タイヤ交換

自転車ノウハウ

自転車のタイヤ交換のコツと交換時期の目安

3年半ぶりに自転車のタイヤ交換をしてみたところ、コツを忘れていたため意外と手こずってしまった。

そんなわけで自己流のタイヤ交換のコツと、判断しづらいタイヤ交換時期の考え方について記述してみた。

基本は気合でなんとかなる

基本的に自転車のタイヤ交換は体で覚えるタイプなので、2~3度やれば半永久的に体的には忘れないはずだけど、3年くらいすると脳の方はしっかり忘れてしまう。

自己流のコツをまとめると以下のようになる。すでにタイヤはホイールごと車体のフレームから外している前提である。

1、まずチューブをバルブの位置にセットする

最初の手順としては今まで使っていたチューブをバルブの位置にセットする。バルブのナットを軽く止めておく。なんとなくチューブをホイールのリムに沿わせたりする。

ついでにリムテープも交換しておくとよいかも。実際どの程度、交換がよい効果を与えるのかわからないが、精神的にはリフレッシュできる。

2、むしろチューブはタイヤ側に入れ込む

ここが自己流。世間的にはどうかわからないが、チューブの説明書とかにはリムに沿わせてタイヤをはめ込むというような記述のことが多い気がするけど、その通りにやろうとするとチューブが余ったりねじれたそうになったりして難儀してしまう。

最初からチューブはタイヤ側に入れ込むように作業していくのが良いかもと思う。

ホイールの半分くらいまでは素手で作業する。

半分くらいまでリムにタイヤをはめ込むと、手作業ではキツキツで残り半分が入らないはずだから、タイヤレバーを使って全体的なバランスを考えながら「エイヤッ!!」という感じではめ込んでいく。

久々にやると感じが思い出せないが、自転車のタイヤ交換は「エイヤッ!!」が大事。ゴムだから強引なくらいがちょうどよくて、伸びてうまいことはめ込むことができる。

逆にゆるゆるだったら走行中にタイヤが外れてしまうのでキツキツになっているのだ。

3、空気を入れてテスト走行して完成

まだ自分は失敗したことはないけど、何らかの不手際でチューブが捻じれていたりすると空気をいれて走行するとパンクしたりトラブルになるはず。最初はおっかなびっくりでテスト走行するのがオススメ。

自転車のタイヤ交換時期の目安

交換したいと思った時が交換時期の目安。

というのは説明になっていないので補足すると、タイヤは自転車の安全と最も基本的なパーツなので、ぎりぎりまで使うというよりは少し余裕を持って交換するのが良いと思う。

少し遠出をするような自転車だったら、5,000Kmくらいを目安に交換するのが良いと思う。

毎週末に100Kmくらい走る人だったら、1年で大体5,000Kmになる。

そんなに走らない人でも屋外に保管していたらゴムが劣化が早まるので1~2年くらいで交換するのがよいと思う。

室内保管だったら3年以上持たすことも可能だけど、明らかにすり減っていてトレッドパターンがツルツルになっていたりすると、雨天時やちょっとした泥濘でハンドルを取られてしまうし、ガラスの破片などを踏んだ時にパンクする確率が上がってしまう。

エコとの兼ね合いになるけど、経験的には3年経過で定期交換するくらいが良いのではないかと思う。

ネットで安い時期に交換に控えて予め買っておくのもよいだろう。

自転車ノウハウ

約5年ぶりにタイヤ交換、リブモSはスポーティーかつ耐久性あるタイヤなことが証明された!!

タイヤ交換はもちろん、自転車をバラすのも久しぶり・・・

週末にぼちぼちサイクリングをやっているが、ふとタイヤを見るとさすがにすり減っているので、久々に自転車のタイヤ交換をした。前回の交換がいつだったのかは、はっきりと覚えていないがアマゾンの購入記録を見るとまさかの5年近くも前(?)っぽい・・・。

タイヤの接地面の溝がないくらいに擦れてきっていたが、ガチな自転車旅行をしないで週末に数十キロ程度の走行だと、5年近くも持ってくれるとは・・・。

リブモSは街乗り~サイクリングまで常用できるハイコスパなタイヤ

愛用しているタイヤはパナのリブモSという、ガチスポーツタイプのリブモの弟分みたいなタイヤでコスパがすごくいい。ガチのリブモも使ったことがないが、街乗りや週末サイクリングなどでは必要十分なスポーティーなタイヤ。

以前はパセラプラックスを使っていたが、個人的な感覚ではリブモSの方がタイヤが硬めでスポーティーであり、耐久性が高いように思う。これは本当に個人的な経験だが、パセラプラックスは柔らかなタイヤなのでパンクが多かったが、リブモSに変えてからはパンクが一度もない。

もちろん、走行場所や走行の仕方、タイヤの管理などにもよるので一概に言えないが、同じ自転車に装着し、同じ人が同じような場所を走っての経験なので、それなりにタイヤの性質も関係しているのではないかと思う。

買い替えたタイヤも迷わずリブモS。スポーティーな走りで耐久性もあるのに、値段はスポーツ自転車用としてはほぼ最安値クラスなのが信じられないくらい。

ついでにリムテープも交換

前に交換したのもタイヤ同様5年前のはず

ついでという表現が適切かわからないが、自主的なタイヤ交換をする時に合わせてリムテープも交換するとよいだろう。

そもそも、私はタイヤ交換が久しぶり過ぎて正直、リムテープというものの存在を忘れていた。「なんだっけ、これ・・・」状態というか。

リムテープはタイヤ2本分で500円~千円くらいが相場

タイヤによって微妙に違う気もするが、自転車のタイヤの構造的にリムテープを使うことによってリムの凹凸を柔らかくし、タイヤを優しく包み込んでくれたりするのだろう。いや、こんな感覚的な説明では納得できないかもしれないが、詳しくは自分で調べるなりして欲しい(他力本願)けど、タイヤを外してから慌てて買いに行ったりしないように、タイヤと一緒に買っておくとよいだろう。

種類は各メーカーから色々あるけど、普通の人にはまず違いがわからないと思うので、好きなメーカーのを買えばよいだろう。

どうせだから空気入れも新調した

以前から気になっていたパナレーサーのフロアミニポンプも買った。

ただ、これは結構色々な自転車店に売ってるのによく見るけど、いざ買って手にとってみると結構でかい。フロアポンプとしても使えるのが魅力だけど、自転車につけるとやや大きいかな。あと、取付金具が使いにくい。空気はなかなか入れやすいけど。

クロスバイクやロードバイクで一般的な仏式は付属アダプター使用。これも本体にくっつけられるけど、自転車に装着したら微妙に落としそうと怖い。アダプター失くすと何の価値もなくなるから怖いね。

携帯用ならGIYOの奴の方がいいかもしれない。ボトルの下に付けられるのがグッド。

自転車ノウハウ

タイヤ交換で走りを変えろ!! パセラブラックス→リブモS

リーズナブル派に大人気のパセラブラックス。サイクリングロードなど自転車の現場で見かけることは多い。ただ2,000Kmくらい走ると、下の写真のようにポツポツ小さな亀裂ができたりして、パンクの頻度が上がる。

パセラブラックスの何が良いかというと、安いこと。安いのは大事。私もこのタイヤを履き替えつつ1万キロ以上走ったけど、高級タイヤを使ったことがないので、盲目的に良いタイヤと思っていた。

まるで競輪選手のようなスピード感・・・リブモS

しかし、実売価格も大した変わらないし、寿命を機にもうワンランク上(たぶん)のリブモSというタイヤに後輪だけ履き替えた。そうしたら、「タイヤを替えるだけで、こんなに変わるのか!」と驚くくらい、走りが変わった。

極端な表現だし、パナソニックからお金を貰っているわけではないが、競輪選手的というか、加速性能とかスピード感が全然違う。乗っている人間は同じなのに、なんで後輪をリブモSにするだけで、こんなに俊敏になるのか不思議に思うくらい。

パセラブラックスは地面に吸い付きながら回っていくような、遅いけど安定的な走りをする。

対して、リブモSは地面から少し浮いたところを回転しながら移動していくようなイメージで、同じ条件で走っても2~3Kmくらいは速い気がする。ペダルが軽く感じるので、多少の向かい風程度なら何ともない。

このサイトも『KENDA Panasonic タイヤ交換』みたいな検索キーワードで訪れる方が非常に多いけども、盲目的にパセラブラックスやKENDAの安物(失礼)を使い続けている方は、他のタイヤも試してみてはいかがでしょうか。