札幌駅から新千歳空港にJRで移動する場合、2025年9月現在においては約40分の乗車に対して片道1230円もの料金がかかる。
20年くらい前の記憶では長らく1040円で36分という時代が続いていたので、時間もかかるようになった上に値上がりして劣化してねえか? という話だし、首都圏で1230円と言ったら埼玉から横浜や千葉方面に行けたりと、もう感覚的にほぼ日帰り旅行の距離だから、空港に行くだけで1230円は高いと思うんだけど、みんなよく乗るよね～、リッチなんだね～、って感じがする。
目次
バスで札幌市内から新千歳空港に向かう場合
20年くらい前の記憶では当時はJRにバスが対抗していて、JRより少し時間はかかるものの、900円くらいで行き来できた気がする。
ところが、現在においては逆にバスの方が時間もかかる上に1300円と料金も高くて、市内での乗り換えをしたくない人くらいにしかオススメできない乗り物となってしまったようである。
解決策 新千歳空港の1つ手前の南千歳で降りれば1040円で済む
天気の良い日や気候の良い時期ならガチでオススメなルート。節約できる上に気分転換や健康維持にも役立つ。
新が付かない千歳空港時代は、南千歳駅が千歳空港駅として最寄り駅だったという歴史もあり、南千歳が由緒正しい(?)空港アクセス駅なのである。
現在ではターミナルビルの地下まで乗り入れているので、南千歳から歩く人はそういう趣味の人くらいで多いわけではないと思うが、時間に余裕がある時の時間調整にも使えるので覚えておいて損はないだろう。
南千歳駅から新千歳空港への距離と歩行時間
南千歳駅がある場所自体が空港敷地に隣接しているものの、ターミナルビルまでは2.5Kmくらい。
のんびりゆっくり写真を撮りながら歩いて40分くらいだよ。
サクサク歩いたら30分かからないくらいだと思う。
南千歳駅から新千歳空港への徒歩ルート
親切丁寧(笑)に写真入りで解説するよ。
南千歳駅から国道36号側に降りる
改札を出たら、あまり話題にならない千歳アウトレットモール・レラがない方向に進む。
こんなところ降りて大丈夫か? と思っても、そのまま階段を降りていく。
道なりに一回目のスロープを登っていく
新千歳空港に辿り着くまでに都合2回、歩行者用のスロープを乗り越えていくことになる。
国道36号線は大型トラックや通勤の車などで交通量が常に多いため、特にその必要性はないだろうが間違っても道路を渡ろうと考えてはいけない。
横断歩道を渡って二回目のスロープを登っていく
道なりに進んで二回目のスロープを登っていく。
このへんは空港の近くということもあって、北海道の交通の要という雰囲気があり、列車も走っているし、結構シネマティックであったりもする。
個人的にはPS1のレースゲーム『R4 -RIDGE RACER TYPE 4-』にこういう空港近くのコースがあったような気がして、ゲームプレイしてた時のことをフラッシュバックしたりする。
二回目のスロープを降りたらUターンする
二回目のスロープを降りたら、後ろを振り向いて空港を示す標識に従って進んでいく。
スロープを降りて直進すると苫小牧に行ってしまうので空港には辿り着かないよ。
新千歳空港の看板が見えてくる
旅人を送り出す、もしくは迎える看板がある。
地下トンネルの最終コーナーはデッドヒート
もうすぐターミナルビルと思いきや、地下トンネルがあって、いよいよレースは最終コーナーを迎える。(どんなレースだ? 笑)
ここには法定速度という概念はなくて、トンネル内にゴゴゴォォォと響く轟音からするに、体感80～100Kmくらいの猛スピードでトラックや乗用車が我先にと走り抜けていく。
実際、ここで事故が起きることも結構あるようで、歩道と車道の間には役に立ちそうにない細っそい柵はあるものの、トラックが横転して突っ込んできたら助かる見込みはなさそうだから、これまでノホホンとお花畑のような所を歩いてきた私にしたら、少し気が閉まる思いであった。
死の地下道を抜けるとターミナルビル
地下道を抜けると見慣れた新千歳空港のターミナルビルに到着する。
新千歳空港に朝早く着いた時の時間潰しについて
空港内にホテルとか宿泊もできるクソ高い温泉施設もあって、24時間やっている空港なこともあり、むしろ成田空港とかより深夜～早朝を過ごすのはラクショーな気がする。いままで、その必要性がなかったから、実際どうなのかは不明だけど。
朝7時くらいに着いても土産屋とか一部の飲食店は営業しているし、ここは札幌の街中の店とかより朝が早いんじゃないかと思うくらい。
とは言っても、朝の8時から新千歳空港で「はなまるうどん」を食べる人の気持ちは俺にはわからないけどね。
昔、100円でかけうどんが食べられた時代は、天かすを山盛りにしてよく利用していたものだけど、今はかけの小が360円だと?
もはやカオスみたいな時代になってるようでピックリちょんまげ。
