キャンプ好きには結構人気になっているらしいSOTOのミニ焚火台テトラというキャンプギア。
小さく持ち運びに困らないのが気に入って、近所のホームセンターのアウトドアコーナーでたまたま見かけて即買いしてみた。
組み立ては少し慣れがいる
元々は雑誌の付録かなんかだったらしいと聞いたが、計6枚の鉄板的なものを組み合わせて焚火台を作る。
説明書もあるしメイドインジャパンだし、そこまで複雑ではないが最後の合わせるところだけ微妙に力を入れたりと慣れるまでコツがいる。自分は家で3回くらいは練習したので、現場ではスムーズに出来た。
焚火には良いけど調理は悠長
焚火の場合は小枝なんかを燃やしたりするんだろうけど、調理用として使う場合は火種を何にするか迷う。
手軽で安いということで今回は初体験の豆炭を使ってみた。
豆から作った炭・・・ではなくて、豆っぽい形をした人工炭みたいなもので、着火剤も不要で手軽に使えるのが良いところ。ホーマックでDCMブランドの豆炭だと10個くらい入って100円とかなので、燃料としては最安値だと思う。
テトラに豆炭を使う場合、最大で3つまで入る。1つだと火力不足で辛いので、結果的に3つ投入して鶏肉を焼いてみた。網は手元にあった適当なやつだけど、なんとなく固定できてしまうのがテトラの凄いところかも。
豆炭に火をつけると最初は着火剤的なものが燃えて匂いのする煙が出るので、しばらく経って落ち着いてから食材を乗せるのが正解。他の着火剤込みの木炭系の燃料とかと雰囲気は似ている。
豆炭3つも入れれば焼き鳥なんかも作れる。ただ、火力やスペースが極小なので、メインの料理をバーナーとかで作りながら、サブで使うと良いかも。
豆炭の注意点としては、炭なので灰ががっつり出るということ。テトラの灰を受け止めるスペースは少ししかないので、3つも使うと灰でいっぱいになってしまう。調理中に火力調整のために炭をいじったりすると、テトラが崩れてしまう場合もあるので、あまりいじらない方がいいかも。
本領発揮はやっぱり焚火
テトラが本領発揮できるのは、その名の通りで焚火台として使った時。
小さい小枝なんかを投入すれば、ちょっとしたスペースを利用して焚火が楽しめる。とは言っても、キャンプ場などのアウトドアフィールドで焚火が認められている場所で行うのは前提。
現場で焚火するかわからないけど、一応持っていくとキャンプでの過ごし方にバリエーションが出るアイテムであることは間違いない。