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【映画レビュー】王様のためのホログラム(ネタバレあり)

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トム・ハンクス主演で2016年製作のアメリカ映画『王様のためのホログラム』のネタバレありのレビュー。

月額500円から加入できるアマゾンプライムでも視聴できる(記事執筆時)。

観光で行けるようになったサウジアラビアが舞台

ストーリー的にはトム・ハンクスが色々あって、サウジアラビアの国王にホログラムを使ったテレビ電話装置をプレゼンしに行くというもの。

その過程のドタバタや、酒が禁止だったり、女性との付き合いだったり、文化の違いをコメディタッチで伝えていくような内容。終盤の展開は予想外という声も多く、これは見てのお楽しみ。

ここ数年のアメリカ映画には多いが、中国に先を越されたり、中国に邪魔をされるというお決まり展開もあり。

サウジアラビアは長く観光で行くことができなかったが、2019年後半に観光ビザが取れるようになったらしい。実際に観光に行った人によると、実際は隠れて酒飲んだりとかも無理らしいので、映画で事あるごとに接待などで酒が出されるのはフィクションだと言うが、文化の違いを感じられたり、コロナで外出自粛だけど海外旅行気分を少し味わえる映画。

ストーリーはサクサク進むし、全体的に実物描画などもサラっとしているので、コテコテな映画を観ると脳が疲れそうという人にもお薦め。めちゃめちゃ面白いわけでもないし、中高年の恋愛映画として終わる急展開(超展開?)が意外と面白かった。100点満点中75点くらい。