PC & モバイル

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【実はボタン一発】Windowsでスクリーンキャプチャを自動保存する方法

スマホやiPadなんかでは、見ている画面そのものをメモ的にボタン一発でpngなどの画像として自動保存する機能が使えるが、あれと同じようなものが実はWindowsにもあった。

今までは「Print Screen」ボタンを押す→Photoshopなどペイント系ソフトに貼り付け→保存というのをやっていたのだが、Windows10の場合はボタン一発で出来る。

Windowsキー+Print Screenを押すだけ

操作は簡単で、Windowsキー+Print Screenを押すだけ。ノートPCとかだとキーが少ないので、Fnとかも同時押ししないかもしれないが、これだけで「ピクチャ」フォルダ内の「スクリーン」というフォルダにpng形式で次々と自動保存されていく。

チマチマ保存してた人はお試しあれ。

Windows10ではこの操作でできるが過去のWindowsで出来るかはサポート切れだし知らない。

ちなみにMacの場合は「shift」「command」「3」の 3 つのキーを同時に長押しでデスクトップに保存される。Windowsで出来ないわけはないと思ってたんだけどね。

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【レビュー】Bose SoundLink around-ear wireless headphones IIは個人的に残念な音質!?

BOSEという音響機器メーカー。個人的には20年くらいBOSEのスピーカー“も”所有し続けているが、一般ユーザーのBOSE=高音質というイメージとは裏腹に、ピュアオーディオの世界ではそれほど評価されていないメーカーだったりもする。

製品にもよるが、BOSEのスピーカーは繊細な音をじっくり聴くというよりは、カジュアルに大音量でガンガン鳴らした時に真価を発揮するようなタイプと認識している。ただ、このメーカーはアップルよろしくイメージ戦略が上手くて、最近だと製品パッケージのデザインなんかもアップルのそれに近いものとなっていたりする。

話が横道に逸れてきたが、そんなBOSEの今どきワイヤレスヘッドホン「SoundLink around-ear wireless headphones II」という製品を中古で入手して、不具合等ですぐ手放したが後世のためにレビューしたい。

基本、ワイヤレスヘッドホンの音は悪い?

この認識で大体合ってる気がする。最近のスマホでの音楽試聴はワイヤレスでスピーカーやヘッドホンと接続するのが主流だが、一見、便利そうなワイヤレスの落とし穴として音質が悪いというのがある。

ワイヤレスでスマホからヘッドホンに音楽を飛ばすために、データを圧縮しているのだが、その方式には何種類かあるものの、このヘッドホンの場合は一番ベーシックな音質劣化するタイプのものを使っている。高音質な方式との聴き比べというのはその機能がない以上やれないのだが、音質に拘るタイプの人はこの時点でアウトだろう。

このヘッドホンはスマホに専用アプリをインストールすると簡単に接続はできる。ノイズキャンセリングや音質調整用のイコライザーは、ワイヤレスで使う限りは常に動作し続けるようでオン/オフはできない。ヘッドホンの装着感は緩めで、製品自体が見た目より軽めなので、少なくとも1時間くらい装着し続ける分においては、ほとんど耳周辺が物理的に疲れるというのはない。

ノイズキャンセリングの利きがどの程度かは、電車や街中などで聴いた時に初めて判断できることだが、自室など屋内のそれなりに元々静かな環境ではあってもなくても、正直、そんなに変わらない。

極端な中域寄り、低音ほとんどなし

低音がなしという表現は少し極端だが、国内メーカーの5千円しないイヤホンや、1万円しないヘッドホンの方がよっぽど低域~高域のバランスが良い。それくらいに低域がほとんどないのだ。

安いラジカセやミニコンポによくある低域強調はアレだが、低域というのはベース楽器やバスドラムのように、音楽の安定感やリズムを支える土台のようなもの。その部分がほとんど再生できないこのヘッドホンは、音楽鑑賞に向くヘッドホンとは思えなかった。

ポップス系の曲を聴けばボーカルに全エネルギーが集中して、ピアノやギターなど中域寄りの楽器が全部一緒くたに纏わりつく分離の悪さ。高域はイコライザーなのか、物理的にそういう音質なのかわからないが、どんな楽曲を聴いても似たようなコンプレッサーをかけたような潰れた音がする。左右の定位感や広がりはイヤホンにも負けるくらい酷い。

せっかくヘッドホンだからそれなりの音量で音楽に没頭したいと考える人は多いだろうが、中域の密集具合と何を聴いてもコンプレッサー臭い高域で、すぐに耳が痛くなってしまうヘッドホンだった。低域がスカスカなので、ダンス系の曲を聴いてもイマイチ、ジャンルの良さがなくて、高域がシャカシャカ言うだけ。

スマホと気軽にワイヤレス接続で使えるというだけで、音質で言えば5千円~1万円の国内メーカー品に負けるという認識で良いだろう。

中古品は匂いや付属品に注意

発売から少し年数が経つので2万円弱くらいから新品が買える。

中古だと状態により1万円くらいからあるが、直接肌に触れるものだし、劣化して変な匂いなどが付いている場合があるので中古はあまりオススメしない。

また、このヘッドフォンは新品で買うと充電用のUSBケーブル(古いAndroidのスマホで一般的だったタイプで、そのへんに売ってる一般的なもの)と、専用のオーディオケーブルが付属してくる。

後者が厄介で、これがないとBluetoorth対応でないデスクトップPCや、古めの音楽プレーヤー的な機器との接続ができない。有線で聴いた方が音質が無線での圧縮やイコライジング、ノイズキャンセリングなど余計な囲いがないぶん、ソースに多少は忠実に再生するはずなのだが、そのへんのケーブルは刺さらないようなわざわざ細工してあるので注意しよう。

中古品でこれが入っていないと、1,600円くらい出して買わないといけない。イヤーパッドが劣化してたりする可能性も高いので、買うなら新品一択だろう。

まぁ、音質に拘らずカジュアルにスマホで音楽を聴くヘッドホンでブランド重視な人には消去法的に良いヘッドホンかもしれない。2万ちょいだから、そこまで高くもないしね。

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Windows10にWindows7をHyper-Vの仮想環境に入れてリモートデスクトップで接続したら音も出た

普通に生きていたらあまり使わない機能かも知れないけど、タイトルみたいな複雑(?)なことをやってみた。

Windows10では起動しない古いEDIUS6という動画編集ソフトをたま~にWindows7環境で動かせたらなぁ、と思って。

パーティション区切って7を共存させるのが一番だと思うけど、そこまでの気合はない。

Windows10にWindows7をHyper-Vの仮想環境として入れる

HYPER-VというWindows10proで使える機能を利用した。Windows10でもHomeでは使えないから注意。

適当に検索すると詳しい解説が出てくるが、基本的に簡単に出来る。Windows7のライセンスを持っているDVD-ROMが手元に必要。ドライブは認識しなくてISOで吸い出した。

Windows7をHyper-Vで起動

ほんの10分くらいで懐かしいWindows7がインストール完了して起動もできた。

ただ、このHYPER-Vという機能はエンジニアとかの検証用らしくて、サウンドとか動画とかゲームとかはあまり考えられていない。間違っても、Windows7でしか動かない古い3Dのゲームを動かすとかの目的で使わないことをオススメする。人生の無駄になる。

HYPER-Vで起動するOSがWindows8以降だとサウンドもサポートしているらしいが、Windows7だと音がならないし、USBメモリだとか、本体側のドライブにもアクセスできない。

ネットワーク(実際は物理的に同じPCだが)を介してログインすれば本体のドライブも使える。

リモートデスクトップだと音も鳴る

音を鳴らすためには別途、Windowsのリモートデスクトップを使う。

Windows7のコンパネでリモートデスクトップを許可する設定にすれば、Windows10から接続できる。リモートデスクトップだとサウンドも鳴る。

試しにEDIUS6をインストールしてみたけど、普通に起動できた。動画編集ソフトだから音が鳴らないと話にならないけど、音が鳴るようになった。

でも、なんだかなぁ感はすごい。パフォーマンスは元々のEDIUS6が軽快なソフトだから意外と悪くない気がするけど、なんだかなぁ感はすごい。古いPCで本来は動かないはずのソフトやOSを無理やり動かした時の感じ? まぁ、EDIUS6がWindows10で動かないのがなぁ。

結局、とても常用する気にはならなくて、ディスクの無駄だから仮想環境ごと消し去ったけど、思い出として記事に残す。誰かの参考になるかしらん。もう大好きだったEDIUS6は記憶から抹消するよ。