Part.4 KUSHIRO

Part.4 KUSHIRO

釧路に一直線!! 釧路空港を見学して来たぞ

釧路空港を見学して来たぞ。

北海道の地方空港優等生?

本当は釧路に行く時に釧路空港を利用したいが、なにぶんLCCが就航しておらず、AIR Do含むまともな飛行機しかないため、利用したことはなかった。

そのため、見学のためだけに釧路市内から向かった。

バスだと釧路駅から片道900円以上する。そんな距離ではないが、割高感がある。

そこで、少し安くなる方法として、JR大楽毛駅から乗ると、列車代とバス代で700円くらいになるので、大楽毛の見学もしたかったので、そのルートで向かった。

シンプルな外観、内装はアート



釧路周辺には釧路出身の某有名建築家氏のアーティスティックな建築物が多いが、この釧路空港に限っては拍子抜けするほどシンプルな概観。

入り口付近にはタンチョウや乳牛のオブジェがある。

アートな内装

シンプルな外観からは一転して、内部はアート。

就航路線が札幌、東京と国内のみなので、国際的な感じはないが、内装は豪華だ。

レストランでスパカツ

なぜか釧路市街ではなく、空港でスパカツを頼んだ。レストランたんちょう、1,000円。

スパカツはこの店に限ったことでないが、自分の家でも割と同じような味のものが作れる。パスタとミートソースと豚カツを用意するだけだから。

釧路空港には2つレストランがあり、和食的な店と、この洋食的なレストランたんちょうがある。

レストランたんちょうは飲料はとても高く、悪質キャバクラや悪質ガールズバー(どちらも行ったことないが)のごとく、コーラやオレンジジュースが500円もする。

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釧路市丹頂鶴自然公園に行ってきたぞ

釧路市丹頂鶴自然公園、通称、鶴公園に行ってきたぞ。

どんな施設か

人間による環境破壊、乱獲等の愚行によって絶滅したとされたタンチョウ。

しかし、数羽だけ釧路湿原で密かに暮らしているのを見つけ、保護、繁殖させるために当初設立された。

現在は1,200羽くらいまで増えて、野生のタンチョウを釧路湿原周辺で観察することができるが、鶴公園では動物園的に年中、近くでタンチョウを観察、撮影することができる。

アクセスは徒歩だと少し難がある



鶴公園は釧路空港から歩いて行けなくもない所にある。

ネット上の地図で見ると、ショートカットできる細道があるが、現場に行くと「通行止め」というような看板があったので、遠回りの一般的に車などが通る方の道を進んだ。よく確かめていないだけで、「通行止め」の道も本当は行けるのかもしれない。

空港から程近いので、沖縄のあしびなー的にマイクロバスで無料送迎したりすれば、もっと人が来るんじゃないかと思ったが、やっていないところを見ると、そういう需要はないのだろうか。

自家用車やレンタカーがある人はそんなに行くのに苦労しないが、公共交通機関のアクセスは少し難がある。

釧路駅前から1日3往復の路線バスがあるが、便数が多いとは言えない。釧路空港行きのバスなら1時間に1本くらいの頻度であるので、5Kmくらい歩く覚悟があれば、空港行きのバスでもいいだろう。どっちでも片道900円台と結構高い。大楽毛駅から乗るとトータル料金は少し安い。

結構微妙な施設

園内は500mくらいの一本道往復。タンチョウの生態に不勉強で申し訳ないが、基本的に人間みたいに決まった場所で生活するらしく、上側が塞がれていない檻で、好きなときに外に飛んでいったもするが、ちゃんと戻ってくるらしい。埼玉の某動物園にいるタンチョウは、普通に塞がれている檻だから、やはり動物園というのは動物に悪いことをしている施設なのだろう。

今となっては、時期にもよるが野生のタンチョウを見ることは、釧路湿原周辺ではそんなに難しくないので、470円払って動物園的な状況のタンチョウを見るのは微妙だと思った。

ただ、釧路市動物園に近いので、そんなにタンチョウにマジでない一般観光客が周辺観光と合わせてレンタカーとかで回るにはいいかもしれない。

園の方向性としては、入場時に配布されるイラストマップのコント的なノリもあり、真面目な保護施設なのか、見世物としての動物園的性質があるのか、判断しにくいところがあった。

客層は地元一般客と、中国人団体、タンチョウ撮影で回っているカメラマンなど。そんなに賑わっているとは言えない。

ちなみに冬季は16時閉園だが、釧路市内の帰りのバスまで1時間近く外で待たないと行けない。歩道のない道路沿いにバス停がポツンとあり、吹雪いている時とか寒い時は待つのが大変で危険だろう。一応、入場料を払った客ではあるが、普通に時間になったら閉園ですよ、と追い出された。

タンチョウも釧路もすごく好きだけど、こういうふうに追い出されると、タンチョウは所詮は見世物なのかとその時は思ってしまった。