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海外では常識の「タバコくれ」攻撃を沖縄のアメリカ人から喰らった話

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煙草のイメージ

最近は電子タバコとかもあるから減っているかもしれないけど、喫煙所での喫煙者同士のコミュニケーションでありがちなのが「ライター貸してくれ」とか「火あります?」とか、ライターの火を借りるというやつ。

友達とか仕事仲間とか顔見知り同士でもやるけど、その場に居合わせた他人でも暗黙のルールとして自然に行われている。

これは日本での話。しかし、海外では他人にもタバコそのものを貰う(集る)やりとりが常識に行われているという。

沖縄で煙草を吸っていたら外人が・・・

基本的に筆者は喫煙者ではないけど、旅先の沖縄本島中部の米軍基地が近い某ピザ屋の前で、雰囲気で1本だけ煙草を吸っていた時のこと。滅多に煙草は吸わない(今は完全に吸わない)のでとてもレアケースなんだけども。

若い(10代~20代前半くらい?)アメリカ人の二人組の男性が英語で何かを話しかけてきた。お世辞にて現役中学生より英語がわからんので、何言っているかわからんけど「cigarette」とか「You」という単語だけ聞き取れた。煙草のことで何かを聞かれているっぽい。

「ここは煙草を吸っちゃいけない場所だぜ、あんた何考えているんだ?」とか「煙草が健康に与える影響とかわかってんの?」みたいなことを言われているのかと思って焦った。

いや、でも仮にも店が設置している灰皿の前で吸っているし・・・と返答に困っている(英語は喋れないけど)と、コイツ沖縄にいるのに英語もわからんのかと苦笑いしながら、スマホの画面に英文を打ち込んで私に見せてきた。片言の日本語でも喋ってるけど、何言ってるかわからんかった。

あなたは友達のための煙草を持っているか?

確か、Do you have cigarettes for your friends? みたいな英語だったと思う。

直訳すると、あなたは友達のための煙草を持っているか? という問いかけだったが、言葉の意味はわかってもアメリカの文化的な背景がわからないため意味がよくわからない。

日本人同士だとよくある「火貸してくれる?」みたいなやりとりかと思って、ライターを差し出してみたが、「No.No」みたいなことを言わる。

そしたら、もう一人の連れの外人がニコニコしながら財布を出して10円玉を取り出したのでやっと意味がわかった。

あ、こいつら煙草を集っていたのね・・・と。

煙草は売らなかったけど海外ではよくあるらしい

すぐ近くにコンビニもあるし、別に珍しい煙草を吸っているわけじゃないから、煙草くらい自分で買えばと思ったので煙草は売らなかった。

むしろ、この2人組が未成年とかで煙草を買えない事情があるとしたら、煙草を渡したら罪に問われるし、基本的に何のメリットもないので関わりたくないのが本音。

適当にその場を離れたけど、あとでネット検索したら海外ではよくあることらしかった。

海外だと煙草がすごく高かったりして、節約のために煙草を恵んで貰うみたいな。基本的にはセコイ奴なので海外でもウザがられるから断っていいらしいけど、沖縄のアメリカ人が日本人に煙草を集ることがあるとは知らなかった。

日本のオフィスでOLとかがお菓子交換するみたいなコミュニケーションなのか、本当に集っているだけなのか、文化的な背景はよくわからない。異国の地で暮らす彼らが日本人とコミュニケーション取りたい気持ちもわかるけど、こっちが英語喋れないという問題もあるけど。

英語喋れたら、そのへんの集る文化的事情とかも聞けたから、英語喋れたらよかったのになぁとか思った。

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