ファイルにウイルスまたは望ましくない

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FormatFactoryで「ファイルにウイルスまたは望ましくない~」と出てインストールできない場合の対処法

FormatFactoryの画面イメージ。無料で動画や音声の変換できて便利

フォーマットファクトリー(FormatFactory)と言えば、海外製の動画や音声を幅広く変換できる優秀なフリーソフト。

ただ、この手の海外製フリーソフトに付き物で、インストール時に「このソフトもインストールしませんか?」というように促されるのが問題視されているため、2021年11月現在ではWindows10にインストールしようとすると

「ファイルにウィルスまたは望ましくない可能性のあるソフトウェアが. 含まれているため、操作は正常に完了しませんでした。」

と表示されて全くインストールできねええええwwwwww

実際は勝手にインストールされるわけではなくて、ちゃんと「このソフトも一緒にどうですか?」とチェックボックスを入れ外ししたり、承諾する/しないの選択が出来るのだが、英語の読めない初心者が「ウイルスだー!」「勝手にインストールしやがって!」と騒ぐためにOSレベルでブロックする仕様になってるのだろう。

いや、どう考えても英語の読めない初心者が自分自身で承諾しただけなんだけど・・・。マクドナルドとかフォーストフードで「ポテトもどうですか」と聞かれているようなもんだ。

対処法はWindows Defenderのブロック機能を個別に解除する

筆者はとある事情で再インストールしようと思ったが、上記のメッセージで弾かれてしまったので途方にくれた。最近のアンチウイルス業界ではフォーマットファクトリーみたいに色々インストールを促されるソフトはウイルス扱いにされてしまうのだ。

個別にサードパーティのウイルス対策ソフトを入れている場合はその設定によるが、OS標準のWindows Defendeの場合の解除手順を紹介する。おそらく、フォーマットファクトリーだけでなく、他のソフトでも同じ設定で解除できるはず。

1、Windowsセキュリティの設定画面を出す

タスクトレイやスタートボタンの「歯車マーク→更新とセキャリティ」などから辿って上記のWindowsセキュリティの画面を出す。わかりにくいけど、これがWindows標準のアンチウイルス機能の設定画面。

何かがブロックされたような表示がされているはずなので一応詳細を確認してみる。どうせ大した役に立つことは書かれていないけどね。

2、個別に許可すればOK

ブロックされたやつの右の方にある三角マークをクリックすると処理を選択できるので「デバイスで許可」という設定にして「操作の開始」でOKだ。

これでフォーマットファクトリーのインストールが出来るはず。というか、ブロックする時に実行するかどうかの選択肢を出して欲しいね。上記のような自分でインストール許可しておいて騒ぐ初心者が多いから仕方ないんだろうけど。

余談 グラボを変えたらハードウェアエンコードができなくなった

ここからは余談だけど、今回フォーマットファクトリーを再インストールしたので、先日グラボをより新しく高性能なGeForceに付け替えたのだけど、ドライバーを最新にしたり色々やってもハードウェアエンコードが無効になってしまった。

色々ある動画変換系ソフトの中でもフォーマットファクトリーを使っていたのはハードウェアエンコードができることだったので、未だ理由はわからないけど残念。

Windows11もUIを劣化されるだけじゃなくて、フォーマットファクトリーみたいなOSにない優秀なユーティリティをウイルス扱いでブロックするならば、OS標準で使いやすい変換アプリを提供して欲しいものだ。