旅モノ

旅モノ

北海道にも梅雨はあるんだってばよ~2021年7月北海道キャンプ紀行の記録~

2021年7月北海道キャンプ紀行の記録。

ざっくりした旅程

0702(金) 女満別空港→北見ホテル
0703(土) 北見→遠軽キャンプ
0704(日) 遠軽キャンプ
0705(月) 女満別キャンプ
0706(火) 厚岸キャンプ
0707(水) 厚岸キャンプ
0708(木) 根室→釧路ホテル宿泊
0709(金) 釧路空港→帰路へ

0702(金) 女満別空港→北見ホテル

成田から女満別へピーチ航空で飛んだ。機体は珍しい吸収されたバニラエアとピーチロゴの混合機体。さすがにシートとか中身はピーチ航空だった。想像付かないけど、飛行機の塗装を塗り替えるのは金がかかりそうだから、まぁわかる。

これは誰が見ても珍しいので、飛行機マニアじゃない普通の旅好きの人たちが写真を撮りまくっていた。

昔は関東から普通列車乗り継ぎで北海道まで行ってたものだけど、今では新千歳空港から普通列車で道東方面に行くのすらしんどい・・・というか、LCCのピーチ航空が女満別空港や釧路空港に就航しているので、無理して鈍行乗り継ぎするよりも、時間とお金を節約できる。

瞬きを3回くらいしただけで、一瞬で道東に着くので、イマイチ東京から遠い所に来た感じがしないのが難点。

女満別空港からは1千円払うとバスで北見駅や網走駅に行ける。空港のレンタカー窓口に直行している人が多く、空港前でレンタルバイクの受け渡しをしている人もいた。

自分はというと西女満別駅まで歩いて、そこから北見駅まで行った。バスよりも若干安い。北海道&東日本パスを明日から使う予定だったが、今日から使っても良かったかも・・・と後から少し思った。

ホテルはこの日の最安値クラスだったクラウンヒルズへ。期間限定だが夕食冷凍食品、朝食付きで普通に安くてお得でオススメ。最近の北見の定番宿になりつつある。別館も隣というだけで、朝食などと行き来する以外はそこまで不便じゃない。

0703(土)ホテルから遠軽キャンプ1泊目

朝食はクラウンヒルズの普通なビジネスホテルの朝食バイキング。

キャンプ道具は事前に遠軽のヤマトセンターに送ってあるのでJRで移動して取りに行った。1年ぶりのキャンプだ。

結構、キャンプは早くやりたくてウズウズしていて、3カ月前の4月下旬に遠軽に来た時にもキャンプ場を見ていた。しかし、4月下旬とはいえ、割と壮大に雪が降っていてキャンプできないなと思ったのであった。それで待ちに待ったのが今回なのである。

遠軽のキャンプ場に到着。ここのキャンプ場を初めて使ったのは30年近くも前のこと。小学校のキャンプ学習のような時であった。

無料なのは良いけど、年々、施設が老朽化してその改修がされる様子もない。ふるさと納税をして使用用途を「観光施設」にしているけども、道の駅など収益化できる部分に使われているようだ。自治体がやっている無料や低価格のキャンプ場でも、もう少し整備されている所が多いので、地元だけに残念である。

そして、今年はなんと仮設トイレまで省略されている。コロナ対策でキャンプ場の使用禁止ではないけど、あまり利用して欲しくないためにトイレを置かないのか、それとも予算などの都合で今年から省くことにしたのだろうか。

一応、徒歩10分くらいのところに古いトイレはあるが、夜は明かりもほぼないし、街まで折にしても最寄のトイレが使えそうな場所まで徒歩30分くらいかかる。トイレ無しのキャンプ場は普通に上級者向けな気がする。

それでもまだ使えるバーベキュー台は残っているので、日帰りの地元客が車で乗り付けてバーベキューをしていることは結構ある。昔からあるキャンプ場だけど、あまり宣伝されていることもないので、マニアックな経験値高めのキャンパーがたまに利用しているのを見るけど、ソロキャンプになることも多い。

この日は土日で天気も割と良かったので自分以外に3つくらいテントがあった。

コープでジンギスカンの肉が半額で手に入ったので久々のアウトドアジンギスカン。サロマ湖産の殻付きホタテも安く手に入ったので夢中で焼いていたけど、熱々の殻を軍手越しだけど触ってしまい、想定以上に熱くて指に火傷をしてしまった。

久々のキャンプ飯で楽しかったが、普通に酒飲みながらテンション高めで調理していると、事故や火傷をするので要注意。ちょっとした火傷で済んだからよかったけど、2~3日ジンジン痛かったし、火を使う時は気を付けよう。

あとで別記事にしようと思うけど、ミニ焚火台というものを買って使ってみた。ミニというだけあって調理はちょっとしたものしかできないけど、焚火が好きな人はキャンプ道具に加えておくと楽しいはず。

焚火は適当に小枝とか入れて眺めていたら楽しいのかなと思ったが、自分はそんなに焚火には萌えるものがなかったらしく、割とすぐに飽きてしまった。

豆炭という安い便利な炭を使ったが、なにぶん調理用としては小さすぎて、やるんたったら一人バーベキューのコンロを使った方がいいと思った。にしても、炭の跡片付けとかがあるので、どこでも気軽にとはいかない。

特に徒歩キャンパーだとゴミを含めて荷物は最小限にしないと楽しくないので、最近はゴミは持ち帰らないとならないキャンプ場が多いし、北海道の大きい駅以外はゴミ箱が撤去されているので、本当にゴミを捨てるのに苦労する。

スーパーやコンビニなんかも家庭ごみの持ち込みはルール違反だけど、こういうキャンプとかの旅人のゴミはどうなんだろう。買った店だったら許容される気もするが。

久々のキャンプ飯は楽しかったけど、指の火傷と酒飲み過ぎ(9%ストロング、日本酒1合、いも焼酎少々)でテントに入っても値付けられず。ここは森のキャンプ場だけど、風や葉っぱの音も気になるし、初日からしてイマイチ寝れずに過ごした。

0704(日)遠軽キャンプ2泊目

寝れずに朝を迎えて、朝風呂に行こうと始発列車で生田原のノースキングへ。

2年くらい前は朝風呂300円だったが400円に値上げしていた。日中は500円から600円の値上げ。以前は違った気がするがリンスインシャンプーになっていたのも残念。

生田原の駅は立派だからというのもあるけど、なんでだか車で旅している中高年の夫婦とかに話しかけられることが多い。「ここは何郡?」「これは駅?」とかの話だが、隣町で地元っちゃ地元みたいなものだけど、自分はそんなに地元の人に見えるのかと。

軽く北見の街に出かけてみたのはいいものの、値付けられず徹夜なので眠いのなんの。眠くて楽しめないので、適当に遠軽に戻ることに。みんなもキャンプ旅する時は、あらゆる手段を使ってちゃんと寝るようにしよう。大事なのは焚火や飯作りだけではない。

食料を調達しに街に出るとDZマートという業務スーパー的なところで上のブレブレ写真のような懐かしの~ジンギスカンというのを発見。本州では見たことないタイプで、3パックで500円くらい安いのなんの。本州で売ってるジンギスカンは3パックで千円くらいが普通だから、ジンギスカンを日常的に食べるなら北海道しか有り得ない。

味は普通に旨くて、期待していたほど濃厚なマトン感はないけど、旨いから問題ない。

ちなみに他の人のジンギスカンはよく知らないけど、自分流としてはジンギスカンの肉、モヤシ、うどんが昔から定番で、気分で木綿豆腐を入れる。それ以外の野菜は気分によるけど基本的にそんなに入れることはない。

せっかくなので焚火台でベーコンを焼いてみたり、スモークを作ってみようとしたが、イマイチいい感じにできず。スモーク料理はキマれば美味しいが難易度が高い。

この日は天気が微妙で調理を終えたくらいから夜にかけて雨っぽくなった。途中までバーベキューの人はいたが、他のキャンパーも全員帰ってしまいソロキャンプに。さすがに徹夜明けなのでキャンプとしては長めに5時間くらいは眠れた。

にしても3時くらいから明るくなって鳥が鳴いたりするから、6時とか7時くらいまで寝れた試しはない。

0705(月) 女満別キャンプ

正直、キャンプ1日目が寝れなくてキャンプがイマイチに思えて、キャンプからホテル泊に切り替えようとも思ったけど、せっかくだからキャンプを続行することにした。夏場の北海道はホテルが高いから何とかして欲しい。

ずっと遠軽にいるのも味気ないので、早々にテントを撤収し、始発列車で女満別に向かった。女満別駅のすぐ裏のキャンプ場が目的地。

自分的なベストポジションを確保。ここのキャンプ場は地元の人に人気なので、夏休みシーズンやお盆休みなんかはテントで埋め尽くされるので、網走湖に近い位置なんかは絶対にテントを張れない。微妙にシーズンを外した方が幸せ。

この場所は1泊300円の木陰などがあるフリーサイトだが、東側の少し奥まった場所に区画割された無料の野営場がある。受付で「どっちにします?」と聞かれたが、年に1度来れるかどうかだし、区画制は嫌いなので300円払ってフリーなのを選んだ。

以前はゴミ袋を買うとゴミ回収してくれたが、今年から持ち帰り制だという。まぁ仕方がない。

テントを設営したら網走散策に出かけた。

2年前に来た時はあまり虫がいなかった気がするけど、今年は羽虫みたいのが割といっぱいいた。ここの微妙な所はトイレと水場は良いが、調理場が少し困ることだろうか。雨っぽかったので外食にしたけど、キャンプ飯に飽きたら網走とかに出かけて外食するのもいいかもね。

近隣の日帰り温泉は、駅前のところはコロナで休館していたものの、美肌の湯という施設は営業していた。440円だかで銭湯扱いのため、シャンプーやボディソープの類がないのが微妙。個人的には銭湯扱いじゃなくてもいいが、500円くらいにしてもいいので設置して欲しいけど。緊急用の小さい石鹸とシャンプーしか持ち歩いていないし。

0706(火) 厚岸キャンプ

女満別のキャンプ場は2泊するか迷っていた。しかし、遠軽など前半が微妙だったこともあり、好きな釧路地区に早く行きたいという気持ちが強く、1泊で女満別を後にすることにした。

始発列車で女満別から釧路に向かうと、網走乗り換えで昼頃には釧路に到着できる。

ここで色々なパターンを考えた。キャンプ地の選定である。かや沼無き今となっては、塘路のキャンプ場が浮かぶのだが、別記事にも書いたけども、いかんせん釧網本線の本数が少なくて街に出るのが大変なのである。食料も事前に買わないとならない場合もあるし、手軽じゃない。

そこで、厚岸の筑紫恋キャンプ場を目指すことにした。せっかくだから、新しいことにも挑戦しなくちゃね。

釧路駅まで列車を乗ると乗り換えできないので、手前の東釧路で根室行きに乗り換えた。感覚的には釧路駅で乗り換えできそうなものだけど、時刻表的には東根室なのである。幸い、日中だから空いていたので問題なかった。

厚岸に到着。キャンプ場までの道のりなどは別記事に書いたので省略。

テントを設営したらコンキリエでザンカキ定食を食べた。遠軽でジンギスカンを4連食したので、いまさらジンギスカンを食べる気もしないし、基本的に私のキャンプ飯のレパートリーはジンギスカンしかないのである。他の料理は作れない。

コンキリエからの帰り道は雨がちだった。持ってきたレインスーツが役に立つけど、4キロくらいは歩くので下半身や靴が濡れてしまう。靴が濡れてしまうのは嫌だなぁ。こう雨勝ちだと洗濯や乾かしたりもできないし、不快指数が上がってしまう。

雨で霧っぽい本厚岸の商店街はどことなくペルソナ4の八十稲羽の商店街を連想してしまった。今でも昔ながらの商店街が機能しているのはなんか不思議な感じがする。チェーン店だとセイコーマートが1軒あるくらいだしね。

0707(水) 厚岸キャンプ2泊目

この筑紫恋キャンプ場は連泊でも、その日その日に清算しないとならないので、朝7時過ぎに220円を払いに行く。長期で浮浪者みたいな人がいつくのを防ぐためだろうか。まぁ、昨日と同じおじさんなので話は早い。

海を少し見てから10時頃の列車で釧路市内に向かう。雨がちだしキャンプ場との行き来が大変なので、本当はホテルが安かったら釧路に泊りたかった。

逆にそのぶんの浮いたお金(ということにする)で釧路グルメを堪能した。

厚岸への帰りは19時前の根室行きに乗ったが、厚岸の高校生でいっぱい。マナーも悪くて不快指数は高い。ほとんど高校の教室をそのまま列車で再現した感じ。高校の定員が少ないのか、進学校とかの都合なのか知らないけど、厚岸は釧路に通う高校生が多いのか。

厚岸に着いたら着いたらで、割と真っ暗だし、イオンで買い物しようと思ったが20時で閉店していた。イオンは遅くまでやっているイメージだったが、それはあくまでイメージの話だった。

雨がちだしキャンプ場が遠く感じたけど、せっかくなので本厚岸のセイコーマートで酒とガラナと翌朝のカレー麺を買った。

0708(木) 根室→釧路ホテル宿泊

翌朝、何かの影響でキャンプでカレー麺を食べるのが定番になりつつあるが、雨が止めばいいなぁと思いながら食べた。キャンプ場で食べるカレー麺は旨い。

霧雨っぽいがテントを撤収して、とりあえず厚岸大橋の向こうのセブンイレブンを目指してキャンプ道具は発送しよう。結構重くて辛い距離だ。クロネコヤマトのスマホアプリで伝票的なものを入力できるので楽になった。

セブンイレブンに辿り着いてミッション完了。ただ、3日分の体力を使い果たした。しばらく呆然とする。

時間的には8時40分くらいで、事前に釧路のホテルを予約してあるし、今日も釧路で過ごすことも考えていたが、せっかくだから9時過ぎの列車で根室に向かうことにした。

根室では定番のエビエスカロップを食べて買い物をして釧路に戻った。

釧路グルメは前日に定番的なものは全部食べてあるので、インデアンのカレーだけにした。

0709(金) 釧路空港→帰路へ

久々にホテルの快適なベッドで寝た。

雨でまともに洗濯すらできなかったので、最低限の洗い物なんかもしてリフレッシュ。本当はもう少し釧路にいたかったが、ピーチ便もコロナで減便していて、1日1便なのか0便の日もあって、今日帰るしかないという非情な現実があった。

しかも、12時頃の便なので10時には釧路から空港行のバスに乗らなくてはいけない。

せっかくだからギリギリまで釧路を堪能しようと和商市場で勝手丼と厚岸産の焼き牡蠣を注文。180円+焼き代100円で、牡蠣は牡蠣フライ派な自分にしては意外となかなか旨いと思った。3つくらい食べたいくらいに思った。

今回の旅行で思ったのは次のようなこと。

久々のキャンプは寝られなかったり、酒飲み過ぎたり、火の扱いには注意ということ。アウトドアは事故やは危険と隣り合わせだということ。旅行を楽しくするのにも心の持ち方や事前準備は大切で、ゆったり過ごすならホテルの方が楽だよね、というのも思った。

旅モノ

【コスパ良好な穴場】北海道厚岸町の筑紫恋キャンプ場に徒歩キャンパーとして行ってきたぞ

広~い“キャンプ場村”の中心部付近。ソロキャンプで宝の持ち腐れだったけど

JR厚岸駅からギリギリ歩けなくもない北海道厚岸町の筑紫恋キャンプ場に行ってきたぞ。

大人一泊フリーサイト220円ながらゴージャスな作りと、エゾシカやヒグマなど野生動物いっぱいのしっとりしたキャンプ場であった。

釧路に通える有望な格安キャンプ場

釧路駅まで50分くらい。朝夕は混みあうので注意

筑紫恋キャンプ場を利用しようと考えたのは、2021年現在においては、釧路市内に行き来するのに最も近くて安いキャンプ場だからである。そう、夏でも気温が低い釧路は夏場のホテル代が異様に高いのだ。何でもないボロホテルでも一泊4千円以上もすることもザラ。

それで黒氏に通えるキャンプ地が必要だったのである。

一応、釧路市内の外れにもオートキャンプ場的な施設はあるのだが、徒歩で訪れるのが無理な距離だし、値段も1泊千円以上と貧乏キャンパーには高すぎるから無理。

かや沼のキャンプ場の今昔

釧網本線の車窓から、かつてのキャンプ場付近

釧路近郊のキャンプ場としては、以前は茅沼駅付近にシラルトロ湖キャンプ場があった。

しかし、人里離れた交通不便な場所だけに隣接する憩の家かや沼(日帰り温泉、宿泊、食事もできて地上最後の楽園だった)とともに閉鎖してしまった。塘路駅付近の徒歩圏にも同じ標茶町が運営するキャンプ場があるが、いかんせん、釧網本線は本数が少な過ぎて釧路市内に出るためのベースキャンプとしては使いにくい。

釧網本線は時間帯によっては5時間くらい列車感覚があるからだ。

ちょっと街に買い出ししてくるぜ・・・というわけにはいかない。微妙に観光地で高齢者の団体ツアーなんかが訪れるのだが、塘路駅近辺にキャンプの食料を調達できる店は存在しないため、徒歩では利用しづらい。そんな塘路のキャンプ場も一度利用したことはあるが、徒歩利用では「陸の孤島」とも言えるキャンプ場でもあったのだ。

その点、厚岸というか、根室本線の釧路~厚岸(愛称・花咲線)は釧網本線に比べると多少利便性が高い。2時間に1本くらいのペースで列車があるからだ。但し、朝や夕方の列車は通学の高校生びっしりなので腰を抜かさないように。

駅から歩くだけで旅人感が沸き上がる

駅からは少し遠いけど、逆に旅人感があり、その手の旅行をしている人には好まれるかも。毎年行くのはキツいけど、たまに行ってもいい気がした。

以下に軽く道順を示す。

厚岸産の牡蠣が買えるエーウロコ

まずは厚岸駅を出たらエーウロコを目指そう。キャンプ場に着いたらバーベキュー的なものをやりたい場合は、ここで食材を調達しても良い。歩いて戻ってくるのは結構大変なので。

厚岸大橋で厚岸湾を渡る

エーウロコを右折して街のシンボルとも言える厚岸大橋を渡る。1972年に開通。それ以前は厚岸フェリーという船で行き来していたという。

地図を見たらわかるが厚岸周辺の地形は複雑で、東京湾的というか陸続きではあるものの、厚岸大橋を使わずに陸路で“向こう側”に行こうとすると、とても徒歩では無理な大変な遠回りになる。

厚岸駅側の街を湖北地区と言って、厚岸大橋の向こうは湖南地区と言うらしい。

スーパーで食材を買いたい場合は、橋を渡る前に付近のフクハラで買い物を済ますとよい。セブンイレブンもここにあるので、キャンプ道具の発送などができる。日帰り入浴のできる施設も同様に橋を渡る前の湖北地区にある。

昔ながらの商店街。コンビニのセイコーマートもある

橋を渡ると基本的にしばらく一直線に歩く。昔ながらの商店街が小気味いい。キャンプ場最寄(約3Km)のコンビニとしてセイコーマートがある。

厚岸の歴史について細かく学ぶ時間がなかったが、“本厚岸”という地名からして昔から栄えていた古くからの厚岸本来の街だと伺える。北海道が“北海道”として開拓される以前から続く街並みであろう。お寺など古い文化財もあるので興味と時間がある人は調べて訪れてみよう。

途中、楽天トラベルやじゃらんでもよく見る「鈴木旅館」の実物を見かけて感動。検索でよく出てくるが泊ったことはない。

商店街を超えるとネイチャーな感じになる

商店街が終わるくらいになるとキャンプ場を示す標識が所々にあるので、ちゃんと見てれば迷わずに行ける。段々と細道になって人や車と遭遇しなくなるが、一応、街灯はある。ただ、キャンプ場付近は該当もまばらなので、夜は懐中電灯の類はあった方が良い。

クマにビビってたら北海道でキャンプできないけど注意はしよう

朽ち果てたくしろバスの車両はなんなんだろう

キャンプ場は刑務所的(?)な囲いがあるのが特徴

徒歩で向かうとキャンプ場が見えてきても囲いがあるので、入り口まで回り込む必要がある。

まぁ、普通は車かバイクか自転車で訪れると便利な立地。近隣にバス路線はなく、最寄の昔ながらの商店街にはバス店があったが、それでも2Kmくらいはある。厚岸駅から歩いて訪れる場合は片道5Kmくらいなイメージ。厚岸大橋を渡って対岸に出て、昔ながらの商店街を抜けて、さらに山沿いに海の手前まで歩き切るイメージだ。

受付時間はキャンプ場としては長く、朝の7時~21時まで管理人のおじさんが常駐する。

地図で言うとこんな感じだ。付近は民家もあるし、電波(ドコモ)も問題ないので、そのへんは心配ない。

実は商店街まではバスもある

鉄道+徒歩がテーマなので詳細は省くが、実はキャンプ場への細道に入る前の国泰寺というところまでは、厚岸駅どころか釧路まで(から)バスがある。

時間や色々な都合でバスに乗った方が良い場合は知っておくと良いかもしれない。本数はそんなにないが「国泰寺線」と検索すると詳細がわかる。

食料調達と入浴は厚岸市街で出来る

立派な炊事場もあるのでちゃんとした料理も可能だ

筑紫恋キャンプ場から徒歩圏内にスーパーやコンビニ、飲食店、日帰り入浴できる施設が複数存在すること。これは徒歩キャンパーにとって重要だ。テントを設営してから街に買い出しに行ったり自在に計画を立てることができる。筑紫恋キャンプ場は徒歩キャンパーに利便性が高いのだ。

ただ、街まで3~4kmあるので結構ガチだけど。

囲いは予算に余裕があったから?

団体とか林間学校的なやつにも使われるのだろうか

キャンプのフリーサイトは非常に広い。

刑務所のような囲いがあり、テントは基本的にどこに張っても良いと言われた。炊事場付近が人気があるが、柔らかめの草地や、ちょっとした木陰も選べる。

10分くらい歩くと地元の漁港的なところに出る。店などはない

徒歩10分くらいのところに海はあるけど、ロケーションとしては山のキャンプ場である。北海道のキャンプシーズンは海や湖の見えるところや無料のキャンプ場は混みあう傾向があるが、ここは穴場なので基本的には閑散としている。

筆者が訪れた時は天気が霧雨気味だったので、1泊目は車キャンパーが2組、2泊目はソロキャンプだった。山の中の草原に一人って感じである。熊除けになってくれる人がいないので少し寂しいが、慣れていればなんでもない。

付近はもちろん、キャンプ場の中にもシカが行き来する

エゾシカの群れが常にいるような場所だし、割と最近ヒグマが出没したという看板もあった。全体に囲いがあるわけではないので、テントのすぐ近くまで動物が来る場合もある。

炊事場や水洗トイレも完備

立派なトイレもあり。夜は電灯が付かず真っ暗だったけど

1泊220円とほぼ無料だが、無料施設では有り得ないくらい設備は充実している。

炊事場やバーベキューコンロも沢山あるし、トイレも洋式の水洗トイレが沢山あった。但し、照明のスイッチが見当たらなくて、おそらく自動センサータイプなのだろうが夜間は真っ暗だった。

厚岸町内や釧路市内に日帰り入浴施設は沢山あるので、利用しなかったが300円ちょっとでシャワーも利用できるし、洗濯機もあるらしい。いずれも管理人さんを仲介するので、利用時間は管理人さんがいる時だけだと思う。

今どき珍しく(?)ゴミ回収もしてくれる

最近は有料のキャンプ場でもゴミは持ち帰ってくれという所もあるけど、ここはゴミの受け入れが無料。ツーリングとかで遠隔地からキャンプに来ている場合は、ゴミを持ち帰ってくれと言われても捨て場所に困る場合があるが、キャンプ場で捨てられるのは今どきありがたい。

自分の地元には自治体がやっている無料キャンプ場があるが、年々、設備が悪くなっていって今では仮設トイレすら置いてくれなくなったので見習って欲しい。

キャンプ場があれば街で食材を買ったり、お金が落ちるものである。キャンパー同士でも口コミで評判は広がるし、投資効果はあると思うのだが。

連泊でも1泊ずつ清算するスタイル

フリーサイトで好きな場所選べるのはいいね

特に事前予約などは必要ないが、連泊する場合も必ず当日に1泊分ずつ払うルールだった。前もって払うのはダメらしかった。

夏場の北海道だと1つのキャンプ場に長々と滞在する人もいるが、長期滞在というよりは基本的に1泊か2泊程度の利用を想定しているのかもしれない。

厚岸はもちろん、釧路や根室に比較的通いやすいキャンプ場ではあるので、少しガチな徒歩キャンパーは訪れてみると良いだろう。少し遠いし、ある種の覚悟は必要だけど。

旅モノ

【沖縄】那覇から日帰りできる離島「阿嘉島」に行ってきたぞ

スマホの広角系レンズでも入りきらないくらいのフェリー

沖縄県の那覇から日帰りもできる離島「阿嘉島(あかじま)」に行ってきたぞ。

世界的にも海が綺麗なことで知られている慶良間諸島の一つであり、那覇近郊にはない天然のビーチがある。

数少ない那覇から日帰り観光できる離島

港から割と近い場所にある展望台から

沖縄には有人島だけでも40近くもあるが、意外と気軽に非狩りできる島は限られている。

最も現実的に日帰りしやすいのは、阿嘉島のすぐ手前にある渡嘉敷島だ。フェリー往復で3千円ちょっとで、5時間近く島に滞在できる。渡嘉敷島もよかったが、1年くらい前に行ったことがあるので、今回は捻りを効かせて阿嘉島にしたのだ。

阿嘉島は座間見村に属しているので、フェリー座間見に乗る。同じフェリーで阿嘉島を経由して、その先の座間見島にも行くので阿嘉島が目的地の場合は途中で降りる。どっちも運賃は同じで往復4千円ちょっと。

より大きそうな座間見島じゃなくて阿嘉島を選んだのは、フェリーが先に到着して、帰りのフェリーも遅いので、より長く滞在できるから。座間見だと実質2時間半くらいしか滞在できないが、阿嘉島なら実質3時間以上は滞在できる。この差は大きい。

阿嘉島と座間見島の行き来は300円で出来るが、時間的に難しいので阿嘉島だけにした。

隠し設定だと、昔の仕事で知り合った先輩が「阿嘉島がオススメ」と沖縄の話をした時に言われたのもあった。仕事で沖縄にしばらく住んだこともある人だったので、オススメの信憑性は高いと思った。

とは言っても日帰りする人は少ない

港近辺の集落を歩いている様子

日帰りできるとは言っても、仕事の用事とか地元の人以外の普通の観光客だと、民宿などに宿泊する人が大半っぽい。港に到着するなり民宿の人が迎えに来たり、帰りのフェリーの方が客が多かったからそう言える。

赤島は人口200人くらいの島なので、セブンイレブンやサイゼリアはないし、宿泊するとしたら民宿だ。個人経営のような小さい民宿に泊まることになる。今回は日帰りがテーマだし、離島の宿泊先は高いし、民宿が苦手意識あるのでパスした。あくまで日帰りである。

港の近くに色々あるのが利点

港近辺の中心市街地とビーチ

個人的に行ったことのある離島だと、その半分くらいは車やバイク、自転車の足がないと、港の近くには何にもないパターンが多い。北海道の利尻島、礼文島なんかはそうだし、新潟の佐渡島も割と観光名所は足がないとアクセス厳しい。

沖縄の離島はどうかというと、石垣島近辺の小さい離島は歩いて回れるくらいの面積の島もあって、そういうところは徒歩でも問題ない。でも、渡嘉敷島に行った時は港の近くには住宅街が少しあるだけで、ビーチだとか海が見れる場所は峠道みたいのを割と歩かないとならなかった。

そういったものに比べると阿嘉島は実に徒歩派に便利だ。

港の近くにビーチがあるし、展望台も徒歩20分くらいで行ける。沖縄本島の人工ビーチしか見たことがない人なら、ヤドカリが沢山いてサンゴ砂が広がる天然ビーチに感動するはずだ。半年くらい見ていなくても感動するはず。

阿嘉島、座間見島の英雄「シロ像」

意味ありげな犬の像

全然知らなかったが、阿嘉島や座間見島には英雄的な人物がいる。それがシロという犬だ。

港を出ると正面に構えているくらいに島の象徴となっている。裏側に説明書きがあるが、それによると恋人のマリリンに会うために座間見島まで海を泳いで渡ったという愛の象徴なのだという。

この様子は『マリリンに逢いたい』というタイトルで映画化もされている。阿嘉島の有名人と行ったところだろう。人じゃなくて犬なのがあれだけど。

飲食物は持ち込んだ方が良いかも

阿嘉大橋を渡れば隣の慶留間島にも行ける(徒歩、自転車もOK)

滞在時間とフェリーの時間を合わせても6時間くらいの旅だから飢え死にすることはないが、島に飲食店や飲食物を気軽に買える場所は少ないと思った方がよい。もちろん、200人以上住んでいる島なので商店はあるが、全国チェーン的なコンビニとかスーパーはないし、飲食店も観光客向けのようなのしかない。

現地のフェリー乗り場にも売店はないので、限られた時間で散策するなら軽い飲食物は持参した方が良いかもしない。

余談 コロナ緊急事態宣言中の様子

不要不急の旅行を楽しむ人たちでいっぱい

あとになったらコロナも笑い話になるのかもしれないが、訪れたのはコロナで沖縄が緊急事態宣言のとき。

そんな時に旅行している人はいるのかと自粛推進派は思うかも知れないが、特に帰りのフェリーは人でいっぱいだった。フェリー乗船で並ぶ中高年の女性グループなんかは「緊急事態宣言のおかげでスカイマークが便の変更手数料が無料でラッキーだった」とか言っていたけど、気にしている人なんて誰一人いなかった。その変更無料はそういう意味ではねぇ!と思いつつも、自分もスルーしているので言えた口ではないけど。

自粛推進派には想像しがたいかもしれぬが、不要不急の旅行を楽しんでいる人たちでいっぱいだった。