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世界的にはスマホの主流はAndroidだけど、ブランド志向で未だに昭和バブル脳が残っている日本人はiPhoneが好きだという。
拙者も仕事の都合で検証作業などに必要なため、iphone6sとかは結構長く使っていたし、iPhone7やiPhoneSE(1か2か忘れた)も使っていたことがあるから、それなりにiPhoneの使用経験はある。
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15万のiPhoneと1万5千円のちゅうか安物スマホの外観は全く同じ(笑)
借りものだから写真は載せないが、瓜二つ。
最近、仕事の都合で渡された最新のiPhone16だか17だかは、普通に買うと15万だか20万もするらしいけど、俺がプライベートで愛用している1万5千円の中華スマホと外観がそっくりだという、コントのネタかと思ってしまうのが第一印象だ(笑)
ホームボタンがないのは普通に使いづらい
飛行機の操縦席とかビデオカメラとかもそうだけど、業務用の機器というのはボタンが沢山ある。
必要な機能を間違いなく短時間で呼び出せるように、アナログでボタンが用意されているのだ。
対して、最新の民生用機器というのはボタンが少なくて、タッチパネルとか一つのボタンで複数の機能を代用する傾向がある。
その最たるものが最新のiPhoneだろう。
ボタンが少なかったり、なかったりすると何となく最新のイメージがあるからだろう。
ただ、単純に使いにくいというデメリットがあるのだけど、営利企業にとっては売れれば何でもいいから、マーケティング優先でなくなっただけだと思われる。
未だにガラケーを使っている田舎の年寄りとか、常時、指が震えている人とかは、下から指を滑らせるとかの操作無理だわ。
便利な指紋認証もなくね?
まじかよ。
手荒れしている時とか指紋が進化したときは再登録が必要だけど、地味に便利なのか指紋認証。
1万5千円のやすもの中華スマホにも指紋認証はあって、電源ボタンに指紋センターがあるから、所有者が電源を入れればパスワードなしでスマホが使える便利なシロモノ。よく出来ている。
ところが、10倍くらいの値段がする最新iPhoneはホームボタンがない関係で、指紋認証が搭載されていないという。ゴミすぎる。
iPhone7とか古いiPadにも普通に搭載されているのに、頭おかしすぎる。
代わりに顔認証が推奨されているけれど、覆面レスラーの真似事をしている俺には無理だろう。
毎回パスワードを事あるごとに入力しないとならないから、不便すぎる。間違うとロックがかかって大変なことになるし。
なぜiPhoneは不便な方向に進化するのかの考察
進化なのか退化なのか知らないけれど、イヤホンジャックがない時点でこうなることは読めていた。
ワイヤレスイヤホンとか、同じ値段の優先イヤホンより音も悪いし、設定が不便だし、充電が面倒くさい。スマホの音楽プレイヤーは使いにくいというのもあるけどね。
それで、なぜiPhoneみたいなスマホのトレンドリーダーみたいな存在が不便な方向に進化するかというと、人間というのは不便なものに愛着を覚えるという性質があるからだ。
俺は昔、某クルマメディアの編集部に在籍していたことがあるが、そこの編集長(要は偉い人)が言っていた言葉である。
クルマメディアだから、古いマニュアル式のクラシックカーとかを特集していたりするのだけど、最新のEVカーとかより、そういうメンテンナンスや運転が不便な車も、マニアには高値で取引されているのである。
人はわざわざ不便なものをチョイスするというマゾい部分が先天的にあるから、マーケティング的にあえて不便なものを開発しているのだと思う。そうとしか考えられない。
だから、普通に便利なものを使いたい人はiPhoneなんて使わない方がいいということである。
人の趣味は様々だということだ。