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本場の沖縄仕込み!! タコライス作りにハマった男の手作りレシピを大公開!!

単に沖縄でタコライス作りにハマったという料理記録だけど、コツさえ覚えればレトルトカレーを作るくらいの料理の腕でもタコライスは自作できるので紹介。

タコスミートを手に入れよう

まずはタコライスをタコライスとさせるのに必要なタコスミート。沖縄ハムのものがメジャーで人気みたい。

沖縄のスーパーでは常温保存できる3食セットが350円~400円くらいで売られている。他に2食セットのものと、冷蔵保存タイプで3食250円くらいのが売られている。写真は沖ハムだが、ホーメルというメーカーのものが常温保存タイプで2食分200円くらいとお買い得な上に美味しかったのでお気に入り。

沖縄以外では物産展などを除いて基本的に売られていないため、通販で買うか沖縄に行った時に買って来よう。最悪、挽肉を塩コショウとかで何となく炒めても代用できる気もするがゴニョゴョ・・・。

次に用意する4つの神器

タコスミートが手に入ったらタコライスの半分くらいは出来ているが、さらなる高みを目指すために次の4つの神器を手に入れよう。

サルサソース

最初はタコスミートに味が付いているし、サルサソースなんてなくてもいいやくらいに軽く考えていたが、あるとなしでは味の雰囲気が全然違うので買った方がよい。普段あまり料理をしない人なら、サルサソースが冷蔵庫に入ってるわけはないので、この機会に潔く買った方が良い。

タコライス用というより一般的な調味料なので、沖縄以外のスーパーでも売っているはず。海外メーカーのものもあるが、よくわからなければカゴメのサルサソースがオススメ。相場は300円弱。

辛めのトマトソースという感じなので、タコライス以外にも揚げ物とか焼肉とかピザとか色々なものに使える。旨いかどうかは知らん。

トマト

沖縄のタコス専門店などでタコライスを食べるとトマトがトッピングされていることがある。

一方で店売りの弁当タイプだとトマトはないことが多い。本格的な専門店の味、見た目を目指すならトマトは添えた方がよい。普通のトマトでもミニトマトでもどっちでも好きな方で。

トマトはモノによって味がかなり違うので、なるべく赤く完熟したものの方が良い気がする。渋い味のトマトだとタコライスに集中できないためだ。

チーズ

タコライスに使うチーズは刻んだものが一般的だが、自分で刻めば良いので買うチーズは基本的に何でもよい。スーパーで目に付いたものの中から、安くて刻みやすそうなものなら何でもOKだ。

クリームチーズとか高級チーズとかは合わないと思うのでダメ。

レタス

タコライスをタコライスっぽくさせるのに重要な要素。

相場は一玉100円くらいだが、セールの時だと50円くらいで手に入る。一玉で3食分作るとすると、結構な量のレタスになるので、他に使う予定がないなら半分で買っても良いかもしれない。

あまりレタスを大量に使うとヘルシーではあるが、タコライスというよりレタスを食べている感触になる。

タコライスの階層構造について

チーズをどの階層に置くかでかなり変わる

材料が揃ったらタコライスを実際に作るわけだが、階層構造について知っておく必要がある。ライスが一番に下に来るとして、それぞれの材料をどう盛り付けるかである。

沖縄に行くとわかるが、スーパーで売られているものや、地元の弁当屋、タコス専門店のタコライスなど、それぞれタコライスの見た目が大きく異なる。

味に直結する部分としては、暖かいご飯に乗っけると溶けてしまうチーズの存在だ。吉野家の持ち帰りタコライスがこれに該当するが、ご飯のすぐ上にチーズを散らすと溶けて一体化する場合がある。それを狙ってやる場合もあるが、このあたりは個人の好みなので色々試してみよう。正解はない。

個人的にオススメの階層構造としては、下から順番にご飯、タコスミート、チーズとレタスを同じ層、サルサソースである。

さらにホットソースやハバネロソースをここにかける。ホットソースは沖ハムの場合はタコスミートに付属しているが、ホーメルの場合は別途用意しないとならない。これもあるとなしで味の雰囲気がかなり変わるので揃えておきたい。

以上が沖縄で覚えたタコライスレシピの紹介だ。

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なぜ沖縄の米は真空パックで売られているのか考察してみた

写真じゃわかりにくいかもだが、真空パックでカチカチなのが普通

年々、日本人の米離れが進むらしいが、基本的には日本人の主食は米な気がする。

10万円くらいする高級な炊飯器が売られていたり、米にこだわりがある人も多いはずだ。

沖縄の米は真空パックで売られているのが普通

ところが、以前から気になっていたのは沖縄のスーパーで売られている米は、本土のそれとは様子が違うということ。

売られているのは「こしひかり」など本土でもよく見るブランドなのだが、大抵の米が真空パックで包装されている。カチカチで1Kgの米だと分厚い本や漫画雑誌を持っているかのような感触なのだ。

理由は諸説あるが合理的な気もする

本土産の米が売られていることが多い

結論を言うと、必死にネット検索wしたものの、沖縄の米が真空パックで売られている明確な理由は見つけられなかった。

ただ、沖縄に限らず、本土でも米を販売している業者の中には、虫から米を守ったり、鮮度を保ったり、輸送時の利便性を高めるなどの理由で真空パックにしているところもある。

沖縄の真空パックも同じような理由だろう。沖縄でも米は生産されているが、多くは本土の米処の玄米を使って沖縄で精米しているようだけど、人が住んでいる島だけでも40近くも離島がある。

島々に船で輸送したり、買い出しで米を買う場合にも真空バックの方が優れている気がする。

高温多湿な沖縄だけに、万一、袋に穴が開いたら大変だ。真空パックなら穴が開けば一瞬で空気が入って膨らむので、異常がわかるという利点がある。

沖縄はあまり米食が盛んじゃない?

これは明確な資料を探せなかったので肌感覚や仮説の領域なものの、アメリカの食文化や沖縄料理の比重が大きいだけに、本土に比べて米自体を味わうことが少ない、というか「ない」気がする。

米処の新潟なんかでは、米自体をおかずにするくらい米が美味しいし、新潟名物のタレカツ丼なんかは米とタレで味付けしたカツだけというシンプルな料理だが、米の美味を生かした名物である。自分もタレカツ丼は大好きだ。

沖縄料理における米の位置付け

沖縄料理においては、米はジューシュー(炊き込みご飯)にしたり、おにぎりの具もポーク卵(スパムという肉の缶詰と卵焼き)を挟んだり、タコライスに使ったりと、米の味そのものを生かすものが少ない。

街で売られている弁当にしても、ゴーヤーチャンプルーやフーチャンプルーが米の上に載っていて汁が米に染み込んでい味付けされていることが多い。沖縄は米単品で味わうことが少ない気がする。

沖縄で有名な飲食店なんかに行っても、本土と違って「当店はどこどこ産のコシヒカリを使用しています」などと、米のうまさをアピールしているのは見たことがない。

沖縄はステーキ文化が栄えていて有名なステーキ店が街にいくつもあるが、ステーキと一緒に出てくる米のことが語られることもない。

沖縄の米はまずい?という噂も

Googleで沖縄の米のことを検索すると「まずい」というキーワードが出てくる。

そんなにまずいとは思わないが、そもそも米単品の味で勝負するシーンが沖縄ではあまり存在しないので、米単品で勝負することが多い本土の米所に比べてしまうと、まずいということになってしまうかもしれない。

沖縄そばなど米以外の主食も沢山食べられているが、定食屋や弁当では米も提供される。でも、思い返してみると、明らかに安い米、古い米を使ってるなーと思う飲食店は多い気もする。

沖縄は無洗米が人気?

上の項目で味ついて語って思ったのは、沖縄で自分が買った米もそうだけど、沖縄で売られている米は無洗米のことが多い。

世間一般の米の味にこだわる層の間では、「無洗米=まずい」が定説。実際に米の美味しい部分を削ってしまったのが無洗米だから仕方ないが、本土の味にこだわる米屋の中にはプライドで無洗米を売らないところさえある。

ところが、沖縄のスーパーの米売り場に並んでいるのは、特に小容量の低価格帯のものは無洗米がほとんど。パッケージを見ると、やはり味より手軽さを重視しているようだ。

沖縄で求められている米は、味よりも利便性ということなのかもしれない。沖縄の米がまずいと言われるのは、無洗米の流通が多いことも要因かもしれない。

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実は美味い!! 熟したカニステルを試食したらマンゴーみたいな味だった!!

購入から5日経過のカニステル

機は熟した。いや、ついにカニステルが熟した。

数日前に沖縄の産直売所で買ったカニステルという曰く因縁付きの謎フルーツを試食する時が来たのだ。

前半戦の模様はこちら。

前評判は最悪だったカニステル

ネットで調べると「不味い」だの「当たりは数十個に1個」だの「金捨てる」だの言われていた。

とりあえず、熟するのを待つことにした。ヘタのくぼみに塩を入れたり、ビニールを被せたままにすると早く塾するという話を聞いて、購入後3日間は室内、その後は日中30度くらいあるベランダに放置しておいた。

すると、1週間以上かかると思っていたが、5日で全体がブヨブヨした完熟状態(たぶん)になった。指で軽く押すとへこむし、むしろ表面が砕けそうになる。

ついにカニステルを食べる時が来たのである。

一口食べて即捨てるつもりだったけど

不味いという話しか聞いていないので、ネタとして一口食べて捨てる予定だった。

南国フルーツ特有の甘い香りが・・・

とりあえず、恐る恐るビニールを開けて匂いを嗅いでみた。

・・・ん? あれ、普通にマンゴーみたいなトロピカルフルーツの甘い匂いがする!! 目を瞑ったら確実にマンゴーとかの匂いだ。

完熟前に売られている理由がわかった

指でポロポロ崩すことができる

完熟させてわかったのは、カニステルが熟す前の硬い状態で売られているのは、完熟させると柔らかすぎて形状を維持できないからである。

5日前まで硬いカチカチの実だったのに、今はマンゴープリンのように指で摘むとポロポロと崩すことができるくらいに柔らかい。皮を剥いたりするのにナイフなどはいらないし、余裕で素手でも食べられる。

スプーンで掬える感じ

見た目こそ、蒸した南瓜という感じだが、匂いは完全にトロピカルフルーツという不思議。写真のように使い捨てのプラスチックのスプーンで掬える感じ。

味は普通に美味い!!

マンゴーとかトロピカル系の甘い果実

良い意味で期待を裏切られた。やっぱり匂い同様に味もマンゴーだ。甘くて舌触りも普通に熟したマンゴー。水分がなくて・・・というようなネット情報を見ていたので、本当に同じカニステルなのか? という気さえする。

というか、『数十個に1個しか当たりがない』のが本当だとしたら、人生初のカニステルがこんなに美味いとしたら、日頃の行いが良すぎるということになる。

見よ、これが日頃の行いの違いというものだろうか(笑)

あんまり美味いので冷蔵庫で冷やすことにした

むしろ3つくらい買っておけばよかったと後悔

常温だとアレなので、スイーツっぽく冷蔵庫で冷やしてみることにした。味も香りもマンゴー系のフルーツなので冷やすとさらに美味しい気がしたからだ。

全国的にはあまり流通しているフルーツではないが、ネット情報に惑わされずに真実を求めると「カニステルは甘い南国フルーツ」という答えになった。

カニステルが気になる人はネット情報で食わず嫌いにならず、一度は挑戦して貰いたいものである。

余談 完食後の感想

基本的には美味いが、中心にある種付近など完熟しきっていない部分が少しあり、そこはジューシーさも甘さもなかった。カニステルを「不味い」と表現している人は、完熟していないのを食べている気がする。確かに食べ頃の判断は難しい。

食べた後は妙に手や口の中など、人肌にくっつくような感じがある。これは他のフルーツでは感じたことがない。クッキーとか、粉物系のお菓子を食べた後のような感じだった。