
ボトルブラケット(BB)はここらへんにあるパーツ
自転車には走るために重要なパーツがいくつもあるというか、むしろ必要でないパーツの方が少なかったりするけど、その中でもかなり重要なパーツがペダル部分の回転を前に進む力に変換させるボトムブラケット(BB)というパーツだ。
BBは目立たないけど最重要パーツの一つ
BBはクルマで言うとエンジンに相当するようなパーツだけど、自転車が走る時に強い力がかかるだけに、BBは消耗品であって定期的なメンテナンスが必要。
ある一定の期間が経つとペダル周りがガタガタしたり、放置してそのまま乗り続けるとペダルを漕ぐ時に「ギコギコ」言ったりして、整備不良の自転車をそのまま乗ってる人状態になってしまう。
と言っても、丁寧に乗ってれば10年で約2万キロ走って1回修理・・・というような頻度だけど、人や自転車によって大きくメンテナンス頻度は変わるはず。
素人では難しそうだったからプロに頼んだ
専用工具が必要そうなのと、ペダルがガタガタ、ギコギコ言うというのはわかっていても、実際、どういう状態になってるとか、調整だけで済むのか、何かのパーツを交換しないとならないのか、もしくは修理不能なのかが素人には判断できないのでイオンバイクに持ち込んだ。
この自転車を買って1年くらいの頃にも一度調整して貰ったことがあるけど、それ以降、この部分を調整して貰ったことはない。
ペダルの部分を手で前後に動かした時の感触で「たぶんBBがダメになっている」とのことで、1時間半くらいと修理時間を見積もってもらった。
玉みたいなやつのユニットを交換するだけで済んだ
BB本体は大丈夫で、小さいパチンコ玉みたいなやつがはめ込まれている「リテーナー」というパーツの交換だけで済んだ。この部品は汎用パーツで800円くらい。
消耗品だけから定期的に油を注したりしないとならないけど、古くなると砕けてしまったりするらしい。ある程度、乗り込んでいる自転車でペダル周りがギコギコ、ガタガタする時はこのパーツが原因のことが多そう。
イオンバイクでの修理工賃そのものは4500円くらい。調べたら大体この業界の相場らしいけど、まぁまぁいい値段がする。
自分で修理する場合に必要な工具、パーツ
「リテーナー」って言うパチンコ玉みたいなパーツは部品単品で売られていたりするから、「ボトムブラケットレンチ」という専用工具と、勉強する気持ちと良さげなセンスがあれば、毛の生えた素人でも交換、調整できる気がする。
BBやリテーナーにはサイズとか規格が何種類かあるような気がするけど、詳細は寝起きで腹の減っている今の俺にはわからん。もっと詳しい人に聞くか、プロに相談するのが幸せになるコツ。
パンク修理なんかも意外とコツがいるけど、この部分の調整もそれなりに経験やコツが必要な気がした。まぁ、10年に一回くらいの頻度だから、プロに頼んだ方がコスパがいいとも思った。
放置しても悪化するだけなので早めに持っていくのが吉
ペダルがガタガタ、ギーコギーコ言っても一応そのまま走れたりもするけど、どう考えてもBB周りの故障や寿命が原因なので、今現在そんな症状がある場合は早めに自転車屋に持っていくのが吉。
単に締め付けが緩んでいるだけという場合は調整だけなので1~2千円くらいで安価に済む場合もあるようだし、買ったばかりで保証期間中なら無料で調整してくれるはず。
放置して乗り続けるとパチンコ玉のパーツや、BB本体の交換も必要になって~1万円くらいの修理代になってしまうっぽい。BBを固定しているフレームごとダメになったら自転車ごとダメになってしまいかねないので、特に故障を放置してはいけないパーツかと思った。
あと、個人的に経験あるのが単にペダルの取り付けがよくないからガタガタ、ギコギコしているというケース。飛行機輪行の時はペダルを外すと思うけど、焦ってたりしてちゃんと装着できていないという場合もある。
後日談 ものの1か月程度で再度壊れおった
この時に修理して貰った箇所は、おそらく整備痔の調整不良で大した乗っていないのに1か月程度で再度、球が砕け散るという状況になった。
無料修理して貰ったけど、本来的にこの箇所はガタガタしない部分なので、修理完了後に前後左右に変な「遊び」がないかセルフチェックしないとならない気がする。前回は修理が終わった段階で変な「遊び」があり、おそらくきちんと噛み合って(?)いなかったのだと思う。
プロの自転車整備士も腕は色々だから、プロという理由ですぐに信頼してはならないと思ったのと、プロにダメ出しできるように自分で自転車の知識は学ばないとならんと思った。ママチャリ中心のチェーン店とかにいる整備士は色々アレなのかもしれない。
自転車屋に任せっきりは自転車の寿命を縮めたり、自分のストレスを増やす結果となってしまうと反省。