カキフライほど時間が経つとレンジアップしようが不味いものはない気がする。
スーパーで半額になった惣菜のカキフライを作りたてのカキフライを想像して買うと、毎回毎回、後悔してしまうので覚書として記事にすることにした。
カキフライの他にも時間が経つと不味いものの例
カキフライ以外にもスーパーの半額惣菜で時間が経つと、美味そうに見えても不味いものがある。
半額惣菜でもレンジアップで美味しく食べられるものとそうでないものがあるのだ。偉い人がその違いを科学的に分析してほしいものだが、次のようなものは一見すると美味しそうでも実は不味い。
お好み焼き
関西とかだとどうか知らないが、関西じゃない地域だと割と、お好み焼きはスーパーの半額売れ残りの常連。
鉄板で焼き立てをソースをじゅわっーとかけて、ふぅーふぅーしながら食べるのが本物の味だろう。時間が経つと全体に水っぽくなって、キャベツなどの野菜が柔らかくなりすぎるのかもしれない。
大阪風もまずいし、広島風もまずくなる。スーパーの惣菜で買うなら、作ってから時間が経っていなくて温かいやつにするべきだ。半額レベルまで売れ残っているやつをレンジで温めるくらいなら、冷凍食品の方がまだ美味しい。たぶん。
不思議と、似ているものでもタコ焼きは時間が経ってもレンジアップで美味しく食べられることが多い。
メンチカツ
トンカツは半額だからとコストパフォーマンスを考えれば割と美味しく食べられるのに、メンチカツの場合は作って時間が経って一旦冷めたやつをレンジアップしたところで、元の味の30%くらいにしかならない。
カキフライにもお好み焼きにも言えるが、内容物に空気感というか柔らかさがある料理はレンジアップで復活しないのかもしれない。
半額惣菜でも美味しいものの例
不味いものだけを取り上げると半額惣菜が悪のように聞こえてしまうかもしれないが、全然そんなことはない。
むしろ、不味くなるものがカキフライを筆頭とした一部のジャンルであり、それ以外は美味しく食べられるのである。以下は特に半額でもレンジアップ等で美味しく食べられる料理の例。
グラタン、ドリア系
作り置き、煮込み系(?)なので、時間が経っても温めれば美味しく食べられる料理の代表だ。
こうして考えてみるとカキフライがどうして不味くなるのかわかる気がする。その調理法や食材が要因だ。時間経過でパン粉など衣的な部分が水っぽくなり、油で高温調理した牡蠣自体も大幅劣化するからだ。
寿司、おにぎり
高級な寿司は知らないが、寿司は元々からして酢やワサビを使っているあたり、ある程度の保存食的な料理な気がする。
おにぎりは携帯食としてのルーツがあるだろうし、時間が経っても美味しく食べられる。
と言っても、具材などにもよる。
唐揚げ、天ぷら
カキフライに話を戻すと、油で揚げたもの全てがダメなわけじゃない。
まぁ、揚げたての方が美味しいとは思うが、唐揚げや天ぷらの半額はレンジアップで割と美味しさが復活する。コロッケは衣が水っぽくなるので割り切りが必要で50点。
コンベクションオーブンでさらに美味しくなる
カキフライで試す気はないが、今回取り上げた料理のうち、唐揚げなんかはコンベクションオーブンで温めると、表面がカリっと仕上がるので、試したことがない人はやってみるとよい。
レンジよりは温めるのに時間がかかるので手間はかかるけど、半額惣菜を極めたい人にオススメ。