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【ネタばれレビュー】アイドル系王道RPG?! PS4「オメガクインテット」を一旦挫折→ノーマルEDクリア

2014年のPS4初期に発売されたアイドル系RPG「オメガクインテット」をプレイした。リアル店舗でもネットでも中古で総額1千円前後で買える。

アイドルもの×RPGということで斬新に思えたし、アイマスキャラでそういうゲームが出ればなぁ、なんて願望があったので買ったのだが、結論から言うと、アイドル要素はその当時のアイドル系コンテンツの流行りで、オマケ程度にくっつけてRPGにしました、というようなものであった。

辛口で独断と偏見だし、ストーリー以外のネタバレも含むので人によっては閲覧注意。

ゲームシステムは劣化アトリエかネプテューヌ

開発元がネプテューヌシリーズの会社だから、全体的にPS3などのネプテューヌの雰囲気、システムが感じられる。ミッションやお使いクエストをクリアしつつ、イベントを見てストーリーを進めて行くタイプだ。このへんは100%ネプテューヌ。

オメガクインテットの場合、王道系RPGなどと説明されることもあるが、キャラのステータスや成長は独自要素、独自システムだらけ。なんとなくやってると、「〇〇のスキルを戦中に使え」というようなクエストがいくつもあり、それがメインストーリーを進めるのに必須と来たもんだから、大抵の人はそのたびに面倒な組み合わせ技のシステムを覚えたり、レベル上げなどをしないとならない。

しかも、なかなか溜まらない経験値(SP)や、単調で長い戦闘を繰り返さないとならないので、ストーリーや戦闘がサクサク進むRPGが好きな人には全く進められない。

アトリエシリーズでの素材集めや調合的なシステムもあり、それがメインストーリーを進めるのに重要だったりする。どうでも良さそうに見えるお使いクエストが実はメインストーリーを進めるのに必要な技を習得するカギになってたり、なんだか面倒過ぎるRPG。

通常攻撃が使い物にならない

よく「物理で殴れ」みたいなゲームもあるが、オメガクインテッドの場合は最序盤以外では通常攻撃はほとんど意味をなさない。上述のスペシャル技みたいなやつを、そのへんのザコ敵含めて使っていかないとならない。すぐに技を使うためのSPが枯渇するので、技→SP回復が基本の戦い方になりがち。

一部の戦闘のエフェクトでBGMがアイドルの歌になったりするのだが、ここまで単調で面倒な戦闘ばかりだと耳にも入ってこなくなる。

グラフィックはPS3程度、移動や戦闘がもっさり

ライブ映像もRPG部分もグラフィックはPS4というよりはPS3でもできそうなレベル。ライブ映像などのキャラのCGはいまいち可愛くないし、衣装を買ったりするのに素材集めたりなんやらで、やたら苦労する。

アイマスシリーズだったら、ライブを充実させるために頑張って衣装集めたりするけど、その発想を制作者たちは持ち込んだのだろうか? 悪いけど、こんなレベルのライブ映像とキャラでは、クソ面倒な作業を繰り返すモチベーションにはならなかった。

難解でお使い系RPGが好きでキャラ好きなら一応おすすめ

アイマスとかを想像して、アイドル系RPGとして買うのは全く進めない。ライブ映像や楽曲についても、まだドリームクラブとかの方が上だと思う。

そんなでも、難解なシステムや面倒な作業系RPGを何十時間もかけてプレイするのが好き、という人には安いし一応オススメはできる。自分は中盤くらいまで頑張ってプレイしたが、クッソ面倒なお使いクエストが出てきて、モチベーションがゼロになってしまったので投げ出したが。ダンジョンでいちいち通行止め解除するスキルとか面倒過ぎるわ・・・。

追記 その後、一応ノーマルEDクリアしましたw

諦めたという記事を書いてなんだけど、その後、わりと終盤に差し掛かっていることが攻略サイトを見てわかったので、根性でノーマルEDクリアはした。ただ真EDはがくーんと作業量(あえて作業という表現)が増大するので、時間の無駄と判断してプレイしない予定。

ノーマルEDのラスボスはマップ入って30秒くらいのところにいるし、普通のレベルで5分くらいで倒せるし適当すぎるw というか、バッドエンドに近いようなものなんだろうけど、真EDクリアしないとモモカ加入しないとかクソゲー過ぎる。

衣装とかゲーム内通貨だけど高すぎるし、全然集められなかった。ライブ映像はPS4にしては凄いショボイね。PS3でもこれよりずっといいの作ってる会社もあるから、メーカーの能力の差だろう。

ところどころパラメーターなどにバグがあったり、マップが見づらくて湾岸プラントとか鬱になりそうだった。アイドルもの謳っててPS4なのにライブ映像や曲がショボ過ぎるのは、個人的にはクソゲー扱い。

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Windows10で『となりに彼女のいる幸せ ~Two Farce~』が起動できない場合の対処法

Windows10で『となりに彼女のいる幸せ ~Two Farce~』をインストールでエラーが出たり、インストールしたはずなのに起動できない時の対処法のメモ。

ちなみに『となりに彼女のいる幸せ ~Two Farce~』はPS4版はギャルゲーで、Windows版はR18でたぶん内容が違う。元々ライトなゲーム性だし、ライトに遊びたい人はPS4版でもいいのかしらん。

原因→ Windowsセキュリティがウイルスと誤認識している

調べてみたら単純で、このゲームの関連ファイルがウイルスだと思われて、ごっそり削除されてしまうらしい。

ウイルス対策ソフトみたいのを別途買って入れていなくてもWindows10はウイルス対策機能があるのだが、タスクバー右側あたりのそれっぽいアイコン(適当w)を右クリックして、ウイネスと驚異の防止みたいな項目を調べてみよう。

ばっちりウイルス扱いされているので、許可するような設定にする。他のウイルス対策ソフトを使っている場合でも同様。

でも、有料の商業ゲームが誤認識されるってどうよ?

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【名作】かまいたちの夜を久々にやったけれど今の時代でも面白すぎる

スーパーファミコンの「かまいちの夜」という名作サウンドノベルを知っているだろうか? スーパーファミコン後期の1994年11月25日に出た、小説を読み進めて行くようなジャンル、サウンドノベルの代表作とも言えるゲームである。

今30~40歳くらいの人なら小学生高学年や中学生くらいの時にプレイしたことがあるかもしれない。何しろ、SFC版だけで約75万本売れたヒット作だ。

ストーリーや演出は今やってる全く色褪せてない

犯人当てなど推理小説がベースのゲームなので、さすがにネタバレはしないが、当時としてはもちろん、26年経った今でも演出が色あせているようには見えない。

実在するペンションの実写に紫色のシルエットで表現された登場人物や、ニュース番組などでもよく使われているBGMや効果音、猫が動いたりするアニメーションなど、ほんとによく出来ている。

ストーリーもよくできていて、序盤は観光地的なほんわかした演出で、サスペンスものながら時折ギャグがあり、エンターテインメントとしても優れている。

ゲームとしてはテキストを読み進めて選択肢を選ぶだけの単純な操作ではあるが、前後文章などで巧妙に犯人やトリックがわかりづらくなっていて、事件解決の難易度ははっきり言って高い。

初回プレイでは普通の人には犯人を当てるのが難しいので、連続殺人で皆殺しにされてバッドエンドになるのが定番コース。しかし、段々と犯人が絞られてくるようになる。犯人の名前を入力するのは当時としても今としても斬新。早い段階で犯人を突き止めることも可能で、多数のサブストーリーが用意されているのもポイント高し。

今やるならオススメは初代PS版

SFCでヒットしてから、その後は初代プレステや携帯機などに移植されている。

今やるんだったらチャート機能が搭載されて遊びやすくなっているプレステ版がオススメ。初代PSは実機がなくてもPS3で遊ぶことができるほか、課金環境があればダウンロード版でもプレイすることもできる。

続編も出ているが・・・

かまいたちの夜のヒット以降、2や3などの続編にあたる作品も出ているが、内容的には賛否両論と言える。

ハリウッド映画などでもそうだが、初代を超えるのは難しいらしく、演出やストーリーなども個人的には初代がやはり素晴らしいと思う。

PS3のは初代風のリメイク?

関連作品の中でも、初代を彷彿させるのがPS3のこちらのゲーム。

岩手県の遠野のペンションが舞台となり、推理部分などが初代に近いものがある。初代に比べるとトリック(?)がわかりやすく、少し薄味ではあるかもしれないが、推理物に慣れていない人でも楽しめる内容となっている。