浜辺で見かけるミニトマトのような実がなっている植物。
これはハマナスというのだけど、本州の太平洋側は茨城県、日本海側は鳥取県を南限として分布している。
特に北海道に多いらしいが、沿岸部で育ったわけではないから実感としては湧かない。
そこらへんに生えている無償の食べ物
見た目がミニトマトみたいだから「食べられるのでは?」と思うわけだけど、調べてみると普通に人間が食べられるらしかった。
先入観としては、そのへんに落ちているもの(なっているもの)は毒があったりして食べられないというイメージだが、ハマナスの実に関しては普通に食べられるらしい。
浜辺によってはそこらじゅうにハマナスの実がなっていて、付近に人間の民家が沢山あったりもするから、こんな人間の食料になる実がそこらに自生しているのが可笑しくも思えてくる。
誰も食べないカスい食糧かと思うと、ビタミンCはじめ栄養豊富だし、食べてみたくもなるものである。
願わくば、世の中の主流を無視してハマナスの実を主食として生きていけないかと思ったりもする。
ビタミンC豊富で結構イケる味
味の感想で言うと、微妙な味の柿とかかな。
熟してちょうどいいくらいのを食べられると幸せかと思う。
可食部は少なくてアセロラくらい。中央部に種が沢山入っている。
よくあるローズヒップティーとかも、ハマナスの実の仲間から作られるらしいけど、意外と自然界には人間が食べられる食糧となる植物が生えているのかしらん。