
デザイン本やデザイン系サイトでは、デザインのBefore/Afterの比較を出して「こう直すと良くなる」と教えてくる。
だが、企業の現場では、そのAfterが必ず採用されるとは限らない。
それはなぜか。決定権を持っているのは、デザインセンスゼロの上司や経営陣だからだ。
彼らの一言でデザインの理屈は吹き飛ぶ。結果、Beforeの方が採用されたという現象が普通に起きる。
目次
デザインの決定はセンスではなく立場で決まる
企業におけるデザインは、センスではなく立場で決まる。クソ上司が一言「こっちがいい」と言えば、それが正解になる。
経営陣が「もっと派手に」と言えば、派手にするしかない。デザイナーがどれだけ理屈を積み上げても、最終判断は感覚ではなく権力で下される。
だから、理論的に良いとされるデザインは通らない。理論的に正しいデザインよりも、上の人間の気まぐれが優先される。
教科書の正解は現場の不正解
デザイン本や意識が高いデザイン系サイトの改善例は、理論的には正しいかもしれない。余白を増やす、色を減らす、情報を整理する、グルーピング、フォントの微調整などだ。
だが、現場では「地味」「寂しい」「インパクトがない」と酷評される。
つまり、教科書の正解は現場の不正解になる。企業のデザインは、理屈よりも「上司が気持ちよくなるか」で決まる。そのため、Beforeの方が良かったという結果になる。
真面目にやるほど馬鹿を見る
真面目に改善しようとするほど、現場では浮く。
理屈で整えたデザインは、上司の感覚から外れる。彼らは「なんか違う」「前の方が見やすかった」と言う。真面目にやるほど、努力が裏目に出る。
デザインは正しさの競技ではなく、空気の読み合いである。現場では、理屈よりも「上司が理解できる範囲」で作る方が評価される。
Beforeが勝つ理由
企業の現場では、良いデザインが正解ではない。
決定権を持つのはデザインセンスゼロの上司や経営陣であり、彼らの感覚がすべてを決める。教科書の正解は現場の不正解になるのだ。真面目にやるほど損をするのがデザインの世界。現場の正解は、美しさではなく上司の納得である。








