医療保険(生命保険)に何となく安心感があるからと付けていた謎の月100円の先進医療特約を外して保険料を減額してやったという話。
ちなみに医療保険というと、歯医者や病院にかかる時に3割負担とかになる健康保険と混同する人が世の中にはいるっぽいので、わざわざ(生命保険)と書いている。確定申告だと生命保険の一種として扱われるので、生命保険の仲間のような気がするいけど、実生活上では別物として考えるのが正しいと思う。
基本的な考え方は保険は投資の一種で加入必須ではない
頭の中を不安が8割以上も占めている不安神経症の人とかだと、月に2万円以上も保険料を保険会社に貢ぐ人もいるだろうけど、ぶっちゃけると拙者は20代や30代前半までは医療保険(生命保険)など1つも加入していなかった。保険料は年間ゼロ円である。
保険は株などと同じ投資の一種。リターンが見込めない場合は損するだけである。
というのは建前で、実際のところ、滅多に病気にならないし怪我もしないから、無駄になるであろう保険料を払うのがバカらしいから入らなかった。カネをドブに捨てるより美味しいものが食べたいし旅行にも行きたいから意図的に加入しなかった。
現在に至るまで一度も保険が降りるような病気も怪我もしなかったので、この選択は100%正しかったわけだが、ネットで加入できるような安っすい保険に加入するようになったのはつい最近、コロナ禍以降である。
ちなみに当たり前だが、この手のことを保険会社の人間や、保険会社の手先期間である街中の保険の窓口的な場所、ファイナンシャルプランナー、貯蓄と保険が大好きな大多数の日本人に相談すると加入するように説得されるだけ。
保険加入は株を売買する時と同じ感覚で自分で判断すべきである。
先進医療特約なんて払っても意味がない
あえて意味がないと決めつけてしまうが、大多数の人にとっては意味がないだろう。
保険が大好き人間からしたら、月に100円程度の負担で先端医療という最新最高の医療サービスを受けられるっぽいから、何も考えずにポチっと加入することが多いであろう。
「最新最高の医療サービスを受けられる」なんてどこにも書いてないのだけど、保険会社のパンプレットやWebサイトを見ているうちに誘導尋問的に無意識に加入して、毎月100円ずつ徴収されて、保険会社の人間のウ〇コになっているというのが真実だろう。
しかし、先進医療というものの中味を調べてみると、多くの人にとっては全くと言っていいほど意味がないシロモノなのであった。女性特有の病気に対してのものが多く、特に男性にとってもまるで意味がない。
一見すると意味がありそうに錯覚するのは、がんの陽子線治療や重粒子線治療という、海外の先進国ではあまり行われていないという利権絡みっぽい治療くらい。しかし、それですらも実施している病院はそこらへんにあるわけでなくて、全国に数か所程度しかないという。
そんな受ける可能性が極めて低いマユツバモノのために月100円徴収されているとイメージできるかどうかが大切なのだ。
数百万くらいするような高額な治療の割に、先進特約の保険料が月100円程度と極めて安いのは、受けられる可能性が極めて低いからと読み取るのがよいだろう。
保険自体を解約しなくとも部分的に解約することもできることが多い
保険会社や保険商品にもよるが、間違って先進医療特約とか不要なオプションを付けてしまった場合、保険全部を解約する必要はなくて、部分的に解約することができる場合もある。
転職したり失業して収入が減った場合に、保険料を減らしたいという場合は多くあると思うが、自分が加入している保険会社のサイトなどで「減額」などというキーワードで調べるとよいだろう。
減額して削除したり減らした項目は後から復活はできないが、イチから加入しなおすよりはラクチンなので覚えておくと役に立つだろう。