新潟市や佐渡市以外に住む人なら、実質無料で佐渡への日帰り船旅旅行ができる「さど旅得プラン」なるキャンペーンが2025年 3月9日(日) まで行われている。
実際にほぼ無料で佐渡旅行をしてきた筆者が、その申し込み方法や手順を紹介しよう。
佐渡への旅が実質無料になる仕組み
佐渡に行くために新潟市内のホテルに宿泊すると、前泊分と後泊分に対して、一人1泊につき5千円分の「新潟市・佐渡市共通商品券」がその場で配布される。
佐渡へのカーフェリー往復が5920円(記事執筆時)なので、前泊分と後泊分で2泊すれば1万円分の商品券が配布されるため、フェリー代全額と新潟市でのホテル代の一部が還元されることになる。
なお、前泊のみや後泊のみの利用の場合は5千円分が配布される。
全国旅行支援や北陸応援割のような争奪戦ではない
その手のクーポンが配布されるキャンペーンとしては、全国旅行支援や北陸応援割などがあったが、それらは目も当てられないほど見にくい争奪戦が行われたことは記憶に新しい。
でも、「さど旅得プラン」は何だったら当日にふらっと予約できるくらいに余裕で予約できるのが特徴。
佐渡が世界文化遺産に登録されたと言っても、まだまだ知る人ぞ知る旅行先というのと、それほど認知がされていないからだろうか。
「さど旅得プラン」の申し込み方法
公式サイトにも説明は書かれているが、次の手順で申し込みをする。
STEP1 ホテルを予約
旅行サイトで新潟市内のホテルの「さど旅得プラン」と明記されているプランを探して予約する。
1人1泊あたり税込5,500円以上という決まりがあるが、「さど旅得プラン」と明記されていれば条件を満たしているので気にしなくて大丈夫。
新潟市内のオススメホテル
平日やイベントのない土日なら1泊5,500~6,000くらいから泊まれることが多い。
シルバーホテル
新潟市の中心市街「万代シテイ」に立地していて、佐渡汽船フェリーターミナルにもアクセスしやすい。
シティホテルタイプで、タレカツ丼や注文してから作るフレンチトーストやオムレツの朝食バイキングが人気。
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ホテルターミナルイン
新潟駅に近く、新幹線などで訪れる場合は特に便利。
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コートホテル新潟
万代シテイにも新潟駅にもアクセスしやすく、内装がフロントの対応が素敵。
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STEP2 フェリーを予約
カーフェリーが満席で乗れないってことはないので、ホテルの予約が完了した後に佐渡汽船のフェリーを公式サイトから予約する。
前泊の場合はホテルにチェックインする時に予約番号の記入が必要なので、ホテルに向かう前に予約しよう。
後泊だけの場合は予約しなくても乗船券でも代用できるようだった。
佐渡汽船には高速船のジェットフォイルとカーフェリーがあるが、カーフェリーの方が安いし快適なので個人的にはカーフェリーがオススメ。
ちなみに、カーフェリーの2等の場合は座席指定などがないので、予約時に乗船する船を指定するものの発券したら特にどれに乘っても関係ないようだった。
STEP3 ホテルにチェックインして商品券を受け取る
チェックイン時に現住所が確認できる身分証明書(免許証など)を提示し、船の予約番号などを記載するチェックイン時に商品券が受け取れる。
新潟市・佐渡市共通商品券が使える場所
名前の通りで基本的には一部のチェーン店を除けば、新潟市と佐渡市の加盟店で使える。
主な使用可能店舗は下記など。チェーン店でも一部に使えない店舗もあるので公式サイトで店舗名を入れて検索で調べると確実。
新潟市・佐渡市共通商品券が使えるスーパー
新潟市のそこらじゅうにある原信、ウオロク、イオンなど。
食品や酒などが好きなだけ買える。
新潟市・佐渡市共通商品券が使えるホームセンター
新潟市と佐渡市にあるムサシ、コメリなど。
新潟市・佐渡市共通商品券が使えるドラッグストア
新潟市と佐渡市にあるウエルシア、ココカラファイン、マツモトキヨシなど。
新潟市・佐渡市共通商品券が使える飲食店
タレカツ丼の政ちゃんや、系列の政家などで使える。
その他、お土産店などでも使えることが多い。
使えそうで使えない店
ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ドン・キホーテなどでは使えないようだった。
全国旅行支援や北陸応援割のクーポンと違って特に使用期限はないため、次回以降の新潟旅行にとっておくこともできるので、無理して旅行中に使わなくても大丈夫なのもポイント。