5年くらい前に5千円くらいで適当に買ったGT740というチップが搭載された安物グラボを使っていたのだけど、グラボに負荷のかかるような時にPCが不安定になるようになった。
色々試した結果、どうやらグラボがPC不調を招いていると野性の勘で判断したので、5年も使ったしと買い替えることにした。
買い替え候補はGT 710かそれとも!?
そんなにPCではゲームらしいゲームをやらない(A列車9くらい)のでスペックは普通にPC操作や動画のエンコードでCUDAが動いてくれれば気にしない。
5年も経ったし最近の安物事情はどうなんだろうと調べてみると、GT 710というのがローエンドの主流らしい。でも型番的には5年前に買ったGT 740より数字が若いし、スペックを調べてもGT 740よりショボい・・・。
ただ、ゲームとかより日常の操作を快適にしたり、マルチモニターにしたいという用途には全然いいと思う。実売4千円なのも神かがっているし。
ただ、今回はせっかくだし5年経って買い替えたらスペックが下がるのではテンション下がるので、5年ぶんくらいスペックが上がるGT 1030搭載のグラボにすることにした。実売8千円くらいで前回より高くなるけど、スペックが2倍くらいで消費電力も半分くらいになるようなので値段アップは許容範囲だろうと思って適当にポチってみたのである。
HDMIが刺さらない変な端子がある?
チャチャットとPCに装着してモニターを繋ごうとして困ったのでござる。
面倒なので普通にモニター2台繋げれば何でいいやと、グラボ側のHDMIっぽい端子が2つあることまでは確認していた。ところが、このグラボはHDMIが1つ、DPという謎端子が1つという出力だったのである。我が家にはHDMI対応のごく普通のモニターしかない。
DPとはなんぞやと思って調べた
今の世の中のモニター端子の主流はてっきりHDMI一色かと思っていたら実はそうではなかった。
DP、つまりDisplay Portという端子というのが今の最先端であって、8Kなどの解像度に対応したHDMIの次を行く端子だったのである。我が家で言うと寸前までDVI端子も普通に使っていたし、DVIはもちろんのこと、HDMIのどちらかというと古い端子になりつつあるそうだ。
いや、8Kどころか4Kのモニターも持ってないしフルHDで満足してまっせ状態なのだけど、世の中の流れがそうなのだから仕方がない。最先端のゲームなどではHDMIじゃスペック不足になる状況というのも存在してきているということだろう。
DPからHDMIへの変換は割と簡単にできる
Display PortはHDMIよりスペック的に上位の規格なので、Displa PortからHDMIへの変換は割と簡単にできる。つまり、アマゾンなどでは500円くらいから変換アダプターが手に入る。(できれば、こんな変換アダプターを使わず普通にHDMIで十分なんだけどね)
逆に、比較的レアなケースだと思うがモニター側がDisplay Portしか刺さらなくて、HDMIからDPに変換するには複雑な変換機能を持ったアダプターが必要になるので値段が数千円以上になってしまうようだ。
まとめ HDMIが主流だと思っている人はDP端子に注意
時代が進んでいるのは仕方ないけれど、HDMIとDP端子は見た目が似ているのでそういう端子があると認識していないと間違えてグラボを買うハメになるので、しばらくぶりにグラボを買い替える人は筆者みたいにならないように気を付けよう。
それ以外には筆者はセーフだったものの、マザーボードが7~8年前のレベルで古い場合は今どきのグラボが対応しない場合もあるらしい。
そのうち、マザーボードレベルから刷新しないとならないのかなぁ。CPUとかメモリとかにスペック不足感はないんだけどね。