時代はノーコード、ローコードだ。
10年以上前、HTMLやCSSを覚えるために某スクールへ通ったが、修正程度ならともかく、かったるくて出来合いのテンプレートや他人様が作って無償公開してくれたコード、デザインを使わせて頂くことの方が多い。
人間が行き着く先はノーコード、ローコードなのかもしれない・
WordPress6.x以降の方向性チェンジには驚愕する
時代の流れを反映してか、世界中のWebサイトの40%以上を占める(ほんとかいな)と言われるWordpressは6.X以降のバージョンにおいては、ローコード、ノーコード仕様を目指しているのが垣間見れる。
5.Xの段階で記事作成に使うエディタがGutenberg(グーテンベルク)という、ブロックで組み立てるような方式の物が標準搭載された。
あまりにも使い慣れていない操作性のため、無料ブログなどに近い機能と操作性である旧来のクラシックエディタに戻すプラグインも提供されているが、6.X以降のブロックテーマは記事だけでなく、サイト全体をブロックすなわち、ノーコードで開発できるのだという。
ただ、旧来のクラシックエディタで作られた記事は、新型のグーテンベルクのエディタではエラーが起きたりして正しく再編集することができなかったりと、旧来からの互換性は考えられていない。
だから、おいそれとグーテンベルクにアップグレードできないという現場事情も数知れないだろう。
もちろんブロックテーマは対応したテーマが必要
ノーコード開発ができるというブロックテーマは、それに対応して作られたテーマであることが必要だ。
ブロックテーマではない旧来のテーマはクラシックテーマと呼ぶことになったらしいが、2024年8月現在においては、世のWordpressサイトの95%以上はクラシックテーマかと思われる。
もしブロックテーマが標準的になったら、企業が運営するWordpressサイトなどにおいても、phpのコードをガリガリ書いたり、画面が真っ白になることもなく、ドラッグアンドドロップでサイトを構築していくようなことになるのだろうか。
今でもそんな運用をしているケースもあるのだろうけど、ここ1~2年くらいのWordpressの動向は不安すぎて直視できないものがある。