人生で初めて自動精米機で玄米を白米に精米してきたぞ。
玄米を入手する機会の多い人には何でもないことかもしれないけど、初めてやると知らない世界だった。
自動精米所の探し方
おそらく業界大手だと思われるクボタの精米機の場合、下記サイトで検索できる。
北海道の一部と本州、九州、四国の一部に存在していて、本州と九州では政令指定都市級の街でも実は沢山ある。
新潟など本州の米どころにはやはり多いが、関東、東海、関西など人口が多い所にもかなり沢山ある。
沖縄は米は真空パックに入って売られていることが多かったり、米の扱いが本土とは違うから需要がないのか、地理的な都合かわからないが、クボタの精米機は進出していない模様。米どころの北海道にも限定的な進出に留まっているようである。
競合のISEKIというメーカーの精米機も全国にあって、北海道ではISEKIの方が主流のような気がする。
こうしてみると、そんなに玄米ってメジャーじゃない気がしたけど、世間的には玄米を何らかの理由で手に入れる人は多いのだなと思う。保存性とか自分が米農家だったり、米農家の関係者だったりするってことだろうか。
玄米は10Kgまで100円程度で精米できる
この手の自動精米機で玄米から白米にする場合、気になる料金は10Kgごとに100円が相場らしい。
どんぶり勘定で5Kgでも10Kgでも100円である。1Kg単位では計算されず、筆者が使った精米機では最低2Kgから精米できるようだった。
注意点としては「釣りはいらねえぜ」の男気溢れる仕様のため、お釣りは出ない。両替も出来ない。
100円玉しか投入できないため、事前に100円玉を工面しておこう。Suicaやクレジットカードなどキャッシュレス決済もできない。
・・・というふうに書くと出来ない尽くしの出来ない子に思うかもしれないけど、精米に関してはエキスパートだから安心して欲しい。
玄米を自動精米機で精米する手順
時系列で言うと、
1、健康や栄養面を考えて玄米を購入する、もしくは何らかの要因で玄米を入手する。
2、口に合わなかったり、炊き込みご飯を作るためとか、体質に合わなくて精米したくて居ても立っても居られなくなる。
3、精米機のことを調べる。自分では出来なさそうだが、なんとか頑張れば行ける近所で精米機を見つける。
4、精米機に辿り着く。
5、精米機に100円を入れる。
6、玄米の投入口に玄米を投入。
7、お好みの精米具合のボタンを押す。
8、待つこと数分、10Kgの場合はほんの2分くらいで精米できた。
9、米が入っていた袋などをセットして下のペダルを押すと白米をゲットできる。
という流れである。
感想やその他のアドヴァイス
玄米がいくら体に良いからといって、過ぎたるは猶及ばざるが如しである。
何事もやり過ぎることは、やり足りないことと同じくらい良くないということで、玄米は口には合うものの、胃腸に負担がかかるようで、食べまくると胃腸のダメージが深刻になっていった。
消化に良いものを薦められるような持病があったり、体質によっては合わないということもあるので、玄米を買ったはいいけど食べきれない、困ったぞ~という人は自動精米機に何とかして貰おう。
精米したての米はほんのり暖かくて、何より、久しぶりに見る白い米にホッとしてしまったものである。
ちなみに、当たり前と言えば当たり前だが、精米すると玄米の時より外側を削り取るため量が少なるする。クリーン白米とかにすると10%くらい減るような気がする。
家庭用の精米機もあるから、何らかの要因で玄米をよく手に入れる人は買ってみるといいかも。