先日、イオンの北海道フェアで懐かしいものが売られていた。袋ラーメンの『屋台十八番』である。
筆者は物心ついたばかりの可愛かった頃から食べていたが、懐かしいと言っても北海道ではどこのスーパーでも現役で売っている人気商品だ。
ノンフライのなま味とノーマル版
『屋台十八番』で気を付けないとならないのは、醤油や味噌などの味とは別に、それぞれノンフライの『なま味』とノーマル版の2種類が存在することである。
つい最近まで知らなかったが、北海道限定だと思っていたもののノンフライのなま味は東北地方でも売られているらしい。通りで東北フェアでも並んでいることがあるわけだ。
ノーマル版は北海道限定だが、なま味は北海道と東北の味なのである。
なま味は意外と細麺タイプ
北海道ラーメンと言っても地方によって色々あるが、釧路ラーメンを除けば全体的には普通~太麺であることが多い。
ところが、なま味で使われている面は意外と細麺。古くからあるロングセラー商品だし、インスタントラーメンとして許容されるぎりぎり(?)の4分というゆで時間との兼ね合いもあってか細麺タイプなのだ。人によっては細麺に感じないかもしれないけど、個人的には北海道ラーメンにしては細く感じる。
スープも液体なので限りなり、なま味というネーミングに嘘偽りはないだろう。
ガチで美味しいのはノーマル版
関東以西では滅多に売られていない屋台十八番だから忘れていたが、特に美味しいのはノーマル版である。
こっちは麺がしっかりしたモチモチタイプで北海道ラーメンという感じがある。味噌ラーメンの袋ラーメンとしては最高峰と言っていい。関東以西で見かけたら即買い、袋ラーメンマニアで食べたことなかったら取り寄せてでも食べて貰いたい味だ。