自転車旅行のお供に最適なカメラは? というテーマで、昨今、入り乱れるデジカメ、スマホ事情などを考慮しつつ、考えてみました。
5位 一眼レフカメラ(フィルム)
旅の全貌をフィルムに焼き付けろ!!的なカメラ。
写真の歴史においてデジタルが支配的になったのはまだここ10年~20年程度。今でも写真愛好家を中心にフィルムは好まれている。
メリットは単なるデジタルデータではなく、物質的なフィルムという物質に旅を焼き付けることができること。
デメリットはカメラ本体に加え、フィルムの入手、管理、現像などの手間とかさばり。
4位 デジタル一眼レフカメラ
こだわり派ならかさばりも超えられる!?
画質や撮影という行為にこだわる場合、真っ先に選択したいのがデジタル一眼レフカメラ。CanonのKissシリーズなど比較的小型、軽量のものもある。
自転車旅行の場合、荷物は少なければ少ないほど良いというのが基本なので、機種は吟味したい。レンズも取りあえず風景を撮りたいくらいのぼわーんとしたイメージならば、軽くて小さい標準レンズがおすすめ。最悪、旅先でレンズを買うこともできなくはない。
バッテリーは専用のものが普通なので、予備含めて計画的に管理すること。
3位 スマートフォン
デジカメが築いた市場をぶち壊した怪物カメラ。実力も確かで、手軽に使えるのが魅力。
今時のiPhoneを始めとしたスマートフォンは、下手なコンパクトデジカメの画質を超え、カメラの専門用語を何も知らなくとも、誰でも十分に(一般的な意味で)綺麗な写真を撮ることができる。
旅先でインスタグラムやツイッターに投稿したり、クラウドにバックアップしたり、単独のカメラではやりづらいことが楽々できる。
デメリットはバッテリー消耗で何もできなくなってしまうこと。自転車旅行はアウトドアスポーツなので、大事に大事に扱うようにしよう。ワイルドな方は避けた方が無難かも。
2位 コンパクトデジカメ
旅っぽさや利便性、画質などのバランスがよい、時点所旅行向きのカメラと言えるのがコンデジ、コンパクトデジタルカメラ。
コンパクトデジカメというジャンルには思いの外いろいろな機種あるが、1~3万くらいの機種がおすすめ。光学ズームや動画機能など旅の記録として必要な機能がコンパクトにまとめられている。
中古で探せばもっと高価格帯の機種が安く買えるだろう。
デメリットはバッテリーが専用品であること。予備バッテリーの確保は早めに。
1位 ミラーレス一眼レフカメラ
こだわり派も実用派もどっちもOKなカメラ。
一眼レフカメラ並みの画質と使い勝手を持ちつつも、コンパクトデジカメ並みのサイズなのがミラーレス一眼である。
構造的には一眼レフカメラにあるミラーボックスがないため、ボディを小さくできるのだ。レンズもコンパクトである。自転車旅行でも許容できるサイズではないだろうか。
デメリットは機種にもよるが、低価格のものはファインダーがないため、炎天下での撮影がやりづらいこと。こちらも中古品でうまく探せば、旧製品の高級機がやすく買えることも。