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こりゃダメだと思うビジネスホテルの朝食バイキングについて語る

画像はイメージ。これで1千円とか正気じゃない

節約旅行で低価格のビジネスホテルに泊まる場合は、経験的には朝食のレベルが低いことが多いので、イヤな思いをしないために朝食は付けないことが多い。

だけど、新潟産コシヒカリをアピールするような朝食付きプランで割安だと予約してみたくもなるのだけど、まぁそういう場合はコシヒカリに全振りしているわけで失敗する結果に終わることもある。

ビジネスホテルで「食べられなくはないんだけど、期待外れだったなぁ」と思った残念な朝食バイキングの特徴を挙げてみよう。

おかずの点数が少ない上に味がショボい

点数が少ないこと自体は問題ではない。

問題なのは、点数が少ない上に、その限られた少ないおかずの味が全部ショボいということである。

1つや2つでも「旨い!」と思えるおかずがあれば点数の少なさは何の問題もない。

いかにも業務スーパーとかに売ってそうなポテトサラダと、いかにも業務用食品の大量のサバの味噌煮と、しわがれたソーセージとかの3点セットが並ぶと残念に思う。

スクランブルエッグも妙にちゃんとしたホテルのバイキングみたいに、トロットロだと、わざとらしくて逆に萎えてしまう。

皿や箸、スプーンなど食器が使い捨て

衛生面に配慮しているのかわからないけど、食器を洗う手間をなくしているためだと思う。

紙の皿でふにゃふにゃになるし、割り箸はともかく、スプーンもプラスチック、コップも紙コップとなると、チープな感じになってしまう。

ちゃんとしたレストランだったら紙の皿に料理が出て来るわけないし、ちゃんとした店じゃない感が漂ってくる。

テレビで朝の情報番組が流されている

私がテレビ嫌いというのがあるけれど、特に民放の朝の情報番組ほど不快なものはない。

芸能ニュースやスポーツ情報、全国各地の天気、占いとか、しょうもない情報がででーんと放映されているのは萎える。

大体にして、スマホ歩きの問題じゃないけど、食事をしながらテレビを観るというのは行儀のよいことではない。

私がシェフだったら絶対そうするし、まともなシェフだったら下らない朝の情報番組を観ながら自分の作った料理を食べさせることはしたくないと考えるはずだと思う。

料亭や高級フレンチレストランでくだらないテレビ番組が流れているとは思えないし、街の食堂とかラーメン屋くらいなんじゃないだろうか。

不味いのに1千円くらいするのが特にダメ

この時のビジホだと朝食は1千円相当の値段だった。

あくまでも朝食無料(実際は無料のわけはないけれど)として謙遜していたり、割りとちゃんとしたメニューなのに軽朝食としているならよいけれど、コシヒカリ自慢の朝食としてアピールしているのに、米自体もおかずも全部不味いのはがっかりする。

朝食が不味いビジネスホテルを見分けるコツ

予約サイトで食事の写真をチェックすればわかる。

写真はイメージだったとしても、美味そうに見えない写真だけど実際には豪華で美味かったということはない。

イメージが100だとして80くらいが実際というのはよくあるけれど、それなりに朝食に力を入れていて評価が高ければ、キレイ目に撮った写真を載せるというものである。場合によってはプロに撮影して貰うこともあるだろう。

ちなみに、利用者の口コミからは判断できない。

ロクに味がわからない人が「朝食が美味しかった」と言っても世間的にどの程度かはわかったものじゃないし、全国各地でビジネスホテルの朝食バイキングを食べ歩いてきたような人とは判断基準が違うからである。

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節約旅行派だけど夜行バスに近年めっきり乗らなくなった10個の理由

画像はイメージ

夜行バスのメリットと言えば、新幹線や特急列車より安かったり、夜間に移動できるため時間を節約したり、ホテル代を浮かせることができることなどが挙げられる。

若い時はこれらメリットが絶大的なものだと感じていて、高速バス網が便利だった九州各地の移動や、東京~名古屋、東京~大阪、東京~青森などの路線を夜行バスで旅したこともある。

だけど、最近はめっきり夜行バスには乗らなくなった。

理由1 ぐっすり寝れない

若い時は宿泊費を浮かせつつ国内外の旅行がしたくて、0泊3日とか全く眠らない旅行をしていた。

コンビニで立ち読みするだけで夜を明かしたとか、今考えたら、ちょっとなって思うけど、旅行においてこ眠ることは重要だと全く考えていなかった。

ところが、ある程度の年齢になって人生の全体像が見え隠れしてきたり、物事の分別も付いてくると、眠る時間こそが人生で最も幸せな時間だと気づいてしまったのである。

そうなると夜行バスは自分の場合はぐっすり眠ることが難しいから、できるだけ避けてしまいたくなる。

理由2 移動中の景色も楽しみたい

移動中も貴重な旅の時間だと考えるようになると、移動中に景色も見られずに何もできない夜行バスは、旅の楽しみがないものだと思ってしまって避けてしまいたくなる。

飛行機や新幹線に乗る時は景色が見れるように窓際席を指定するし、旅の行程の全部を大事にしようとすると夜行バスは割高に感じてしまう。

理由3 乗降場所が不便なことが多い

大手のバス会社の場合はターミナル駅近辺などの大きいバスターミナルが発着場所になっているけど、低価格重視で探すとなると、駅から少し離れた停留所とかに行かないとならないことがある。

高速の停留所の場合もあるし、この交通網が発達した日本で、何もないような場所で待つのはちょっと不便に感じる。

理由4 客層や雰囲気が少し不安

海外だと移動は移動と割り切る人も多いから、本当にそうなのは知らんけど、金持ちやエリートがLCCで移動することも多いと聞くものの、日本人はくだらない見栄とプライドを重視するため、ジェットスターとJALではあからさまに客層が違うというのを何度もこの目で見てきている。

日本では若奥さんがディスカウントスーパーではなくて、見栄を重視して割高なのにイオンで買い物するというケースも多い。

この理屈で考えると、少なくとも新幹線や特急列車が走っているようなルートで夜行バスに乗るのは、安ければいいという客層が多くなりがちのはずである。

若い時にロンドン~パリの夜行バス(ドーバー海峡はバスごとフェリーに乗り込む)に乗ったことがあるが、明らかに貧困層が乗っているような海外の夜行バスでさえも、車内の治安が特段悪いということはなかったから、日本国内の夜行バスの治安が悪いとは思わないが、日本人は交通機関にさえ、見栄とプライドを重視しがちというだけの話である。

理由5 事故の不安が多少はある

飛行機だって列車だって事故る時は事故るけど、一般の車両も走っている道路を走る高速バスは、一般車両の事故に巻き込まれる可能性もあるし、実際に死亡事故も割と起きている。

ペーパードライバーが自分で運転するよりは1億倍は安全だと思うけれど、3千円を浮かすために死んだんじゃ、来世に大きな期待はできない気がする。

理由6 朝の5時くらいに到着する場合がある

東京~新潟とか、東京~名古屋とか、割と近距離の場合に多いと思うけれど、早朝から行動できるのは良いとしても、あんまり早すぎる時間に到着すると行ける場所がコンビニくらいしかなくて困る場合がある。

都会だったらそうでもないかもしれないが、特に寒い時期の地方都市とかだと、世の中が動き出すまでの時間がしんどかったりする。

ホテルに泊まってたら朝食をとって9時くらいまでは部屋でウダウダしてるじゃん、って話。

このウダウダしている時間が実は重要だったりするし。

理由7 運転手の態度が悪い場合がある

夜行バスではなくて昼間のバスだったけど、北海道で札幌からオホーツク地方に移動した時の話。

ネットで予約して乗車券を一応印刷していったのだけど、事前決済済みだし、降りる時に乗車券の確認があるとは思わなくて、車内で食べたパンとかのゴミと一緒にゴミ扱いで処分してたのね。

そうしたら、いざ降りる時になったら、運転手に乗車券を見せろと言われて、若い運転手にタメ口で滅茶苦茶にキレられたことがある。

ネットで予約して決済済みなのは乗車する時に確認して貰っているし、降りる時に見せる意味が不明だけど、バス会社ごとにルールがあって、合理的かどうかは別にしても、それがそのバス会社のルールなんだろう、と思った。

パーキングエリアとかでトイレ休憩のときに乗客が入れ替わったりしないように、っていうことなんだろうか。飛行機とかフェリーだと到着後にチケットを確認したりしないよね。鉄道はするから、鉄道に倣ってるのかな。

バス会社によってマチマチだと思うけど、こういう独特のローカルルールを知らないことでイヤな思いをしたくないから、高速バスや夜行バスは極力乗りたくないな、と思った。

理由8 LCC並みに座席が狭いことがある

夜行バスにも3列とか4列とか、足元広めとか色々あるけど、低価格重視だとLCC並みに狭い座席で一晩過ごすことになる場合もある。

LCCもJALの普通席も、実はそこまで広さに違いはないというのは個人的に思うことだけど、新幹線の普通車よりも飛行機はだいぶ狭いし、バスはもっと狭い印象がある。

理由9 天候や事故で高速が通行止めになると大幅遅延する

冬の北海道で大雪で特急が遅れたり運休して、その日のうちに札幌に行きたかったから、仕方なく旭川~札幌の高速バスに乗った時の話。

鉄道がボロボロになるくらいだから、道路交通も良くはないのだけど、その時点では高速道路は生きていた。

だけど、バスに乗ってから高速道路が通行止めになってしまい、普通なら2時間程度で着くところが、一般道のデコボコ道を走りながら4時間くらいもかかってしまった。

デコボコすぎる道を結構バスは飛ばすから、ひっくり返らないかとか事故の方が心配だった。全く生きた心地がしなかった。

理由10 LCCとか代替の安い交通機関がある

ニッチな地方路線を別にすれば、東京~大阪とか西日本方面はLCCで大体の主要都市に移動できると思う。

LCCは空港までの移動とか支払い手数料とかの謎の料金でバスより高くなるかもしれないし、アクセス手段がない早朝の時間帯すぎて空港に間に合わない場合もあるけれど、LCCがライバルなのは間違いないと思う。

高速バスや夜行バスの料金はJRの普通乗車券と同じくらいか、少し安いくらいに価格設定されていると思うけど、逆に言えば普通列車の乗り継ぎでもバスと同じくらいの料金で移動できることが多いとも言える。

夜行バスで移動した方が良いというケース

宿泊代を浮かせつつ、さらに移動先で早い時間から行動したい場合であろう。

現代日本では夜行列車がほほ姿を消したし、朝一の飛行機や新幹線よりも、もっと早くから旅先で行動する手段として評価することもできると思う。

個人的には、アホみたいに高くてもいいから、かつての夜行列車とかフェリーの個室とか、ネットカフェの鍵付き防音個室みたいな座席がある夜行バスがあったら乗ってみたいと思うけど、シートベルトとか安全面もあるから、バスで完全個室というのは無理なんだろうね。

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サケのふるさと 千歳水族館に二度目の訪問をしてきたぞ

北海道の千歳市にある千歳水族館に10年ぶりくらいに2度目の訪問をしてきたぞ。

サケの稚魚を放流したりしている

小規模だけど値段なりには楽しめるかも

旅行だとピンポイントで行くのが難しいけど、サケの稚魚を豊漁したりしている淡水魚の水族館。

入館料はネットの割引を使って600円だった。

近場だと新札幌のサンピアザ水族館があるけど、向こうは1200円。内陸部にあるけど、わざわざ海水を運んできているから向こうは海の生き物がいるが、コストがかかるからか値段に割にあまり良い印象がないので最近は行っていない。

体験型コーナーなどもある

千歳水族館はサケをメインにしつつ、淡水魚に割り切っているから値段が安いのは良い。

本州の1500円以上クラスの水族館に比べたら、かなり小規模だけど、ドクターフィッシュの体験コーナーがあったりする。

本物の川の内部が見れる窓もある

時期によっては魚がいないけれど、隣接している千歳川の内部が見れるコーナーもある。

この時はホッチャレという力尽きたサケの死骸が観察できるようになっていた。

後半の方は普通に熱帯魚の水槽コーナーが中心だったりするので、大迫力のジンベイザメとかイルカとかペンギンコーナーなどはない。

この水族館で一番可愛かったのは熱帯魚のディスカスさん。

千歳駅からは少し歩くけど、近くには経営元が変わってフードコートが入れ替わったりした、いわく付き(?)の道の駅「サーモンパーク千歳」がある。

以前は、そこのフードコードで奥芝商店のスープカレーを食べるのが習慣だったけど、本当に入れ替わっていた。