旅モノ

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超絶オフシーズンの渡嘉敷島に日帰りで行ってきたぞ

2020年の年明け早々、微妙に年末年始をかわした平日の昼間に沖縄の離島、渡嘉敷島に行ってきたぞ。

ダイビングとかマリンスポーツをやる人たちからは、東洋でも海がかなり綺麗だと言われていて、世界遺産的な綺麗らしいぞ。マリンスポーツやらないからよく知らないけど!!



那覇の泊港から往復3千円ちょい&1時間で行ける離島

沖縄と言って離島を含めるとかなり広いが、本島近辺の離島地域では伊江島に行ったことがある。

渡嘉敷島は那覇中心部付近にある泊港からフェリーで行ける。高速船だと30分くらい、値段の安い普通のフェリーだと往復3千円ちょいで片道1時間ちょいで行ける。のんびり派には安いし普通のフェリーでいいんじゃないかしら。

伊江島はアトラクション?多いが冬の渡嘉敷島は・・・

はじめに言っておくと、冬の平日の昼間という、マリンスポーツの島(たぶん)である渡嘉敷島にすれば、シーズン外れの時期に行った。

フェリーの乗客も地元風の人やビジネスマンを除けば、観光客なんて10人いるかいないか程度たったから、一般の観光客というよりはマニアック層な観光客たちだ。

伊江島は冬でも観光客が多く、無料で見学できる施設や案内板が多かった。それはそれで色々なカラクリがあるわけだけど、渡嘉敷島はビーチ以外は文字通り、観光的なものは少なく、飲食店やコンビニ、土産物を買える所もあまりなかった。

その日は冬だし曇っていたこともあるが、海も言うほど綺麗ではなかった。同じ冬の曇った日に昔行った宮古島の方が綺麗だったと思う。

那覇から近いのに、観光に力入れていないのは少し寂しいかな。いや、それでも島としてやっていける何かがあるのかも知れないけど。

まぁ、那覇に何日か滞在して、那覇周辺の観光も飽きちゃったし、本島北部とか行くのも面倒だなーという時に、船に乗れるし、うまくやれば日帰りでサクッと帰ってこれるから、いいんじゃないかしら。

でも、美味しい地元料理とか土産物とかうまくやらないとありつけない。帰りのフェリーでポテトチップスをつまみにビール飲むことになる。まぁ、1時間くらいで戻ってこれるから那覇で食べればいいんだけどね。



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【LCC】ピーチ航空のチケットガードや旅行保険は入った方が得をする確率が高い

先日、Peach航空を使って東京(成田)から沖縄(那覇)までフライトした時のこと。年末年始だし、なんとなく地上の交通機関の遅れとか、食べ過ぎや飲み過ぎ(これは自分が悪い)などで、予定の飛行機に乗れなくなるなど、嫌な予感がしていたので、何気なく、航空券を申し込む時にPeach旅行保険なるものに加入した。

ちなみに、年末年始と言っても仕事をサボって行く計画だったので、少しだけ世間のピークとずらして予約したから行きは6,000円くらいで帰りは3,500円と、我ながらかなり安い値段で取れたと自負していた。

Peach保険なるものは、詳しい内容は面倒だから読まなかったが、電車が遅れたりして飛行機に乗れなかったり、ケガや病気とかをカバーする保険らしい。後半のは海外旅行の保険に付けるような一般的な旅行保険だね。

ピーチの保険は2種類あって意外とややこしい

普段、自分はLCCはできるだけ安く旅行したいがために利用するから、できるだけ余計なオプションとか保険は付けない。だから、たまたまだったのだが、この時は帰りの飛行機が当日になって欠航した。

台風とか悪天候とかじゃなくて、機材繰りのためとか欠航というメールが届いたので、機材が調子悪いとかそういうやつだと思う。

それで飛行機の予約を取り直したりするわけだが、いかんせん、ピーチは記事作成時点では東京-沖縄間は1日2便しか飛んでいない。だから、他の大手航空会社みたいに次の便にサクっと振替できるとは限らない。提携してたりもしないので、無料で再予約できるのはピーチの便だけなのだ。

その日のピーチの便が満席等で乗れなければ、払い戻ししてまともな航空会社で帰るかしないとならないが、当日や直前だと値段も高いだろう。自分の場合は厳密に言うと当日で帰ることもできたが、ちょっと沖縄が名残惜しいこともあって延泊した。その段階になって、保険の存在を思い出して調べてみたのだけど、ピーチの保険には種類あってややこしい。

どちらもPeach旅行保険というものに内包されているが、保険会社が違ったり請求先が違うっぽい。一応、ピーチで予約して保険も申し込んでいると、案内のメールが届くから確認した方がいい。保険料は旅行代金=チケット代の確か10%くらい。

チケットガードは本人の遅延や病気などが対象

まずはチケットガードという名の保険。

一見すると、飛行機自体の遅延とか欠航をカバーしそうな名前だが、それらは対象外で、電車など空港に向かうための公共交通機関が時間以上遅れて、乗る予定だった飛行機に乗れなかった場合に保証される。

でも、公共交通機関で2時間遅れるというのは人身事故か大地震クラスだから、割と対象になることが少ないと思う。7時や8時台などの早朝便とかだと、自宅から空港の距離によっては、1時間や30分の遅れでも乗れなくなるのだが、2時間からとなると、結構、対象範囲が狭くて使えない保険だったりする。自分の行きの飛行機がそうで、30分遅れたら乗りないから、割高な早朝の高速バスを利用した。これはこれで快適だったから良いけど。

チケットガードで保障されるのは、電車遅延以外だと急病で病院で診察受けて診断書を取った場合などがある。

但し、よく「診断書持ってこいや」など気軽に言う人がいるけど、診断書って病院によるけど1万円くらいかかる場合あるし、サクッと入手できるようなものじゃない。LCCの安いチケットだと割に合わなかったり、また保障されるのはあくまでチケット代だから旅先のホテルキャンセル料とかは対象外。

病気以外だと急な仕事の出張命令とかも対象らしいけど、LCCで気楽に安い旅する人がそんな重要な出張命令されることはあまりない気がする。

よって、チケットガードはあまり意味がない気がする。

通常の旅行保険も入っている!

チケットガードがクソだとわかってがっかりしたかもしれないが、Peach旅行保険には一般的な海外旅行とかで入るような旅行中のトラブルに対応する保険も含まれている。

飛行機の4時間以上の遅延や欠航の場合、こちらの部分の保険で一律1万円が出るらしい。一応、事態を証明するために領収書は形だけ(?)いるらしいが、延泊したらホテル代や、遅延や欠航などで余分にかかった食事代とタクシーなどの交通費が対象らしい。

こちらも保険に申し込んでいればメールで案内されているので、欠航したら電話して請求書を取り寄せよう。欠航便の便名とか予約番号とかを聞かれるので、手元にわかるようにして電話するとスムーズ。

2日くらいで保険の請求書が送られてきた。

ピーチ保険関係のまとめ

飛行機自体の欠航や遅延の保障(振り替えや払い戻し)はピーチがするので、保険とは無関係。ピーチの旅行保険は2タイプあって、保険に加入すると自動的に2タイプに加入になる。飛行機欠航の場合は一律1万円が出る。

夏~秋の台風シーズンの沖縄や、冬季の吹雪が多い北海道じゃなくても、LCCは普通にいつでも機材の調子が悪いとかで割と欠航するから。ぎりぎりの機材で運用しているんだし。この手の保険は入っておくと得するんじゃないかしら。便数が少ない路線だと特に・・・。

本人都合のキャンセルとかはいずれも保険の対象外だから注意。保険の内容などは記事執筆時点による。

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【2019年版】塘路元村キャンプ場の感想・・・貴重な釧路湿原内だけど蚊が多すぎる!!

2019年現在、釧路湿原内には2つのキャンプ場がある。以前はJR茅沼駅の近くにシラルトロ湖キャンプ場があったが、隣接している温泉宿泊施設「憩いの家 かや沼」が破産により営業停止したことにより、シラルトロ湖キャンプ上も休止。

復活を望みたいところだが、1つ釧路側にあるJR塘路駅から徒歩20~25分程度のところにある塘路元村キャンプ場に訪れてみた。ちなみに、もう1つの釧路湿原内のキャンプ場はオートキャンプ場であり、徒歩や自転車ツーリングの人が利用しやすいのは塘路元村キャンプ場が唯一となる。

釧路駅方面からのアクセスは比較的よい

徒歩キャンパーの場合の利点だが、JR釧路駅からのアクセスは比較的よい。茅沼の1つ手前の駅だが、夏休みシーズンなどはノロッコ号という、青春18きっぷや北海道&東日本パス、あるいは普通乗車券だけでも乗れる観光列車が日中ある。運行区間が釧路→塘路の往復なため、日中は運行本数が少ない釧網本線にありながら、比較的、列車本数が多いのだ。

塘路駅は無人駅なものの、ノロッコ号が行き来する時は団体観光客でごった返す。塘路自体がカヌーを主とした観光地なのである。ただ、あまり観光地だと思っていると、拍子抜けするくらい寂しい場合もあるので注意。

塘路駅前の最も栄えているあたり。3年くらい前に来た時はもう少し店が営業していたが、2019年9月中旬に訪れた時は、営業している店があまりなかった。そもそも、観光客向け(たぶん)に営業している喫茶店や軽食が食べられる店は少しあるものの、スーパーやコンビニなど、食料品や生活用品を買える店はおそらくない。

買出しは釧路市内か標茶町内になるので、自転車でも列車でも遠いのが難点。茅沼と違って、温泉施設はないし、シャワーもないので注意。

塘路駅から元村キャンプ場への道のり

特に駅前で見ておくものなどはないと思うので、国道391号線に出て、とぼとぼ北に歩く。

大体20分か、とぼとぼだと30分くらいかかるかもしれない。徒歩キャンパーをやっている人ならそんなに遠くないはず。

キャンプ場の案内版。ここまで来たら右折する。博物館などの観光施設があるが、日によっては休館しているので注意。釧路湿原内にあってアクセスはよくないので、基本的にはそれほど人気はないはず。

キャンプサイトの様子

キャンプ場の受付は道なりにいけばわかるのだが、カヌーの受付しているような建物になる。但し、スタッフが1~2名くらいで運営しているので、午前中の早めの時間だったりすると不在の場合もある。

とりあえず蚊の話は抜きにして言うと、キャンプサイトの下の画像のような感じ。

写真に写っている範囲で大体1/3くらいなので、それほど広くはない。塘路湖に隣接しているものの、木が生えていて湖が見えないというオチもある。

炊事場やテーブル、水洗トイレなどの設備もしっかりしていて300円台で利用できるキャンプ場として申し分ない。

設備、ロケーションなど全てを台無しにする蚊の大群!!

このキャンプ場の評判を調べるとよく出てくるのが「蚊が多い」という利用者の声。

古い情報のことも多いし、もう秋に差し掛かった9月中旬だし、蚊は大丈夫かな~なんて余裕ぶっこいていたら、2019年9月においても蚊はものすごく多かった。

普通に近隣を歩いているだけでも、常に5~8匹くらいは体の周囲に蚊が纏わりついてくる。もちろん、虫除けスプレーはMAXに使っているが、自然の驚異には逆らえない。

湖の近くにあるキャンプ場でも蚊がいない所もあるので一概に言えないが、塘路のすぐ近くというのが影響しているのだろう。塘路湖は見た感じ綺麗な湖なのだが、蚊にとっては絶好の繁殖環境なのかもしれない。

ちなみに、こういった蚊の大群がいるキャンプ場でも強引にキャンプがしたい場合は、虫除けスプレーではなくて殺虫スプレーが有効。テントの中に入ってしまえば蚊はシャットアウトできるが、テント設営時や外での食事等の場合に殺虫スプレーがあれば、自分の周囲にスプレーすることで数十秒程度は安息の時間が訪れる。

蚊はジーンズやシャツの上から貫通して刺してくるので、殺虫スプレーは用意しておいた方が良いだろう。というか筆者の場合は、虫除けスプレーあるし大丈夫じゃね、と思ったが全然歯が立たず、急遽、釧路市内のドラッグストアーで殺虫スプレーを買ってきたのである。

総評としては、蚊がいなければそこそこ良いキャンプ場だが、リピーター利用は厳しいキャンプ場といった所だ。