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嫌な出来事は2回上書きすると思い出そうとしても思い出せないレベルに忘れる

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画像はイメージ

知性がある人間にとって“忘れる”という行為は、極上の癒しであり、特権級の才能である。

特に嫌な出来事というのは、さっさと忘れた方が心身にとって良いのは言うまでもないから、さっさと忘れるに越したことはないけれど、嫌な出来事ほど本能的な特性によって忘れるのが難しいというのが実情。

だけど、記憶を消去するとっておきの方法がある。

同じような出来事で2回上書きすると忘れる

PCの記憶媒体とかと同じで、1度だけの消去だと、ちょっとした弾みで簡単に記憶が復活してしまう。

国家機密レベルのセキュリティの高い記憶媒体の消去だと、35回くらいランダムな情報を上書きして上で破棄するらしいけれど、人間の記憶も似たようなもので、記憶の同じ部分を別の情報で何度か上書きすると、記憶を読み出すのが困難になる。

嫌な職場の記憶は2回転職すると思い出せなくなる

1つ前の職場の記憶は上司の名前とか取引先の名称だとか、それなりに詳細に思い出せるけども、2つ前の職場となると上司や同僚の顔、名前などが簡単には思い出せなくなる。

むしろ、「使ってたツールの名前なんだっけな」とか「外注先の会社名なんだっけ」とか思ったところで、どれだけ思い出そうとしても思い出せなくなる。

同じ部分の記憶を上書きするというのがキーポイントのようだ。

数十年前の幼少期の記憶とかは上書きされないから思い出せる

この理屈で言うと、幼稚園時代の嫌な記憶を思い出せるのは、幼稚園は普通は人生で一度しか通わないから、同じような記憶で上書きされることがないからだと思う。

日本人が日本語を覚える仕組みと、あとから英語とかを第2言語として覚えるのは別物で困難であるように、脳の記憶や学習の仕組みがそうなっているのだろう。

余談 過去を気にする日本人と常にポジティブなアメリカ人

日本人は仕事でもプライベートでも何かに失敗すると、ネガティブになって原因を考えて、次は失敗しないように対策を練るのが一般的なパターン。

対して、アメリカ人は失敗したらさっさ忘れて別の新しいことをやるのが一般的。

アメリカの子供がよく見るような児童向け番組の主題歌とかでも、「失敗は忘れてしまおう。新しいことに挑戦しよう」みたいな歌詞だったりする。

移民としてアメリカ大陸に渡ってきたアメリカ人は、過去をばっさり切り捨てて前だけを見て生きてきたからであろう。

日本人みたいに過去のことに雁字搦めになるのは愚かなことなのかもしれない。

職場にアメリカ人がいたりすると言葉の違いだけでなく、文化や考え方、生活態度の違いに気づきが得られたりする。

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