バゲージラック

旅モノ

ホテルによくある折り畳み椅子みたいなものの正体と本来の使い方が遂にわかった

年間50泊くらいホテルに泊まるというのに、つい最近まで「折り畳み椅子みたいなアレ」の正体を知らなかったのでござる。

「折り畳み椅子みたいなアレ」の名称はバゲージラックだ。

このページに検索で来た人は何らかのきっかけでバゲージラックという言葉を知ったばかりだと思うが、筆者も少し前まで似たような状態だった。

ある時に楽天トラベルで泊るホテルの設備を確認していて、バゲージラックというワードが目について、何じゃそれ?と思ったのがきっかけ。発音の問題でバゲッジラックとも言うみたい。

バゲージラックの正しい使い方

バゲージラックは名前の通り、baggage=荷物を置くためのラックである。

スーツケースを置いて立ったままの姿勢で開閉できるようにしたり、ホテルの洋室は基本的に土足なのでブランド物のバッグとかを床に直接置きたくなくてバゲージラックを使う場合もありそう。

電車とかでも床にバッグ置くのが嫌だという人もいるしね。筆者は全く気にしたことがないが、人によっては床に直置きするなど有り得ないことだろう。

逆に、スーツケースやブランド物のバッグを床に直置きするのが気にならない人だと、バゲージラックはそんなに存在する意味がなかったりもする。

高級ホテルやリゾートホテルだと、より高級感のある立派なバゲージラックが用意されている傾向にある。

ホテルのランクが下がると、折り畳み式の簡易的なものだったり、バゲージラック自体がない場合もある。ホテルのグレードを表すバロメーターでもあるかもしれない。

バゲージラックの間違った使い方

筆者の場合、バゲージラックというものを知らずに育ったので、実際に座ったことはないが座ろうとするのは間違い。ハンガーに掛けるほどでない衣服やどうでもいい観光パンフレットとかの書類を置くのに使うことが多かったかな。

なんとなく、濡れたバスタオルとかを置く場所なのかなと思ったりもした。

ちなみに、バゲージラックは人が座るようにはできていない。万が一、壊したり怪我しても教養がないアホ扱いされるだけなので、絶対に座ってはいけないのでござる。

日本人の生活に馴染みがないのは本音

ホテル業界や旅行業界、家具業界で働いている人なら知っているのが当たり前かもしれないが、それ以外の日本人には馴染みがないのが本音ではないだろうか。

日本の一般家庭でバゲージラックがあるとは思えないし、ホテル向けに販売している業者なんかもあったり、海外ではどうか知らないが日本ではプロ用の商品なのだ。

それでも、一般向けに売っているバゲージラックもあるので、自宅をホテルっぽくハイセンスにしたい場合は自宅用に買ってみるのも良いだろう。バゲージラックのことを考えると、なんか急にバゲージラックが欲しくなるから不思議だ。これって恋なんだろうか?