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諸君らは「在宅のWebデザイナーは存在しない」と言い張る人たちが存在することを知っているだろうか?
目次
全力でマスキングする理論
Yahoo!知恵袋で在宅のWebデザイナー求人は詐欺だと断言してベストアンサーを取っている回答者を見た瞬間、「人間って結局、自分の生きてる世界が全てだと思いたい生き物なんだな」と妙に納得した。
事実、俺は何年も在宅でWebデザインやWebディレクションの仕事をやってきたし、SlackもZoomもFigmaも揃っているこの時代に、出社が必須だと思い込む理由が分からない。
いや、マジでわからないぞ。これは。
現実に存在している働き方を存在しないと決めつけるのは、言うならば、心の処理の怠慢である。
僻み(ひがみ)が生む断言と世界の縮小
在宅のWebデザイナーが詐欺だと叫ぶ人間は、自分が手に入れられなかった働き方を否定することで自尊心を守っている。
年収一億の人間はいない、株だけで暮らしている人間など存在しないと主張するタイプと同じで、自分ができないことは全世界で共通の事実ということにしたいのである。
こういう心理は単なる僻みであり、他人の可能性を潰すことでしか自分を保てない人間の弱さが透けて見える。
僻みの心理は人間の防衛反応としては理解できるが、現実世界の観察としては破綻している。
Yahoo!知恵袋文化が生む妙な確信
Yahoo!知恵袋は自分の人生経験を世界の真理だと信じて疑わない人間が多い。自分が見たことのない働き方は全部詐欺であり、自分が知らない稼ぎ方は全部嘘である。
世界が狭い人間ほど断言が強くなる。断言することで自分の世界の狭さを誤魔化しているだけだ。
今のWeb制作の現場では、外注も下請けも事業会社の運用も、リモートで普通に回っている。これはWeb制作現場の実務を知っている人間なら、誰でも普通に理解している事実である。
在宅で働く俺の存在が不都合な人たち
俺は在宅のWeb業務を自動処理化しているので、案件によっては8時間契約だろうと、実際のタスクは5分で終わることも珍しくない。
5分で仕事を始末してゲームを始めたり、酒を一杯どころか数杯やったり、散歩に出かけたり、そういう余白がある人生の方が良いと思っている。
守秘義務(笑)があるから詳細は言えないが、誰もが知っている大手サイトの案件も普通に在宅で捌いているのだ。
Slackで指示が飛んできて、Figmaでやりとりして終わり、みたいな日常が成立している。
Web業界は在宅で仕事やってる人の方が普通
WebデザイナーやWebディレクターの仕事は、正社員だろうと、派遣やバイトでも、もちろんフリーランスでも、在宅で仕事やってる人なんて普通にいっぱいいる。
いや、むしろ在宅が基本。都心のオフィスにデスクを確保するのは、一流企業でもコストが問題になるから在宅させるのだ。
ちなみに、知り合いのアル中のWebディレクターなんかは、朝から酒飲みながら仕事してる。それでも案件は回るし、誰も困らない。
むしろ、出社して無駄に神経と身体が疲れている人より、よほど生産性が高かったりする。現実に存在している働き方を、どうしても存在しないことにしたい人たちにとって、俺たちの存在は不都合な現実であるのだろう。
出社でWebデザイナーやるなんてアホくさすぎる
ぶっちゃけ言うと、出社でWebデザイナーやるなんてアホくさすぎると思っている。
まず通勤がダルい。電車に乗ること自体だるいし、しかも満員電車で押しつぶされて朝から気力ゼロ。会社に着いた頃にはクリエイティブのモチベなんて残っていない。
次に、上司の顔色を伺う日常がウザい。
デザインレビューでもないのに、なんとなく機嫌を読む空気が漂っていて、あれほど人生を無駄にすり減らせる現象はない。
そして、都心の高くて不味いランチ。千円超えて味は微妙って、マジふざけてんのか。
さらに、都心オフィスの席は狭いのが普通。そんな環境で良いクリエイティブなんて生まれるはずがないのだ。
これらは笑うしかないほどに馬鹿げている。クリエイティブは余白と自由がないと死ぬ。出社してクリエイティブとか笑わせる。
世界が狭い人は断言して安心する生き物
在宅Webデザイナーが詐欺かどうかという議論は、働き方の問題ではなく、自己肯定の問題である。
自分が出来ないことは、全世界の人間全てができないという、人類共通のレベルに変換したいだけである。
だから、俺はこの現象を「人間観察」として楽しんでいる。
人間は自分の限界を世界の限界だと思い込みたがる生き物だ。その歪みがYahoo!知恵袋の断言文化を生み、僻みを増幅させているのである。
最後に一つだけ言わせてもらう
結局のところ、在宅Webデザイナーが詐欺だとか存在しないとか言い張っている人たちは、自分の世界が狭いだけである。
世界は広いし、働き方も広い。
狭い世界で生きている人の声に合わせて、自分の可能性を縮める必要なんて1mmもない。在宅ワークの実態を知らない人の断言ほど価値のないものはない。








