何度か目を覚ましながら迎えた朝。空はまだ厚い雲に覆われていたが、雨はなんとか止んでいた。買い置きしていたジンギスカンを作り、テントを片付け、自転車に荷物を積載する。
6時頃、キャンプ場を出発する。調理場で寝させて貰ったので、管理人さんが起きているかわからないから、最悪、メモ書きでお礼を伝えようと思ったが、キャンプ場を出る時にプレハブから管理人さんが出てきてくれた。最初の受付の時に対応してくれた方だ。
「炊事場で寝た? なんか可愛そうだからさぁ、テントを移動するように(昨日担当だった同僚に)言ったんだよ~(笑)」
どうもありがとうございます。おかげで大変助かりました。
その後、新札幌駅に向かい、うまくダンボールを探して不要なキャンプ用品などをコンビニから自宅に送った。もう江別に来ることはないし、キャンプすることもない。
某ホテルで無難な朝食バイキングを食べ、この日は街で過ごした。