
画像は俺が大好きなゴーヤーチャンプルー定食
つい1年ほど前まで、俺は近所の某ディスカウントストアで、5Kg入り990円の激安ブレンド米をよく買っていた。
しかし、2025年の今はどうかというと、5Kgで3千円は優に超えている。
同じ国だとは思えないし、同じ商品だとも思えない。
新潟県産コシヒカリとかのブランド米だと、信じられないことに10Kgで1万円近い値段になっていて、もはや、どこぞの高級キャビアなのかと思ってしまう。
米の価格が高騰は国などによる価格操作が原因
基本的に世の中のモノやサービスの値段というのは需要と供給で決まる。
株の売買と同じようなもので、買いたい人が沢山いると価格が上昇する。こんなもんいらん! と思う人が多いと価格が下がる。
株の場合は株価操作は(表向きとしては)法律で禁止されているが、米の場合は農林水産省やJA(農協)、政治家などが操作可能だという。
要するに、この3者が米騒動の黒幕であると考えられる。米が満足に食べられなくてストレスで発狂しそうな俺を苦しめている黒幕なのだ。
俺が小学校に入ってすぐくらいの可愛かった頃に起きた平成米騒動と、現在進行形の令和米騒動のどちらも、黒幕たちによる価格操作が原因であると考えられる。
少し考えればわかるが、異常気象は今に始まったものではないし、外国人観光客の増加程度では、いくらなんでも米の値段が3倍になるわけがない。
普段パン食ってる欧米人が米を何杯もおかわりしている姿は想像できないし、普段から地元でも米食ってるアジア人は日本に来たからって米を大量に食べるわけがない。
国は減反政策で米の価格操作をしている
俺はよく覚えていないが、義務教育でも習うのかもしれないけど、国は減反政策というものを大昔からやっている。
減反政策とは、米を作りすぎると米の価格が下がり、米の利権に関わる人達が潤わなくなるから、生産量を減らして希少価値を上げ、米の価格を吊り上げようというものである。
コロナの営業自粛に似ているけれど、農家には国から協力金のようなものが支払われる仕組みになっているという。
この仕組みは、米が食べられなくて今にも発狂しそうなくらいの「米愛好家」である俺ですら知らなかったくらいだから、一般国民の多くは知らないか、深く考えたことがないかのどちらかだろう。
俺は株の経験者だからよくわかるが、自分の持っている銘柄の株価が上がると寝ているだけで金持ちになれるから、その銘柄に関するポジティブニュースが流れたりするとハッピーな気持ちになれる。米の値段を操作するのは、この感覚に近いのではないだろうか。
まぁ、株の場合は逆パターンのことも多いからオチオチ寝てはいられないのだけど、米の場合は既得利権者が価格操作できる仕組みがあるらしい。
そもそも日本の食料自給率は驚愕の38%しかない
数多くの致命的問題を抱えてはいるものの、日本は世界有数の先進国だし、田舎に行けば畑や田んぼがいっぱいあるから食料自給率は100%超えだろうと思っていたけれど、なんと令和5年のデータでは日本の食料自給率は38%しかない。
生きていくのに必要な食料の半分以上を外国からの輸入に頼っているという。
「日本みたいなクソな国に食料を供給してあげるのはやめよう」と周囲のまともな国が判断した段階で、日本国民の62%近くは満足に食事ができなくなる計算だ。
米の生産量は既得利権者による価格操作によってどんどん減らされていくし、少し前に流行ったオートミール(笑)は定着せず、2100年頃には米が1粒1万円くらいにまで高騰するのではないかと思っている。
満足に米が食べられずに発狂しそうな俺の考察によれば、対処不能な異常気象による不作が価格高騰の原因というのは間違いだということである。
人が意図的に生産量や流通量を減らしたのだ。価格を吊り上げるために。
米が食べられないと日本の食文化が終焉する
米が価格操作によって高騰して食べられないなら、諦めてパンやパスタを食べればいいじゃないかという意見が出てきそうである。
しかし、答えはNOだ。
俺は炊き立てのご飯で卵かけご飯や、納豆ご飯が食べたいのだけど、食パンに生卵を浸したところで、卵かけご飯の代わりにはならない。
米が高騰すると日本の伝統食である卵かけご飯や納豆ご飯が食べられなくなってしまう。日本の食文化が途絶えてしまうのだ。
和食というのは米がないと成り立たないことが多いから、米の値段が1粒1万円になったら間違いなく和食というものがなくなってしまう。
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