女満別空港

旅モノ

女満別空港から女満別駅まで歩いて行くのがオススメな理由

北見、網走などオホーツク地方を管轄する女満別空港

北海道のオホーツク地方の中心的な空港、女満別空港の最寄り駅としては約2キロに位置する西女満別駅がある。

ネットで検索すると西女満別駅まで歩く系の記事はよく出てくるし、俺も昔書いた気がする。

でも、実際に約4キロ先の女満別駅まで歩いてみると、利便性という意味では女満別駅の方がオススメなのではないかと思ったりもする。

女満別駅まで歩くのがオススメな理由

エキナカには図書館やカフェもある女満別駅

理由は多々ある。

バスが高いから

大した距離じゃないけど北見まで1600円、網走駅まで1000円以上もする。東京の感覚だったら、ちょっとした日帰り旅行ができるような料金。

まして、北東パスが使える日程ならこれは出来れば乗りたくない。

ダイヤ改正で西女満別に停車する普通列車が減った

2025年のダイヤ改正で北見〜網走の石北本線を走る各駅タイプの普通列車が減って、西女満別に停車する列車が減った気がする。

快速や、特急とほぼ同じ時間で特急よりも快適な乗車券のみで乗れる新型車両H100系の特別快速が走るようになったのはよいが、西女満別に停車するする普通列車は減ってしまった。

日中など時間帯によっては4時間くらい列車がない場合もあるので、女満別(大空町)の市街に用事があったり、列車で移動するのが目的だったら特急や快速、特別快速が停車する女満別駅まで歩いたほうが早い。

4キロは那覇空港から那覇中心部より近い

北海道っぽい風景にも出会える。「ぽい」じゃなくて北海道だけど

4キロと言ったら人によっては遠いと感じるかもしれないし、ウォーキングやランニングをしている人なら近いって感じるから人ぞれぞれだと思う。

女満別空港から女満別駅までは道なりの距離で約4キロ。よくよく考えるまでもなく、いつも必ず歩いている那覇空港から那覇中心部よりも近いくらいだ。

むしろ、普段の散歩コースより短いくらい.

しかも女満別空港から女満別駅までは、ほぼ一本道。景色も良いから歩くのが楽。3キロも歩けば街中に入る。

西女満別駅方面と違って女満別駅まで歩道が完備されている

女満別空港~西女満別駅の間には歩道がない

実際に双方を歩くとわかるが、西女満別駅と女満別空港の間の道には歩道がない。

車の交通量は時間帯にもよるかもしれないがそれほど多くないものの、荷物が多かったり、写真を撮りながらとか景色を見ながらゆったり歩くには不安な道のりである。

冬季だと歩く場所がない場合も想定されるから、歩道化の有無は大きいとも言える。

西女満別駅には(一般的な意味で)何もない

実は東京都心から3時間ほどで行ける西女満別駅

秘境駅マニア的な人には人気が高い西女満別駅だと、早めに着いたりしてもトイレや飲食物を買えるような場所はない。

女満別駅方面だったら3キロほど歩けば街中に入り、商店や何だったら日帰り温泉施設まである。

日中で列車待ちの時間があったとしても(マニア的ではなく一般的な意味で)有意義に時間を使えるというメリットがある。

旅モノ

女満別空港ビル応援キャラクターの結月ゆかりと古株スノックくん

IMG_7873797

結月ゆかりというキャラクターを知っているだろうか。

知っている人は知っているが、知らない人は知らないキャラだろう。ドラえもん級のキャラに比べたら知名度は1万分の1くらい、同業(?)の初音ミクの30分の1くらいの知名度ではないだろうかと個人的には思う。

そんな結月ゆかりは『女満別空港ビル応援キャラクター』なのだ。

古株のスノックくんは?

IMG_3777

そもそも女満別空港には「スノックくん」という古参キャラがいる。

彼は1999年から2016年現在に渡るまで17年間も『女満別空港キャラクター』を勤めている。スノックくんは国内の空港キャラとして最古参とされる。

肩書きからもわかるように、スノックくんは空港全体のキャラであるのに対して、結月ゆかりはあくまで『“女満別空港ビル” 応援キャラクター』であり、限定的なポジションであることが伺える。

実際に空港に訪れると、地方空港だから仕方ないが、パネルが2枚程度あるだけで、セキュリティエリア内に結月ゆかりの製品広告のイラストを流用したポスターが少し張ってある程度のようだった。

新千歳空港における初音ミク(雪ミク)みたいに、グッズとかを売りまくっているわけではない。

結月ゆかりはボイスロイドでもあるので空港アナウンスも行っているということだが、自分が滞在している間には一度も聞くことができなかった。

結構、繫盛しているように見える女満別空港

IMG_366763

IMG_3444763

このオホーツクエリアには紋別空港もあるのだが、向こうが羽田1日1往復程度しかないのに比べると、女満別空港は1~2時間おきに札幌や東京への便があり、非常に繫盛しているように映る。

素人目には、待合室とか検査場が混むのに、どうして同じような時間に札幌と東京の便が出るのか不思議だった。相手側の空港の都合に合わせているのだろうか。

2021年4月追記

別件で再訪したら、スノックくんも結月ゆかりも撤去されて、どこにも姿を確認することができなかった。

そもそもオホーツク観光大使は1年ごとにオホーツク出身の有名人などに変わるのだが、結月ゆかりも1年限定であった。女満別空港ビル応援キャラクターは女満別空港の公式サイトにまだ掲載されているが、北海道の空港の運営体制が変わったりした関係で、スノックもろとも撤去されたのかもしれない。謎だ。