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アマゾンの「Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー」ってなんぞ? 高評価要員?

アマゾンで商品レビューを見ると、「ん?」と思った商品でも☆5つばっかりだったりすることがある。レビューも日本語で割としっかりした文章で10行以上書かれていたりするので、海外の怪しい評価上げ要員という感じでもないが気になる文言があった。

「Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー」というものである。一般人、つまり自分のお金で商品を買った人ではない人のレビューということだ。

Vine先取りプログラム=金銭目的の宣伝レビュー

最近ぽっと出で出来たのかなと思ったら、少なくとも2010年くらいには存在していたみたい。

ざっと調べてみると、無料で商品を貰ってレビューを書いている人たちらしい。無料で商品を貰えるということは、人の心理として評価は甘くなるし、新刊の本や電化製品とかなら高値で売却も出来るだろうし、お金貰って商品を持ち上げている人たちの宣伝レビューだ。

Vine先取りプログラムメンバーになる方法

Vine先取りプログラムメンバーになるには、熱心に1円にもならないアマゾンの無償レビューをしまくって「参考になった」を沢山押してもらって、アマゾンから招待されないとならないらしい。

その招待メールを受け取った人によると、貰った商品のレビューは必ず書かないとならなかったり、守秘義務があったり、色々と大変らしい。無料で貰ったものにボロクソのレビューは書けないということだ。

レビュー対象商品は何でも好きなものというわけにいかないが、ある程度は好きなものを選択できるという。

とんちんかんなレビューも多い

DTM(作曲)のソフトなんかであったが、よく知りもしないで自分でお金を出して買ったり絶対しないだろうという人が、興味本位でDTMソフトを貰ってとんちんかんなレビューしているのも見たことがある。「鍵盤がないとマウスだと入力しづらい」ってそりゃ当たり前だ。マウスだけで名曲を作曲する天才みたいな人も世の中にはいるけど、Vine先取りプログラムメンバーがぽっと買ってできるはずがない。

アマゾンで高評価レビューばっかりの商品でも「Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー」とあったら、それ以外の人たちのレビューも見てみるべきである。内容に乖離があったら、一般人の方を信用しよう。

コネタ

久々にスピーカーケーブルを買ったら時代が半世紀ほど進んでいた

スピーカーの買い替えや模様替えで、数年ぶりにスピーカーケーブルを買った。

買った先はアマゾン。10mなどそれなりに長いスピーカーケーブルを買おうとしたら、量販店オーディオコーナーの計り売りが昔だと普通だった気がするけど、最近だとちょっと様子が違った。

長いスピーカーケーブルも楽々手に入る

商品を見ると漁船とかにありそうな見た目というか、今どき(?)は長いケーブルが巻かれて売られているのだった。主に海外メーカーのものだと思う。

50フィート(約15m)で送料込みで2千円しないくらいで手に入る。スピーカーが複数台ある人や、模様替えなどでも代替は事足りするだろう。

「16AWG」というのは聞きなれなかったが、太さのことらしい。一般的な小型スピーカーとかだと16AWGでちょうどいい太さ。

アマゾン自体からの自社ブランドで出していたりするくらいだか、世界的に巻き尺方式(?)なスピーカーケーブルが主流なのかもしれない。

余談 スピーカーケーブルで音は変わらない

オーディオ好きな人はスピーカーケーブルで音が変わるらしいが、値段が高いスピーカーケーブルだから高音質だというのは基本的にない。

あるのは長さや太さで電気抵抗が変わることでの音質の変化。よほど粗悪な材質だったりしない限りは安いケーブルも高いケーブルも大差はない。

長めのやつをストックしておくと、急にスピーカーの配置を変えたりする時にピリピリしないで済むのでオススメ。