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マレーシアに行ってきたぞ ~失われたキットカット~ 4日目

マレーシア国立動物園、ZOO NEGARAに行って来た。

持参したポケットサイズの薄いガイドブックによれば、都心から伸びるLRTに北東に進み、終着駅の2つくらい手前の駅から2~3Km歩いたところにあるようだ。早朝から出かける。

モノレールと違って快適なLRT

東京の通勤電車が天国に思えるようなKLモノレールを経験して、「ああ、やっぱ日本の方があんな酷いけど、幾ばくかマシだったんだな」と思ったものだ。しかし、意外にもLRTは快適だった。車両も2両とかじゃなくて6両くらいはある。日本の地下鉄とかと変わらない。

 

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都心だけ地下を走り、それ以外は高架鉄道となる。ゆりかもめみたいに無人運転されていて、先進的な感じがする。

最寄り駅から歩くぞ

薄いガイドブックには2cm×3cmくらいのスペースにしか動物園のことは紹介されていない。地図も大雑把なものしかないから、コンパスを頼りに最寄り駅から歩き出してみる。午前9時くらいだからまだ比較的涼しい。

 

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駅の近くは都心とは違って、少し庶民的な感じがした。マレーシアといっても広いのだが、その首都の中心部しか知らない私には新鮮に思えた。

ところどころ迷いながらも看板を頼りに進む。地図で見ると近いはずだが、意外に1時間半くらいはかかったと思う。バンコクと比べると道路事情が良くて、横断歩道も整備されているので、徒歩で向かっても安心。ただ、まともな日本人観光客で歩いていく人はそういないと思った。

動物園到着→外人料金払え

薄いガイドブックには30RMと書いてあったが、受付に進むと「お前は外人だから52RM払え」と言われ、手首に領収証を巻かれた。外人は手首に領収証を巻かれるらしい。

平日の昼間だから動物園は空いていた。日本円にして1800円くらいと高額だが、さすがガチの東南アジアだけあって、雰囲気は抜群だった。若干、ネオパーク沖縄を彷彿とさせる部分もあるが、マレーシアの国立動物園だけあって、手抜きと感じる部分はそうなかった。ただお昼近くになると気温が30度超えで若干暑い。

 

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3時間近く動物園を堪能した。

帰り、駅に向かう途中、見慣れない風景が続くのと、暑さで朦朧としたせいで少し道に迷う。飲み物が尽きてしょうがなムマクドナルドに入ったが、マックチキンセットをうまく注文できない。日本語でマックチキンと言っても通じなくて、意外にマックチキンを頼むのは難しい。しかたなく、チキンバーガーを頼んだ。

 

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併設されている売店でハンドレットプラスという、微炭酸スポーツドリンク(マレーシアの国民ドリンク)のライバル、リバイブを買って復活。少し道を戻って、なんとか駅に辿り着いた。

外国の動物園に行くのは楽しい。

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マレーシアに行ってきたぞ ~失われたキットカット~ 3日目

3日目の朝、はじめて朝食会場に行ってみた。どうやら、日本の大手宿泊予約サイトから予約したこの宿は、毎日深夜3時くらいまで重低音が響くらしい。日本だったら返金して貰って出て行きたいところだが、言葉の壁、文化の壁でそういう交渉ができそうにない。

78時くらいの朝食会場となるフロント前に出向く。

「グッドモーニング」

食パンとインスタントコーヒーなどが置かれており、適当にトーストして食べる。コンチネンタルブレックファーストと言っても色々あるだろうが、かなり質素だ。

基本的には、アメリカンブレックファーストやイングリッシュブレックファーストの方が豪華で、ヨーロッパ大陸のコンチネンタルブレックファーストは簡素なものを意味するらしい。

旧市街(たぶん)の方に行く

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ブキッビンタンからクアラルンプールの中央駅にあたるKLセントラル駅まではモノレールがある。基本的にモノレールに沿って歩いていけば3Kmくらいで辿り着ける。

基本的にモノレールは街の中心部を走っている(そのわりに2両編成、たまに4両?)ので、沿線を散歩すれば街が把握できるはずだ。

バンコクなどに比べると人口が少ないので、日本の地方都市とかベッドタウンの街を歩いているのとそう雰囲気は変わらない。車が左側通行なのも日本と同じだし、マナーを大事にする国のようで、すれ違う人が皆親切に道を譲ってくれたりする。

KLは日本みたいにターミナル駅(東京駅とか札幌駅とか)付近がすごく栄えているわけではなくて、ブキッビンタンとかKLCCのような割と離れた場所の方が栄えている。東京というよりはソウルに近い。

空港からのバスや鉄道が発着するKLセントラル駅近辺に至っては、高層ビルなどもあるのだが、道路を1本渡ると国境沿いの街(イメージ)くらいの薄暗い雰囲気となる。

 

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中華街なども見たが、道が狭くて入っていく気がしなかったり、日本人にはそんなに心惹かれるものでもないように思った。

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マレーシアに行ってきたぞ ~失われたキットカット~ 2日目

コテージというかテラスハウスというか、こじゃれた部屋なのはいいが、金曜日の夜だったからか、下に入居しているバーだかクラブだかから重低音の音楽が激しく響き渡った。

朝7時ころ、朝食を取りにフロントに行く。フロントの前にテーブルが2つ3つ置かれていて、そこが朝食会場だと言う。チェックインの時にインド系のお兄さんが英語でチョロチョロ~っと朝食について説明していたが、7時ではなかったらしい。まだ準備中だった。

何時に朝食が始まるのかよくわからないし、そんなに豪華な朝食ではない気がしたので、適当にどっかで食べればいいと思って、そのまま出かける。外へと続く階段が鉄格子と南京錠で封鎖されていたので、受付の人に開けてもらう。マレーシアでは南京錠はよく使われている。

ペトロナスツインタワー

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マレーシアと言えばペトロナスツインタワーというくらい有名なランドマークである。事実、図書館で借りた3冊のマレーシアのガイドブックの表紙は、すべてペトロナスツインタワーの写真だった。少なくとも、日本人にとってはマレーシアと言えばペトロナスツインタワーなのだ。

日も昇らない朝(と言っても7時くらい)から見に行った。数年前まで世界一の高さを誇っていたというのもあるし、イスラム風のデザインを取り入れた外観により、美術的、文化的な価値が高いビルだろう。

450mくらいあるので、大雑把に言って東京都庁の2倍くらいの高さがある。東京のビルは何というか小さいな・・・。

KLCCの公園

ペトロナスツインタワーの周辺は、高層ビルが立ち並ぶ地域だ。KLCCという。東京で言えば西新宿みたいな地域だろう(たぶん)。

さらにその周辺は公園として整備されており、東屋など心惹かれるものが多い。マレーシアの水道水は一般的に日本人にとっては飲用に適さないが、飲める水が出てくる水飲み場も何箇所かあった。周辺はジョギングをしている人が多い。

 

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クアラルンプールは大規模なイオン的なショッピングセンターがいくつもある。KLCCにもタワーの下がショッピングセンターになっていて、ブランド品の店やフードコード、スーパーなどが入居している。

午前10時、朝食がまだだったので、3階と5階にフードコードが入っており、場末っぽい5階に行ってみた。

フードコードには10数店舗くらい店があった。ビピンパなどの韓国料理の店はKLの大体のフードコードにあるが、無視してチキンカレーっぽいものを頼んだ。

 

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13RMくらいだったと思う。マレーシアで食べたもので一番おいしかった。

マレーシアのフードコートの食べ物屋は、どうも写真と実物が全然違うことが多かったが、この店は大体同じだった。写真ではでっかい海老が3つくらい写っていても、実際はカップヌードルに入っている小エビ程度の大きさだったりするのは、マレーシアではよくある。

 

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マレーシアでは沖縄と同じで、休日に関しては日中よりも涼しい夕方以降に行動する人が多い。KLCC周辺は日中はそれほど人がいなくて、スーパーで食料を買ったりしながらのんびり過ごした。ただ、気温が30度以上で暑くて体力を消耗した。

午後3時間くらいになったら一旦ホテルに戻って、シャワーを浴びてエアコンの効いた部屋で再度のんびり過ごした。

ちなみにマレーシアでは夕方になると30分~1時間くらいスコールになるので、夕方に一旦ホテルに戻るというのは、ある意味、王道とも言える。