北海道

旅モノ

網走のモヨロ貝塚館(網走市立郷土博物館分館)に行って来たぞ

北海道網走市にある博物館「モヨロ貝塚館」に行って来たぞ。

場所は市街地と言えば市街地だが、網走駅から20分~30分くらい歩いた場所だから、大きい荷物とかは事前に何とかしておいた方が楽だぞ。

冬場は吹雪いていたりすると行くのが大変かもしれない。遭難しないように注意した方がいい。

新し目の博物館

オホーツク地方を代表する観光都市の網走にはいくつも博物館があるが、ここは比較的新しい博物館である。

網走市立郷土博物館分館というサブ的の名称があるが、本家(?)にあたる網走市立郷土博物館が洋館のような歴史的建造物であるのに対して、こちらは近代的な建物。

だが、それほど超ビッグというわけではないし、公民館や小さめの体育館、ホールのような外観にも見える。

入場料は大人300円。観光シーズンとか土日は知らないが、普通の平日だとかなり空いていて、独り占めできるかもしれない。

さっそく博物館内を歩く

受付を済ませ、博物館内へレッツゴー。

順路は少し特殊で、まずは地下1Fを見学するように言われる。それから地上に戻り、順路を進む。地上の最初あたりにあるのが、クマの頭方のオブジェ。現代美術とかにありそうなオブジェであるが、モロヨ人の伝統的なオブジェだ。

モロヨ人に関する様々な展示がある。まぁ、博物館によくある感じの展示だ。

モロヨ人の平均的な住宅を再現した展示。実際に入れる。この手のものに入るのが私は好きだ。

本家に比べると、やっぱり新築の住宅の廊下を歩いているかのような開放感や新しさがある(見る所、そこじゃない)。

この博物館あたりの地上がそもそもモロヨ人の遺跡が発掘された遺跡発掘現場なのだ。このパネルの人が発掘に関わった重要人物。外の発掘現場は遠目から覗ける程度。

博物館内に再現されたモロヨ人の墓。独特の埋葬スタイル。

1Fと2Fの移動する時の階段。新しい建物感が伝わる(そこじゃない)。

この博物館で一番印象に残ったのは、最後の方にある説明パネルだろう。モロヨ人は突然、歴史上から姿を消したので謎に包まれている。

アクセス

北海道網走市北1条東2丁目

網走市立郷土博物館のレポートはこちら

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【レポート】女満別湖畔公園キャンプ場&無料の野営場・・・駅と温泉が徒歩3分!!

2019年キャンプシーズンの記録とレポート。女満別湖畔公園キャンプ場編をお届け。

さようなら、シラルトロ湖キャンプ場

在りし日の憩いの家かや沼

いつも利用していた釧路湿原のお気に入りキャンプ場「シラルトロ湖キャンプ場」が隣接する宿泊施設「憩いの家かや沼」の経営破綻によって、巻き添えを喰らう形で2019年シーズンは休止されることになった。

もっとも、かや沼は以前から赤字経営と言われていたし、今さら驚くことでもなかったのだが、キャンプ場は国内有数の自然の中にあって、自転車はもちろん、駅から歩ける距離なので徒歩キャンパーにとっても意外と利用しやすいこともあり、超お気に入りのキャンプ場だった。

しかし、かや沼の日帰り温泉やレストランが利用できないのでは、キャンプ場としての価値はかなり下がってしまうので、何らかの形で、施設とキャンプ場をいつか営業再開して貰えれば個人的には嬉しいのだが、現実的には当面利用する代わりのキャンプ場を探さなくてはならない。

条件は駅や市街地から近くて、自然が多くて、もちろん日帰り温泉もあること。

そんなキャンプ場は実は以前から知っていたが、それが今回レポートする女満別湖畔公園キャンプ場だ。割と色々なキャンプ情報誌などに紹介されているので、知っている人も多いのではないだろうか。

1泊300円、駅近、温泉近、市街地近し!

ロケーション的にはJR女満別駅のすぐ裏。

ここは7月~9月の期間だけ営業していて、受付は近くにある観光案内所。窓口でキャンプがしたいというと親切に色々教えてくれて料金を払うと、テントに付けておき札を貰える。ゴミ袋は10円からで、缶とかはスーパーのビニール袋で回収して貰える。

駅裏というか、網走湖側から撮影した女満別駅。

JRで訪れると当然すぐわかるが、市街地側からは坂を下りた位置にあり、所見だと女満別駅は場所が結構わかりにくい。無人駅で通学の高校生とかを除けば、あまり日中の利用者は多くない。女満別空港の最寄り駅だが、北見や網走からバスや自家用車でアクセスする人が多い空港なので、駅は建物の割りに人も設備も寂しい。

さて、キャンプ地は網走湖の湖畔と、その近くの平地のやや湿った林となる。クイが立てられた場所より陸地側であれば、自由な場所に建てられる。人気があるのは湖側。

7月頭の平日の昼間だから閑散としているが、もっとハイシーズンになったり、土日で天気の良い日だとかなり混むと予想される。3泊したが、夕方や暗くなってから到着するライダー等の旅人や、クルマで乗りつける地元キャンパーがかなりいた。

このへんの地帯全体が網走湖の周辺地域なわけだが、網走市内をを経てオホーツク海までが網走湖なのである。朝はシジミ(たぶん)の漁船が出入りする。

砂は沖縄の海岸みたい(?)に白っぽくて綺麗。湖なので基本的に波が来たりはしないと思うが、湖のすぐそばには規則でテントは建てられない。

というより、指定されるキャンプ地と湖の間に利用者や漁師のクルマが通る道路がある。ガチなオートキャンプ場ではないが、一応、クルマで乗り付けることも可能。静かに過ごしたい一人旅の人も多いから、ガチにやりたい場合はオートキャンプ場にいくのがよろしいだろう。

私みたいに一人で湖岸でラーメンやジンギスカンをやるのが好きな人は、一時的に浜に移動すればよろしい。小さい椅子があると良い。基本的にここは一人旅とか放浪の人も多いし、あまり派手にバーベキューとかやるキャンプ場ではない気がする。

JRに乗って近隣の美幌駅の産直売所で買ったミニトマトとイチゴ。地元のものは美味しいね。

ちなみにトイレはこんなふうな建物が2箇所ある。男性で言うと和式、洋式、小便器ありで清掃も行き届いている。朝に清掃が入る。

数百メートルにセコマ、1Kmくらいにスーパーあり

徒歩や自転車の場合、重要なのが食材を調達できる場所。

キャンプ地からホテル山水方向をさらに進んで線路を渡るとセイコーマートがある。コンビニと言えど、地元コンビニなので北海道食材が意外と手に入るし、酒が豊富。タバコも扱っている。

セコマをさらに突き進むと市街地に出るが、空港通りという街で一番綺麗(?)な道沿いにシティマートめまんべつ店というスーパーがある。惣菜類も充実しているが、大型スーパーではないので、あらゆるものが手に入るわけではない。

ただ、ひとつ個人的に苦言を申し上げたいのは、ジンギスカンがカチカチの冷凍ものしかないのと、網走市内のスーパーより品揃え悪く、値段が高かったこと。

ジンギスカンのブランドや肉にこだわりがある人は、網走市内のスーパーで調達した方が良いかもしれない。私はこの店は1度だけ利用したが、結局、その後は網走のスーパーで食材を調達した。

シティマートの向かい側には大きいドラッグストアのツルハドラッグがある。ドラッグストアだが、アホみたいにインスタントラーメンや缶チューハイ、スナック菓子などを大量に扱っている。そういうので酒池肉林したい場合はどうぞ。

日帰り温泉は420円

人気のあるキャンプ場は温泉が近くにある場合が多いが、このキャンプ場の人気も温泉が近隣にあることと関係していると言えよう。

湖に向かって左側に進むと「ホテル山水」という小さめの温泉ホテルがある。その建物の裏側に「美肌の湯」という日帰り入浴可能なスーパー銭湯ライクの建物がある。券売機で420円だが、シャンプー等は備え付けられていないので注意。ロッカーも完備しているのでキャンパーにはありがたいだろう。ゆっくりできる。

地元の利用者も多い施設ではあるが、比較的ゆったり利用できる広さがある。休憩コーナーは申し分程度で、アイスとか軽食程度はあった気がするが、きちんとした食べ物はなかった気がする。

その他にも、駅裏の湖南荘という温泉ホテルと、シティマートから少し向こうに行ったところにある町の施設にも日帰り温泉があるという。長期滞在で色々楽しみたい場合は徒歩圏だけで3箇所も日帰り温泉があるのだから、すごいことだろう。

自転車やバイクがあれば、さらに網走方面の日帰り温泉も利用できるのだから、なおさら凄い立地だ。

謎が残る女満別野営場

上で紹介したキャンプ場より、湖で言うと北東側の奥まった場所に無料で利用できる女満別野営場というのがある。

奥まったというよりも、駅裏から歩いて5~10分くらいだと思うのだが、こちらは事前予約が必要だからか無料なのに利用者が全然いなかった。

普通に観光案内所でキャンプがしたいと言うと300円の方を紹介されるが、混んでいるわけでもないし、言えば利用させて貰えるのではないだろうか。

300円の方の炊事場は古くて簡素な作りだが、無料の方がしっかりしている印象があった。ただ、区画割されているので、吟味して好きな場所にテント張りたいという人は300円のほうがいいだろう。

利用者少なめがよかったり、少しでも節約したい人は利用する価値はかなり高いと思われる。

グルメ

【日本最東端】根室の地酒「北の勝」は北海道の日本酒ファンにとっても人気

都内の北海道物産店で手に入れた根室の地酒「北の勝」のワンカップ。

北海道の日本酒ファンや、北海道を訪れた全国の日本酒ファンの胸をアツくする。日本最東端の地酒蔵「碓氷勝三郎商店」から生まれる「北の勝」は辛口ながら、透明感のある味わいでスイスイ飲めてしまう酒質。

道内スーパーなどの酒売り場や、特に釧路、根室地方では手に入りやすいので、北海道を訪れる日本酒ファンは要チェック。