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198円(税抜)だけど大満足な『コープ名物! 鉄板キャベツ焼き』は北海道の珍名物になるか!?

コープ名物というかコープさっぽろ。すなわち北海道のコープで去年くらいから売られているキャベツ焼きの紹介。

198円(税抜)だけど大満足な一品

スーパーの総菜コーナーで売られているお好み焼きはイマイチなことが多い。どうしても作り置きだからしっとりしてしまい、レンジアブしてもイマイチなのだ。

しかし、このキャベツ焼きは中身の具がキャベツと玉子とシンプル。広島風お好み焼きの如く小麦粉で包んでソースと削り節とマヨネーズというシンプルさもあって、出来立てで買えると特に美味しい。

売られている店舗は全道だと思うけど

コープさっぽろは全道で展開しているので、全道のコープで売られている可能性はある。

札幌市内のコープでも道東オホーツクのコープでも見たことがあるが、時間帯や日によっては全く売られていない時もあって、近所に住んでいないと狙って買うのは難しかったりする。

地域や店舗によって人気のあるなしもあるだろうし、小さいコープより大きいコープの方が売られている可能性は高い。

コープと言う謎組織

個人的には北海道の田舎で育ったので小さい頃は街で一番大きい店と言えばコープだった。コープというより生協という方が街では通りが良かった。街のド真ん中にあるのがコープだった。街で2F建ての店というのもコープだけだった。

ところが、大人になって街を出て都会に行くとコープの存在感は小さくなる。生協というだけあって、営利目的で商売しているイオンとかそのへんのスーパーとは似ているようで元々の赴きが違うのだ。

実際はそうでもないかもしれないが、都会より田舎の方がコープの存在感は大きい。特に北海道はコープの存在が大きいような気がする。田舎の方の店舗だと買い物する時に組合員かどうか確認されたりするし、現状住んでいる場所にはコープなんてほとんどないから組合員になる気はないのだけど、よくわからない組織という感じもしなくはない。

NHKとかNPO法人とかと一緒ではないと思うけど、総菜なんかの商品力はイオンとかと同程度の能力があるので普通に株式会社にすればいいんじゃないかと思うけど、世の中、そう単純な仕組みでもないらしい。コープは昔から身近な割に今でも謎組織だ。

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やきそば弁当~旨コクあんかけ風~を怖いもの見たさで食べてみた感想

何かと亜種が多いやきそば弁当

北海道を代表するご当地インスタント焼きそばと言えば、東洋水産の焼きそば弁当シリーズ。

シリーズと書いたのは、期間限定のものと定番系を含めて、その亜種が異様に近年多いから。筆者が子供の頃の30年以上前からあるスタンダードなものが一番旨いのだけど、旅行で北海道に行くと何かしら新しい亜種が売っているわけで気になってしまうのであった。

あんかけ焼きそばは地雷?

あんかけ焼きそばという料理があるが、個人的には焼きそばにあんかけはないだろうと思う。食べたこともなかった。長崎の皿うどん的な、九州の方の料理っていうイメージがあるが、北海道では小樽のご当地料理らしい。

いや、全然知らんかったがな。

Wikipediaを引用すると『昭和30年代より小樽市内に広まり、令和期まで小樽市民に愛好されている[1]。2010年代以降には過疎の進む小樽市のPRのため、市民団体により精力的な普及活動が行われており、ご当地グルメとして話題になっている』なんだそうだ。

小樽が札幌の隣でありながらも過疎っているのはわかるし、観光客向けのボッタくり飲食店の多さから観光客にも微妙になっているのは定期的に行くので肌感覚でわかる。でも、あんかけ焼きそばの街だっていうのは全然知らなかったな。

あんかけ焼きそばのインスタント麺とはいかに

そんなわけで、あんかけ焼きそばと縁のなかった筆者が初めて食すのがやきそば弁当になったあんかけ焼きそばである。

実は2020年の夏くらいにも「小樽あんかけ風」という名前で売られているのを見ていたがスルーしていた。小樽が外されて2回目の登場なのだろう。なぜ小樽はハシゴを外されたのだろうか。味が別物だったのかは知らない。

作り方はパッケージでも口うるさく書かれているが、中華スープは付いていなくて、湯切りをした後にお湯を足してあんかけのアンを作る。お湯が普通より多めにいるし、インスタントの割に一手間かかるわけだ。

さっそく食べてみるけど、インスタントじゃないあんかけ焼きそばを食べたことがないけど、普通にやっぱりまずい・・・。個人の好みだろうから、あんかけ焼きそばが好きな人なら評価が変わるかもしれないけど、とろっとしたアンが焼きそばにかかっている時点で個人的には有り得ない味だった。

シメのラーメン的に他のまともなものを食べてからこれを投入したからというのもあるけど、空腹は最高の調味料というから、空腹のときに食べたらまだ食べれた味だったかもとも思う。

教訓はやきそば弁当はスタンダードに勝るものはない! 亜種でリピしようと思ったものが一つもないもの。

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テキーラはまずい酒なのか? 人生で初めてテキーラを飲んで考えてみた

テキーラと塩、ライムのイメージ

普段は日本酒、ビール、泡盛、ウイスキー、焼酎、缶酎ハイの類などを飲んでいるが、たまには飲んだことない世界の酒にも挑戦してみたい! と無性に思い、地球の裏側あたりにあるメキシコらへんでよく飲まれているはずのテキーラの小瓶を買ってみた。

銘柄はよくわからんので、一番メジャーらしいホセ・クエルボ エスペシャル(Jose Cuervo Especial)というハーフサイズボトルを買ってみた。

テキーラの原料はリュウゼツランという植物

個人的には日本在住なので見たことはないが、テキーラはメキシコらへんでメジャーな多肉植物であるリュウゼツラン(アガベとも)という植物が原料だ。

日本人に馴染み深い日本酒は米から作られるし芋焼酎は薩摩芋から作られるが、酒というは基本的に原料の風味が生かされることになる。このリュウゼツランというサボテンやアロエみたいな植物が原料というだけあって、テキーラの味は飲む前までは想像しがたいものであった。

第一印象はまずい!

テキーラは塩とライムと一緒に楽しむのがメキシコでは正統な飲み方というが、とりあえずウイスキーライクにロックで飲んでみた。

初めて飲む初心者の感想としては「・・・ん? 不味い」だった。色もアルコール度数も大体ウイスキーなので、ウイスキーみたいな味を想像していたが、意外と植物の青臭い匂いがあり、後味が日本の芋焼酎にも近いように思った。

塩とライムというのは、この草原のような味(?)と半端な芋焼酎のような後味を消すためにあるのかもしれないと思った。いや、それとも何回か飲んでいるとこれが美味しく感じるのかもしれないし、メキシコ料理みたいな激辛料理と一緒に食べるとバランスが取れるのかな・・・とか考えてしまった。

ドンキには売ってたがイオンにはなかった

日本ではテキーラはあまりメジャーな酒ではない気がする。バーとかメキシコ料理店とかにはあると思うが、一般的なチェーン店の安い居酒屋にはないことが多い。

最初はテキーラを近所のイオンのそこそこデカい酒売り場で探したのだが、テキーラは一つも置いていなかった。ワインは死ぬほどあるし、ウイスキーも高級なものまで割と揃っているのにである。テキーラを置いても売れないという判断の結果なのかもしれない。

それで仕方なくドン・キホーテに行ってみたら、もうすぐ取り扱い終了になるというものも含めると4銘柄ほどテキーラが売っていた。値段は意外と高くて、375mlの小瓶でも千円以上するし、ウイスキーだったらメジャーなやつでも700mlくらいのが買えるのだから割高感がある。

とは言っても地球の裏側の酒だし、多少高いのも仕方ないかと思って買ってみたが、とりあえず小瓶にしておいてよかったと思う。テキーラも銘柄によって味がかなり違うらしいし、ホセ・クエルボ エスペシャルは詳しい人から言わせてもまずいらしくて、メキシの現地でも人気がないという話も聞いた。

テキーラを飲み切れる日は来るのだろうか・・・。今度から塩とライムは用意したい。