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【損切り】株初心者は極悪非道なロスカットマシーンをまず目指すべき!! これゼッタイ!!

自戒の念を込めつつ、株の初心者にありがちなのが「株無条件に儲けられるもの」という大きな誤解。ビギナーズラックで天狗になっているパターンもありがち。

株を始めるくらいだから、ネットかリアルの知り合いとかから「株で儲かったよ!」という自慢話を聞いたりしたんだろうけど、初心者がまず100%マスターしないとならないのは、2にも3にも、損失が出た時に潔くスパっとロスカット(損切り)する技術だ。

初心者のあるべき姿は極悪非道なロスカットマシーン!!

人は誰しも自分が可愛い。できれば自分の非は認めたくない。失敗は認めたくない。むしろ、失敗した現実から目を背けたい。それが人間としての本能だし、至って正常なことだ。

人生いろいろあるので、変えようのない暗い過去などからは目を背けた方が明るい未来が待っているかもしれない。だが、目を背けていい問題とそうでない問題もある。株の損失については目を背けてはいけないのだ。

初心者が目指すべきは、人間の感情を全く無視した極悪非道なロスカットマシーンだ。実際にはそこまで極悪非道になる必要はないとしても、プロの投資家だろうとプロ野球選手だろうと、100発100中の打率は不可能というものだ。

生まれつき株の天才みたいな人は別にして、普通は初心者ならミスが多いのは当たり前。普通の仕事とかでもそうだけど、一人前になるのに最低でも3年はかかるものだと心得よう。

実戦経験の少ない初心者がミスをするのは、むしろ当たり前なのだ。現実から目を背ける自分に甘々の軟弱人間よりは、早めにバッサリと授業料だと思ってロスカットできる極悪非道の無感情マシーンになった方がマシなのだ。

それが株を続けていくための力になるし、地となり肉とな。やがて本物の実力を持ったトレーダーになるための道しるべなのだ。

数年単位の長期投資でドブに捨てていい余ったお金で株をやっている人を除いて、デイトレード~半年以内の期間で利益を出そうと考えている人は、ロスカットはその都度徹底する以外に選択肢がない。

ロスカットするなと主張する人もいるけど

世の中には様々なバックグラウンド(経歴)、主義主張を持ったトレーダーがいる。

人によって「ロスカットしない方がいい」とか「含み損なんて気にするな」と主張する人もいる。極端な人だと「ロスカットする人はバカ」などという、上から目線もいいところな主張もネット上では目にしたりする。

バカという人の方がバカ・・・というのは小学生でもわかることだけど、半永久的に儲かっても儲からなくても保持し続けられる現物株で長期投資している人なんかの主張を採用するかどうかはよく考えないとならない。

もちろん、問答無用でロスカットしまくったら資金が減っていくのは当たり前だが、デイトレや短期投資においてはロスカットは生命線。車で言うとシートベルトのようなものだ。そして大事なのは、ロスカットしなくて済むように一つ一つのトレードを日々考察し、最良のトレードを目指さすということだ。

ロスカットする具体的な金額

株の入門書なんかだと「〇%下落したら」と%でロスカットの目安が書かれていることがある。

でも、個人的には金額で決めておいた方がよい。1000円とか2000円とか、日常生活でイメージしやすい金額を最初から決めておくのだ。どうしても株のアプリなんかだと生身のお金を触らないのでイメージしづらいが、それはランチをしたり服を買ったりするお金と同じ「お金」なのだからである。

普通の人は、普段の生活で「持ち金の7%でランチを食べに行こう」とか「持ち金の20%で服を買いに行こう」とか考えないはずだから、%だと実際の金額をイメージしづらいので、現実感がなくなってしまう恐れがある。

運用的にも、100万円のポジションでの5%と、5万円のポジションでの5%は金額の桁が大きく違うので、%で運用していると現実生活にしたら半端ない金額の損失になってしまうのだ。

自分が予め決めた金額で作動する非情なロスカットマシーンになっても良いが、証券会社が提供している機能の「逆指値注文」というのを仕込んでおく方法もある。その価格になった時に問答無用でポジションを解消できる。日中触れない人や、どうしても手動でやりたくない人は逆指値を使うとよい。

ロスカットしなくて良い場合も時にはある

極悪非道のロスカットマシーンと言っても、すべての場合で基準を超えたらロスカットしないとならないかというと、必ずしも決めた通りにやらなくてもよい。人間としての柔軟性も少しは持ち合わせたロスカットマシーンになろう。

この期に及んでそんなアマアマなことでどうする!? と思うかもしれないが、株というの下がったり上がったりの波を描いているものだからだ。買いポジションを持ってから、多少下がってからグーンと昇っていく場合もある。

それを実際の金額ベースで100円や200円程度の損失が出ているからと都度ロスカットしているようでは、あっという間に損失がかさんでしまうし、株が嫌になってしまうだろう。

ただし、すぐにロスカットマシーンを作動しなくても良いのは、東証1部銘柄で株価1000円以上の誰でも知っているような安定企業の場合だけだ。経験的には、東証2部やジャスダック、マザーズ銘柄、札証とかの銘柄は、一度トレンドを外して下落すると、とことん下がるところまで下がる。どうしようもないクサれ塩漬け株が誕生してしまう確率が非常に高い。

銘柄にもよるが1000円~3000円くらいの銘柄などで、100株買ったとして1000円~1500円の含み損が出たら、ロスカットマシーンに電源を入れてスタンバイすべきだ。

低位株なんかでも、ロットが大きいポジションは普通に高額の含み損になるになるうえに、100円以下のやつは上場廃止したり、倒産する場合もあるので、本当にドブに捨てていい場合以外はロスカットマシーンは準備すべきだ。

取引集計表は含み損ベースで考えるべき

証券会社のアプリやサイトでの「実現損益」の欄は、あくまでの税務計算的な金額である。

自分のトレードを振り返って反省するためにも、日々の記録をエクセルやフリーの表計算アプリなんかで入れていくのは大事というか、超重要。

その際に大事なのは、確定した金額だけでなく、含み損も含めた金額を常に把握するということである。金融機関などのプロ投資家はそもそもポジションを翌日に持ち越さないルールで運用している場合も多いが、含み損というのは「限りなく近い将来に損失になる金額」だと心得よう。

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【株主優待】キリンとサッポロから4缶ずつビールが届いたぞ

株主優待の品としてキリンとサッポロがそれぞれ4缶ずつビールが届いた。

それぞれ100株ずつでビールコースを選択済み。

裏で繋がっているというか、公開されている情報だから仕方ないけど、この2社は権利確定日も同じで、品物や送られてくる日も大体同じ。アサヒビールは株価が高いので買ってないけど、アサヒも同じという。

まずは化粧箱入りのキリンから

綺麗な化粧箱に入っていてギフトっぽい感じで高級感がある。

一番搾り2缶と、貰い物でアレだけど、あまり美味しくない糖質ゼロビールが2缶。糖質ゼロビールはイオンの無料引き換えクーポンで飲んだことがある。ちなみに、イオンはWaonやオーナーズカードで買い物すると(?)、結構な頻度で無料や割引クーポンがレジで発行される。

昔はキリン派で一番搾りが好きだったけど、何回かリニューアルされて昔よりあっさり目のライトな味になった気がする。自分の味覚が変わったのかもしれないけど。糖質ゼロビールは、味を犠牲にしてまで糖質ゼロにするのは微妙だと思う。

ビールの味がわからん自分が言うのもアレだが、ビールのフルプライスだけど第3のビールの糖質オフ系とかと味が変わらんもん。

サッポロビールは実利主義

キリンの3日後くらいに届いたサッポロの優待ビール。開封しづらい小さい段ボール箱を開けてみる。身内専用(?)で作られたようなダンボールなのか、化粧っ気はないものの実利主義っていう感じがする。箱なんて捨ててしまうから、そこにコストかけるのは無駄という意思を感じる。

内容は黒ラベル2缶とエビス2缶なので、味言うとサッポロ>>>キリンの並びになる。

黒ラベルとエビスを飲み比べたのは初めてだったが、グラスに入れるとエビスの方が色が濃くて苦みやコクがある。黒ラベルはアサヒスーパードライ系に近い気がする。苦みやコクで言うと、サッポロクラシック>エビス>黒ラベルな気がする。

サッポロクラシックより控えめな、エビスビールの上品な苦みと風味にはハマりそうだ。

ビール株は初心者でも安心して買える

キリンやサッポロは値段も大手としては20万円台前半(執筆時)と手ごろだし、優待品はもちろんのこと、実は配当金もデカかったりする。配当金は業績にもよるけど、株初心者でも安心して買える銘柄ではないかと思う。

ビール好きだったら優待品があるため長期保有する気がするし、イオンなんかと違って優待日以降に遠くかなたまで下落することもない。そういう意味でも安定株だ。

ちなみに、株主優待だけ欲しい人がよくやる『つなぎ売り(空売りをセットして下落での損失を防ぐ技)』をやると、優待ビールは貰えても配当金は空売りで出ていく金額と相殺されて実質1円も貰えないので注意。そのうえ、貰えるはずだった配当金から20%もの税金が引かれるので、実売800円相当のビール目当てで『つなぎ売り』するのはオススメしないよ。どう考えてもマイナスになるのでね。

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SBI証券のわかりにくい貸株の個別返却方法

SBI証券で貸株を個別に返却したい場合にハマったのでメモ。

やりたいこと

貸株サービス自体を解約するのではなくて、個別に銘柄を選択して返却したい。

ただそれだけのこと。

ハマった部分

そもそも、SBI証券はログイン済みでどう考えても既存会員だったり申し込み済みのサービスだったりするのに、新規登録者向けのページが表示されたりと、意図がわかりにくいサイトデザイン。

貸株の設定ページで銘柄の詳細を見ても、なぜだか公式ヘルプと違って個別に貸株を返却するメニューが見当たらない・・・。これは沼の入り口か。俺を罠に陥れようとしているのか。

原因は信用口座を開設しているから

なんと信用口座を開設しているジェントルマンの場合は、貸株返却メニューが消滅してしまうらしく、代わりに誕生する「貸株振替」タブから信用代用に設定することで貸株が解除されるらしい・・・。

一般国民にはわかんねーやつ。でも、多分これで解決するはず。

ちなみに、貸株は証券会社は良いことしか紹介しないが、実はデメリットも多い。そもそもの話、証券会社は自分たちが儲かるから貸株をオススメするわけで、貸株を使わない方が税金面などで普段から得をするという話もある。興味のある人は調べてみるとよい(他力本願)。