Part.1 Excellent Hokkaido Native2

4日目 最果てへの旅

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日本のある時期においては、北海道の東の端は今よりかなり向こうだったという。北方領土だ。今、一般日本人が気軽に行ける最果ては根室までだが、ここまで来るとロシア語の看板が目立ち、よほど鈍感でない限りは異国の雰囲気が感じ取れるだろう。

日本最東端の街、根室へ

私は日本最南端(東京都)と最西端(沖縄県)にも行ったことはあるが、市町村とか細かい単位で言うと、最東端である根室が一番ディープなところに立ち入っている。

と言っても、記憶の範囲では冬の根室に来たのはおそらく初めてで、真夏だけど涼しい風が吹いている根室しか思いつかない。

日本の平地としては、真夏でも最も涼しい風が吹くのが根室という認識で、ロシア語の看板が多くて、日本離れしている異国のような街だ。この街で飲む日本酒とエスカロップが最高なのだ。

もう面倒くさいから予定を変えて網走方面に行こうとも思ったけど、次に来れるのがいつになるかわからないし、ひょっとしたもう来ないで一生終わるかもしれないと思って、しょぼいホテルの軽朝食を胃に流し込んでから、根室行きの快速列車に乗った。

特急が走っていない区間だから、特急と乗り継ぎのいい列車だと混む場合がある。海岸線を走るので、根室に向かって右側の座席の方が景色が良い。

元々、雪の少ない地方だけど、ほんとに雪が全然ないから12月なのにおかしいわ。列車内は最果てに向かう旅人が何人かいて、旅情がある。根室に行くような物好きは、たぶん、沖縄の寂れた離島とかも周っているようなタイプの旅好きというか、旅に色々なものを注ぎ込んでいる人だろう。

根室の駅前。最東端の街だから逆によかったりするが、営業してるかどうかわからんような店、主にエスカロップを出している喫茶店や飲食店が多い。スーパーもスーパーだか判別が難しかったりするし、逆に外国っぽい感じがして良い!

イーストハーバーのエスカロップ

1年ちょっと前の自転車旅行で訪れたイーストハーバーホテルにエスカロップを食べに行く。

11時半~13時半の間しか提供していないので、エスカロップのために旅程をぴったり合わせて来たのだ。きまぐれ旅行派の私としては非常に珍しいことだ。

エスカロップと言っても「カレー」みたいに色々あって、この日は少し値段が張る仔牛のエスカロップを注文。1100円くらいだったかな。

エスカロップは根室くらいでしか食べられない料理だけど、バターライスとか普通の北海道人なら気に入る味。根室だとスーパーの惣菜としても売られているけど、近隣の釧路とかだと見たことがない。似たような洋食はむしろ東京とか横浜とか神戸とかにありそうだが、ガチのエスカロップが全国に普及する日は来るのだろうか。バターライスにしろ、肉をあげたりとか、家庭で自分で作るには手間がかかるしなぁ。

食べ終えたら、列車の時間まで読書して時間を潰してから、一旦、釧路に戻った。

そのまま釧路駅で乗り継いで次の目的地である網走へ向かうこともできたが、網走への最終列車に乗る方法をチョイスした。2時間半くらい、釧路でぶらぶらする余裕が生まれる。

夕暮れ時の釧路の街は華やかで、失業率の高さが日本最悪レベルだったり、生活保護者が多い街であることを感じさせない。

泉屋で泉屋風

MOOの無線LANで札幌で宿泊する宿を手配した後、泉屋に向かった。

釧路市民の90何%が泉屋のスパカツを知っているそうだが、ちょっとツウになりかけた人が次に頼むのが泉屋風というパスタらしい。

私もスパカツを2~3度食べて、次に段階に行きたかったので泉屋風を頼む。

ほぼ見たまんまの味で、塩やきそば風の味付けでボリューミー。スパカツが900円台でこっちは800円台だから、スパカツより安い。若干薄味に思えたので、塩や胡椒を足した。これよりもっとツウ向けのメニューもあるが、とりあえず泉屋風で満足。まぁ、ほとんどの常連客はスパカツを頼むのだから、初めて行く人は泉屋風よりスパカツをお勧めする。

泉屋風を食べ終えたら、網走へと向かった。釧路、さようなら。

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