PC & モバイル

【中古PC】IBM Refreshed PC でのSSD載せ替えの記録

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る


IBM Refreshed PCって知っていますか? 別にIBMのPCというわけではなくて、中古PCをきちんと整備して、Windows7やWindows10の正規版のライセンスを付けている、中古PCのこと。

中古PCだと、よほど新し目の良品でない限り、モノによってはハードの状態やソフト(OSなど)のライセンス状態が不安になる場合もあるが、概ね安心して買える中古PCなのだ。

IBM Refreshed PC
https://www-03.ibm.com/financing/jp-ja/refreshedpc/guide.html

但し、SSD載せ替えやOS再インストールに注意

一昔前のメーカー製PCは必ず再セットアップ用のDVD-ROMが付いてきたものだが、ここ最近はHDDやSSDにリカバリー領域というものがあり、光学ディスクが付属していないことが多い。PC側にも光学ドライブがない場合も増えているのでトレンドではある。

IBM Refreshed PCも一昔前はディスクが付属していたが、最近は例に漏れず、やはりHDDやSSD内にリカバリー領域がある。

なので、HDDやSSDを載せ変えようと思った時は、それなりに頭を使う必要がある。ディスククローン用のツールを使ったり、機材を使う方法もあるが、さくっとやりたい場合は、予め持っているクリーンインストール用のWindows7や10のDVD-ROMから入れ直すのが確実でわかりやすい。

IBM Refreshed PCでもプロダクトキーは通常のものと多分同じ

IBM Refreshed PCだからと言って、特殊なインストール形態のWindowsかというとそういうわけではないようだ。新規でプロダクトキーも発行されてPCの裏などにシールで貼られているので、別途用意したメディアからクリーンインストールして、プロダクトキーを入れれば、発行されたライセンスのWindowsのエディションを認証させることができる。

最近はデジタル認証というような技術で、PCのハードウェア情報を記録してライセンス管理しているらしい。一度認証させてしまえば、HDDやSSDを交換したとしても正常に認証させることができる。

Windows10の回復ディスクはむつかしい

Windows10には回復ディスクという機能がある。これを使えば原理的には特別なツールや知識がなくても、USBメモりさえあればシステムやデータを丸ごとバックアップして、HDDやSSDを交換させることができるそうだ。(Windows7時代から似たような機能はあるようだが、個人的にはあまりお世話になったことはないが)

しかし、USBメモリやディスクの構成などにより、色々な相性があるようで、環境によってはうまく作成することができないようだ。

結局、なんど試してもできなかったので、古典的なDVD-ROMからのインストールに落ち着いた。回復ディスクでSSD交換に躓いている人は、自己責任でお試しあれ。