コネタ

PC & モバイル

5年前に買ったcheeroのモバイルバッテリーを分解して処分してみた

起爆装置付きの時限爆弾に見えなくもない(?)

近年、モバイルバッテリーによる火災や爆発事故が増加しているという。

つい最近も、山手線の電車内でモバイルバッテリーが発火する事故が報じられたし、大変危険なものが一般人の手に行き渡った社会に到来したのではないかという不安が脳裏によぎってしまう。

東京だけで年間140件以上、全国のゴミ処理場では1万3千件も事故

東京消防庁によると、令和3年中のモバイルバッテリーなどに使用されているリチウムイオン電池関連から出火した火災は141件にも上るという。

環境省が2021年度に行った調査では、全国のゴミ処理場でモバイルバッテリーが不燃ごみに混入していることによる火災事故が年間約1万3千件も起きているという。

億単位の被害で出たり、何か月もゴミ処理場が使えなくなったりと事態は深刻。

2~3千円で買えるモバイルバッテリーは使い方や廃棄方法を誤ると、その恐ろしさは計り知れないのである。

膨らんだり劣化したモバイルバッテリーは特に危険

モバイルバッテリーは特に何もしなくても発熱、発煙、炎上する可能性はあるが、劣化して膨らんでいるなどの異常がある場合は特に危険とされる。

5年前に買ったcheeroのモバイルバッテリーは数十回程度しか使っていないが、経年劣化の部分が大きいのか、微妙に膨らんで外側のプラスチックのケースが盛り上がっていた。

モバイルバッテリーは様々なメーカーがあるが、中身のセルと呼ばれる充電池そのものは別のメーカー製となっているのが一般的。

有名メーカーのモバイルバッテリーでも聞いたことないメーカーのものでも、中身は開けてみるまでわからないのが現状と言える。

中身については似たり寄ったりであるという話も聞いたことがあるが、この分野の専門家ではないので詳しくはわからない。

処分方法は自治体や家電量販店などの回収ボックスが無難

通常の可燃ゴミとしては絶対に出してはいけないので、住んでいる自治体ごとの処分方法に従う必要がある。

自治体によっては公共施設等に回収ボックスを用意していたり、家電量販店などで回収している場合もあるので処分に困ったら調べてみよう。

まだ新しくて高級なものだったらフリマアプリ等で中古で売る方法もあるかもしれないが、個人的にはどこの馬の骨かわからん中古のモバイルバッテリーなど持ちたくない

分解する時の注意、免責事項

今回は分解というか、外側のケースがキャラクター仕様でケースだけ残しておきたいので、事故に繋がる内部を取り出しただけであるが、チップやこの手のセルに詳しくないと分解してわかることはほとんどない。

内部に傷を付けたり衝撃によって事故が起こる可能性もあるので、どうしても蓋を開けてみたい場合は自己責任かつ、慎重に穏便な方法で行う必要がある。

病気と健康

電動歯ブラシは手磨きより歯垢が取れない疑惑が湧く昨今

半年ほど前、虫歯になりやすい歯質であることに嫌気がさして電動歯ブラシを導入することにした。

それまでも歯科衛生士に手磨きでの磨き方の指導は受けていたのだが、明らかに電動歯ブラシを導入してからの方が歯垢が除去できていないように感じる。

歯垢がごっそり残っている事実

電動歯ブラシだけで磨いて何日か経ってから思うのは、ほとんど歯垢が取れていないのではということである。

指や爪で奥歯などの側面を触ると、ごっそり歯垢が残っている。手磨きの時はこんなことはなかった。

説明書に従って、ブラシ部分を当てるように磨いているが、やり方が悪いのか、もっと根本的な部分を間違っているのかは不明だが、現実問題として手磨き時代より劣っているように思ってしまった。

メーカーが謳う歯垢除去「99.7%」などのトリック

某メーカー製の電動歯ブラシを使っているが、広告で「99.7%」などの数字を見かける。

パッと見だと歯垢の99.7%が除去できるからほぼ100%じゃん! すげー! と錯覚してしまいそうだが、よくよく見るとメーカー調べによる手磨きとの比較でしかない。

手磨きは歯科衛生士から個別の歯の状況に応じた磨き方の指導を受けないと効率よく歯垢除去ができないが、雑に手磨きしている人に電動ブラシを使わせたら2倍近く歯垢除去ができたというだけの数字ではないかと思う。

メーカー調べだからいくらでも都合のいい数字を出すことができるだろうし、数字のトリックに騙されてはいけなかったのだ。

電動歯ブラシはブンブン回転するから磨いた気になってしまう

電動歯ブラシで磨くとブンブン回転して振動も凄いから、何となく適当にやっても磨かれているような気になってしまうことだろう。

これもトリックと言えばトリックだ。

手磨きの時と同じように歯垢が角度を調整しながら当てないとならない気がする。

しかし、振動が凄いものだから細かく調整するのが難しいし、歯茎の状態によっては回転や振動はよろしくないような気がしてしまう。

ブラシ部分の交換を怠ってはいけない

電動歯ブラシは激しく回転するだけあって、ブラシ部分の消耗は激しい。

3か月も交換していなかったら歯垢除去能力は著しく落ちると実感する。

交換してびっくりしたが、まるで歯に当たっている感覚が違うのだ。

手磨きの時は多少交換しなくても違いがわかりにくいが、電動歯ブラシは頻繁に交換しないと本来の能力が発揮できなくなると思う。

電動歯ブラシでも歯間清掃はこれまで通り必要

電動歯ブラシであっても歯間清掃は別途必要なので、糸ようじなどとセットで使わないとならない。

個人的には電動歯ブラシは広告でのイメージほど優れたものではないと思わざるを得ないが、歯間の歯垢を除去する能力は手磨きと同等か劣るものだと思う。

えっ、じゃあ電動歯ブラシを使う意味がなくないか? という考えに至るのだけど、事実、そう思ってきている。

人間の体は不便な部分は沢山あるが、歯は特に現代人の生活に全く適応できていない部分の代表格だと思う。

歯医者で相談したら手磨きは別途必要なようだった

実際問題、奥歯の奥の方などは電動歯ブラシでは全く磨けていなくて汚れが溜まってしまい、他にも原因はあるのだけど歯茎が腫れる事態になった。

歯医者で相談したら、やはり電動歯ブラシでは磨けない部分があるので、結局は別途手磨きが必要とのことだった。

奥歯の奥などの磨きにくい場所はタフトブラシという、隙間清掃に特化した細いブラシを使うといいらしく、そのへんで市販されている。

ますます電動歯ブラシの存在に疑問を持ってしまう昨今だ。

旅モノ

京成スカイライナーは国際空港への有料特急とは思えない劣悪列車だった

狭くていや~んなスカイライナーのホーム

成田空港は日本で一番よく使う空港だが、東京都心方面から成田空港にアクセスする最速列車である京成スカイライナーは酷い列車だと思う。

それが数か月前、アクセス特急特急でもぎりぎり間に合いはするが、朝早い時間帯のLCC搭乗に余裕を持たせるため、数年ぶりにスカイライナーに乗った時に心底思った感想である。

ちなみに、乗車券のみで成田空港にアクセスできるアクセス特急というのもあり、普段はアクセス特急を使うのだが、その時だけは安くない特急料金を払ってスカイライナーに乗車したのだ。

京成スカイライナーの何が酷いと思ったかを書き綴ってみよう。

まずホームが狭くて乗るまでが不快

都内の日暮里駅から乗車したが、ホームが狭いし、車両あたり前後2か所しか出入口がないし、荷物の多い意味不明の外人ばかりだから乗るのに時間がかかってしまう。

乗り込んだらすぐに発車するので、ゆっくり自席を探すことができない。

空港に行くのってこんなに大変だったかしら、と思ってしまう。

海外の大都市の国際空港アクセス鉄道って、その国のプライドがかかっているわけだから、街中の列車よりも快適なことが多いけれど、日本の国際空港アクセス鉄道は“おもてなし”に相当欠けていると思ってしまう。

意味不明の外人が多くて不快

成田空港にアクセスするための列車だから外人が多いのは当たり前と言えばその通りではあるが、それを差し置いても意味不明な外人が列車内を占拠していて大変だった。

指定席なので座る席は決まっているものの、意味不明の外人が他人様の席にデカいスーツケースやら、土産やらを積み上げているので座れねえし!

よくわからん外人が自席周りの空間になぜか詰まっているので、日本語がわからん外人に邪魔だからどけてくれと交渉しないとならない。

有料で指定席を取っているのに、なぜこんな不快な目に合わないとならないのか。

これだったらアクセス特急にしておいて方がよかったわい。

荷物の多い人が乗るのが前提の列車の割には、荷物を置くスペースがあまりないというハード的な理由もあることだろう。

香港とかだったら、街中で飛行機にチェックインして荷物も先に預けられる仕組みが結構昔からあったと思うけれど、日本は文明が遅れていてそういう仕組みがないからというのもあるのかもしれない。

空港に着いたら着いたで意味不明の外人が騒ぐ

そこら中に誰のかもわからないスーツケースが転がっているものだから、空港に着いたら着いたで外人が荷物がないと大騒ぎ。

成田空港は第1ターミナルと第2ターミナルにホームがあるが、停車時間はわずか。

そこらへんに放置しておいて「荷物がなーい」と騒ぐ外人ばかりでフラストレーションが溜まる。

こんなんだったらアクセス特急に乗った方が広々していてストレスも堪らない。

京成スカイライナーだけは、タダでも二度と乗りたくないと思ったのであった。