避難させて貰いましたが、ツーリングなどで悪天候でも絶対にテント泊するつもりの人にはお勧めしません。

前室とか色々

値段が値段なので仕方ないですが、細かい快適さはちゃんとした値段のテントに負けると思います。内部に小物入れのポケットが付いていますが、雨天時にここから雨が染み出てくるので、ハサミで切り落としました。広さは一人だとなんとか、2人だとかなり窮屈でしょう。170cm普通体型でも斜めに寝ないと少し窮屈です。

外観とか

一人旅の人間が行くようなキャンプ場を周りましたが、キャンプ旅に慣れている人は、有名ブランドのちゃんとしたテントを使っている人の方が多いので、並べられると、安っぽいというか、初心者的に見られてしまう場合があります。街に近いファミリーキャンプ場だと小さいテントの人は少ないし、山奥などの場末のキャンプ場だと上級者ばっかりですが、周囲を気にしない人なら問題ないでしょう。

最終報告→3年使って廃棄しました

4年目に状態を確認したら、地面に当たる部分が細かい穴が開いていたり、繋ぎを止めているテープが剥がれたりしていて、寿命だと感じました。元は余裕で取れましたが、3年30泊くらいが寿命でしょう。

すぐに元が取れるテントで、お金はないけどちょっと旅に出たいとか、ツーリングに興味が沸いてきた、という方にはお勧めなテントかと思います。デメリットの雨の弱さは、ちょっとワイルドな方で、少しくらい濡れてもいいやくらいの気持ちを持っていれば、乗り越えられなくもない壁です。基本的にテントは消耗品なので、1~2年くらい使う気持ちで、軽く買って軽く使うテントではないでしょうか。

以上、ツーリングキャンプの必須アイテム、BUNDOK ツーリング テント BDK-17のレビューでした。

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