
洋食屋に誘ったくせにハンバーグを箸で食べる奴がいるが、フォークとナイフで食べないなら洋食屋に誘うなって話。
俺はちゃんとナイフとフォークを使っているにも関わらず、誘った当の本人が食事のマナーやスタイル、作法を無視してジャパニーズ式に箸で食べるなということである。
目次
日本人は一般的にナイフやフォークの使い方が下手くそ
貴族階級に生まれて帝王学を身に沁み込まされたり、お嬢様学校とかで食事マナーを受けたり、あるいは受験勉強に青春を捧げて欧米に海外留学を経験してネイティブ並みの食事作法を身に着けたりしていない限り、普通の日本人は箸が一番得意。
ナイフやフォークで食べるなんて冗談じゃねえぜ、もはやジョークってレベルの人が大手一流企業でルーチンワークに人生を捧げる社畜たちを含めて、一般日本人には多いというのが個人的統計である。
ジャパニーズのスープ系パスタランチ会は最悪
ハンバーグ程度だったら箸で食べる奴がいても「教養がなってないな(苦笑)」で済まされるけれど、スープ系パスタのランチ会はもっと最悪である。
さすがにパスタだと下手くそながらもフォークで食べる日本人の方がマジョリティーなものの、フォークさばきが下手すぎて隣人や周囲に汁を巻き散らす人間が必ず出てくる。
日本人だけのランチ会でパスタ専門店なのが終わっているが、大半のジャパニーズは箸しかまともに使えないことを念頭に入れた方がよい。
身内にもカレーライスを箸で食べる奴がいるが、これなんかはジャパニーズの極みどころか国宝級である。
ハンバーグは和製英語で海外では通じないことも注意
ジャパニーズは子供から大人までハンバーグ、ハンバーグと朝晩うるさいくらい言っているけれど、ハンバーグは日本でしか通じない和製英語なのも注意。
日本でいうハンバーグという物体を英語にするなら「hamburger steak」がそれに近い。
マクドナルドで食べるようなパンにはさまれているのもハンバーガーだし、ジャパニーズが言うところのハンバーグも本国ではハンバーガーである。
そうなると、ハンバーグ自体が実は和製洋食であるともいえ、箸で食べるのが道理に叶っている気がしてくるからややこしい。
ハンバーグの元になったのはドイツの料理
ところで奇妙な日本の洋風だか和風だかのハンバーグ、元になったのはドイツで2番目の規模を誇る都市、ハンブルクで食べられているタルタルステーキという料理という説がある。
お察しの通り、ドイツあるあるのフランクフルトみたいに、街の名前がそのまま料理の名前になってしまうパターン。
紆余曲折を経て、ハンブルクが日本人発音でハンバーグとなったらしい。
だから、世界においてハンバーグ(ハンブルク)と発音するとドイツの街の名前と認識されてしまう。
しかし、このタルタルステーキ、日本人のイメージするステーキとは違って生肉のメンチみたいなやつ。俺が絶対に食べたくないタイプの料理だ。








