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米を白米から玄米に変えたら旨い上に健康志向だった

米選びは生き方選びとおんなじだ

現代を生きる日本人の多くは物心が付いたころから白米を有無を言わさず食べさせられている。

洗脳された結果、白米についてじっくり考えたことのある人の方が少数派ではないだろうか?

この白米、拙者が考えるに端的に言えば商業主義の賜物であり、決して健康志向の食品ではないのである。

白米の正体は栄養分を切り落としたスイーツ?

誤解を恐れながら言えば、白米はスイーツである。

糖質が約75%であることからも明らかであろう。

玄米を当たり前に食べるようになった今、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養分が豊富に含まれた糠や胚芽はごっそり除去されたスイーツなのではないかと疑い始めている。

白米を商業主義で味を重視した結果、重要な栄養をごっそり削ぎ落したスイーツと化してしまっているのである。

玄米がマズイと誤解されている理由

拙者は旨い玄米しか食べたことがないが、世間的には玄米がマズイものとして認識されているような気がする。

いや、拙者も物心ついた頃から当たり前に白米を食わされてきたので、つい最近までまでマトモに玄米を食べたことがなかったのだが、ネットの検索などで玄米はマズイのではないか?と刷り込みされかけていたのである。

玄米をまともに食べたことがないのにマズイと思い込んでいる人は、この機会にこの瞬間に、考えを改めてみると新しい素敵な世界の扉が開くはずだ。

米の種類ごとに炊き方や食べ方がある

いまアラフォー以上の人なら記憶にあると思うが、平成時代初期に米不足問題というのがあった。

日本人の主食である米が不作で、コロナ初期の頃にマスクを買い求める人のごとく、米を買うために朝っぱらから並びまくったわけである。

いやいや別に米食わんでもいくらでも食べ物くらいあるでしょ、という突っ込みは置いておくとしても、米が不足するのは日本人にとって大事件なのである。

その結果、外国米が大量に緊急輸入されるまでの事態になるのだが、特に注目されたのがタイ米。

今ではインドカレー屋やアジア系の料理店などでよくみかけるが、当時の日本人にすれば珍しい縦長の米である。

食感も日本のジャポニカ米とは違って、インディカ米はパサパサしているのが特徴。炊き方や食べ方も違うわけである。

それを知らずに当時の愚かな日本人(今の日本人もそんなに変わってはいない)は炊飯器でいつもの通りにタイ米を炊いて、紅鮭などをオカズにしていつもの日本米のように食べるものだから「まずい」と大ブーイング。愚かである。

タイは親日国で日本人が米の不作で飢えに苦しんでいるからと、自分たちの食料を犠牲にしてまで米を送ったわけだけど酷い言われようである。もちろん、平成米騒動が原因で飢えに苦しんで亡くなった日本人はいないのだけど。

このことから学ばないとならないのは、米の種類ごとに炊き方や調理法が異なることは認識しなくてはならない。

玄米の美味しい炊き方

前日の夜から水に浸しておくのがセオリー。

特に何時間など決まりはないが、適当に前日の夜であればよい。予約タイマーで朝に炊きあがるようにすると楽チン。

研ぎ方は白米と違って白く濁ったりしないので、気持ち程度に一度軽く水をさっと通すレベルでオッケーなはず。

水の量は白米よりざっくり1.5倍くらいにするとよいだろう。

多めの水でじっくり水に浸すのがポイント。

炊飯器に実は玄米モードがあるはず

拙者も意識はしていなかったが、ごくシンプルな炊飯器を除けば、普及価格帯の1万円くらいの炊飯器でも玄米モードなるものが用意されていることが多い。

拙者の炊飯器にはGABAも増量させるようなモードまであって、使っている炊飯器をじっくり観察してみよう。

そもそも玄米はどこで買える?

行き過ぎた商業主義の店を除けば、大きめのスーパーやディスカウントストアーなどの米売り場の片隅に売られていることがある。

種類は白米10に対して玄米1以下であるのが普通。

探すのが難しい場合は値段もそんなに変わらないのでネットで買うのも良いだろう。

玄米に合うオカズ

基本的には白米と同じように食べればよいが、スイーツである白米に比べると玄米は香ばしさや穀物らしい風味がある。

そのまま塩を軽くかけたり、納得、焼き魚などがオススメの食べ方と言えるだろう。

中華丼とかにするより、和風的なオカズに合うような気がする。

まとめ 玄米に変えればサプリ要らずで健康志向

皮肉なことに商業主義の果てに米をスイーツ化したがために、糠などに含まれている栄養分をサプリでわざわざ取るのが現代日本人。

玄米をじっくり食べたことのない健康に関心のある人は、この機会に玄米を試してみてはいかがだろうか。

味覚の問題は個人によるから、まずは少量から試してみるのも全然アリだろう。

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ヨドバシAkibaに新オープンした「伝説のすた丼屋」に行ってきたぞ

行ってきたというか、所用で昼時に秋葉原に行って飯食わんとならんということで、ヨドバシAkibaのレストランフロアをうろついていたら馴染みの「すた丼屋」がそこにあったのだ。

コロナ前はタイ料理屋があった場所

ヨドバシAkibaのレストランフロアは以前はよく行っていたのだが、コロナ前はタイ料理や韓国料理屋などがあって、なかなか賑わっていたのである。

昼時は大体は近隣サラリーマンの巣窟となるから、コロナでリモートワークになったり、テイクアウト中心になると、ヨドバシの最上階にあるレストランフロアはすっからかんになった。

テナンとも一時期は本当に半分くらいになって、よく行っていたタイ料理屋も少しは粘ったものの閉店。韓国料理屋も閉店。

それがコロナの規制的なものが緩和されて客足が戻ったから、2023年になってテナントが徐々に復活してきた。

ただ、同じ店が戻ってくることはなくて、韓国料理屋があった場所は別の韓国料理が入居し、タイ料理屋があった場所に伝説のすた丼屋が入居したのだった。

注文は券売機オーダー、席で待つだけのタイプ

伝説のすた丼屋はフランチャイズが大多数だけど、公式サイトの記述だとここは直営店っぽい。

2台並んだ券売機でオーダーすると食券が発行され、そのまま席について呼ばれるまで待つ。最近のセルフタイプの松屋とかの感じかな。って、松屋は2年くらい行っていない気がするけど。

客層は近隣サラリーマンが半分で、よくわからない買い物客や観光客風が残り半分。どっちもコロナ最高潮の時はいないタイプの人間だから、そりゃテナントも半分になるよな。

席のレイアウトなんかは以前のタイ料理屋に近いから懐かしい。

なんか値段が高くねえかという疑惑

俺は一つ学んだのだが、飲食のチェーン店というと基本的にどこの店でも同じ値段(そうでもないのかな?)という固定観念があったが、伝説のすた丼屋は店によって値段が違うのだ。

立地やテナント料によるみたいで、ヨドバシAkibaの店舗は俺の知っている別のすた丼屋より普通の「すた丼」ベースで100円高い。

なんとなく高い気はしていたが、最近の物価高便乗ですた丼屋全部が値上げしたのかなと思ってそのまま「久しぶりの味だな」とかしみじみ思って完食したが、同じく秋葉原の電気街にあるすた丼屋を通りかかったから、やっぱり100円高かったのである。

同じ品物が他店で安く売られていたらイラつく心理とは

まぁ、チェーン店だからって同じ値段で統一する法律はないから、店によって値段が違うのは法律問題にはならない。

でも、同じ品物が近隣の店舗の方が安く売られていたら、ショックというかイラついてしまうのは人間の本性だろう。

あっちの方が立地がよかったから、時間的にそこで食べるのがベストだったから・・・とか自分で高かったことに納得すべく、理由を探さないとならない事態になる。

今度から秋葉ですた丼を食べる時は電気街の方に行こう。メモメモ。

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【検証】ヨーグルトメーカーは物価高の救世主なのか検証してみた

錬金術で出来上がった1キロの巨大ヨーグルト、って酪農家かよ(笑)

世は物価高である。

世界的な人口増加と日本国内における超高齢化社会に伴う国力の低下などが背景となっていて、今後ますます日本国民は貧しい生活を強いられることになる。

そこで対抗策として考えられるのが、日々のヨーグルト代を浮かせることだ。

用意するものは市販のヨーグルトメーカーである。

ヨーグルトメーカーは2千円台から買える

まずはヨーグルトメーカーについて知ろう。

我々一般市民がヨーグルトを作る場合、市販のヨーグルトメーカーと成分無調整牛乳、プレーンヨーグルトの3点を入手することから始まる。

ヨーグルト作成に特化した安いものだと通販で2千円台から買える。

基本的にヨーグルトメーカーは何てことない保温装置なので、温度とタイマーを自由に設定できる機種なら、納豆など他の発酵食品も作れる。

レシピが付属していたり、高機能なタイプだと自動設定できる場合もあるが、ヨーグルト以外の発酵食品は、普段料理なんてマトモにしない人間にはハードルが高いので、とりあえずヨーグルトを作ることを目標にしよう。

発酵食品は一晩~数日寝かしたりするのが普通なので、一般の調理より結果がわかるまで時間がかかる。ハードルが高過ぎると挫折する!

ヨーグルトの作成は違法行為ではない

念のため断わっておくが、酒などと違ってヨーグルトの作成には免許などは必要なく、無許可で一般人が作成することは合法である。

むしろ、市販の成分無調整牛乳とプレーンヨーグルトを使うあたりからして、焼酎と梅で自家製梅酒を作る感じに似ているかもしれない。

使う牛乳とヨーグルトには要注意

ヨーグルトメーカーを入手したら、近所のスーパーで成分無調整牛乳プレーンヨーグルトを入手しよう。

口酸っぱく成分無調整牛乳とプレーンヨーグルトと強調しているのは、低脂肪牛乳とか加工された牛乳だと上手く作れないからだ。

細かく言うと、手元の機種の場合は
・種類別名称 牛乳
・原材料名 生乳100%
・無脂乳固形分 8.0%以上
・乳脂肪分 3.0%以上
が要求されている。

成分無調整牛乳は近所のイオンだと1Lあたり約200円だが、低脂肪牛乳だと120円くらいで買えるので、一番安い牛乳で試したところ、見事にヨーグルトにならなかった。水分と白っぽいブニョブニョしたものが浮かんだものが出来上がって、廃棄する羽目になってしまった。

ヨーグルトに関しても砂糖とかフルーツとか入ったものはダメで、あくまでもプレーンヨーグルトが基本である。

一番安いのでも問題なく作れるが、せっかくなら高級なタイプを量産したいだろうけど、はじめは安いやつで実験しながらスキルを磨くといいだろう。

40度で8時間かけて発酵させる

あくまで手元の機種の設定だけど、基本的にヨーグルトは40度で8時間かけて発酵させると完成する。

原理的には40度を8時間維持できれば魔法瓶とか真夏の部屋とかでも作れるんだろうけど、ヨーグルトメーカーがあると失敗する確率を減らせる。

レシピとしては成分無調整牛乳900ccにプレーンヨーグルト100gを混ぜてスイッチを押して放置するだけ。

寝る前にセットしておけば翌朝に出来上がっているが、冷蔵庫で冷やしたりする時間も必要なので、作り置きしておくのがよいだろう。

肝心の自家製ヨーグルトの味はどうなの?

言い忘れていたけど、市販品と全く同じ味。

腰を抜かすくらい、あまりにも普通のヨーグルト。俺ってヨーグルト作りの天才なんじゃ? と思ったけど、たぶん誰がやっても天才になれる。

酸味とか味については、使う牛乳の素性や菌を提供する元のヨーグルトにもよる気がする。

固さは部屋の温度とかも影響するかもしれないけど、とりあえず夏場だと問題ない。見た目も味も普通にヨーグルトだ。

ヨーグルトメーカーのコスパはよいのか考えてみた

とりあえず30W程度の電気代と拙者の人経費(時給2800円、主任手当て月4500円、賞与1.5カ月分)は考えないものとして、ヨーグルトメーカーのコスパについて検証してみた。

結論としては、思ったほどよくはないけど、失敗せずにコンスタンスに量産できるなら、ヨーグルトメーカー代の元を取ることは可能。

ざっくり言うと、200円の成分無調整牛乳と、100gあたり25円程度のプレーンヨーグルトで1Kgのヨーグルトが作れるから、一番安いヨーグルトを買うよりも若干安い。

コスパをよくするために重要な低脂肪牛乳など加工乳全般が使えないため、割高な成分無調整牛乳を購入しないとならないのが痛いかな。盲点だった。

乳牛を飼っている人ならともかく、成分無調整牛乳を手に入れないといけないから、安く買えるかどうかがカギになるだろう。

プレーンヨーグルトに関しても、物価高で牛乳もろとも値上げしており、近所のイオンだと400gのヨーグルトが少し前まで108円だったのに116円まで値上げしている。業務スーパーも似たようなものだ。

地方の小型スーパーだと目が飛び出るくらい値上げしている場合もあるだろう。

儲け云々より、自分で作ったヨーグルトっていうのが大事かな。自分で作れるのは楽しい。

とは言っても、2回目以降は作ったヨーグルトを少し残して牛乳を継ぎ足せば済むので、ヨーグルトは一生買わなくてよくなる。牛乳だけ用意すればヨーグルトを永久に量産できるぞ!

まとめ ヨーグルトを毎食食べないと気が済まならないならきっと得する

健康維持や胃腸系の病気のためにヨーグルトを毎食食べたい人の場合は、ヨーグルトを自宅で量産できるのはコスパがよいだろう。

牛乳やヨーグルトの種類を変えると色々作れるかもしれないけど、失敗すると丸ごと捨てることになるから、初心者は冒険し過ぎない方がいいかもしれないとだけ伝えておく。