港町

Extra Stage 札幌近郊編

自転車旅行記 札幌近郊編 その3~歴史の街・小樽~

小樽は札幌近郊にある港町。

北海道で港町といえば函館や釧路の方が格上(たぶん)なので見逃しがちだが、かつては北海道経済の発展を支えた場所で、洋館風の歴史的な建築物が多い。そういった洋館的な景色を利用して、ロリカワだか何だかという、北海道出身者でも全く理解不能なイベントなどをやっている(記事初版執筆時)場所でもある。

小樽は首都圏で言えば、交通不便な北海道にしては、札幌から高速バスや快速電車が30分置きくらい(たぶん)にあるという、アクセス良好な条件もあり、本州からの観光客には人気が高い。そのため、観光名所ではボッタクリが多い(たぶん)のだが、北海道では10本の指にギリギリ入るか入らないかくらいの観光地ではあるので、札幌に滞在したついでにでも立ち寄ってみる価値はあると思う。

自転車で小樽に行く場合は、札幌中心部から西に向かっていけば良い。北海道は道が1本しかないので迷うことはないと思うが、大通公園を西に進んで、円山公園を無視し、国道5号線へ進めば良い。ガチに都心なので通勤時間帯になると人も車も交通量が多くなる。経験的に日の出前から出発した方がいいと思う。ちなみに、円山公園~宮の沢くらいのエリアは高級マンションなどが多く、北海道の住宅街には珍しく、ちょっとだけオシャレな雰囲気がある。白石区の10倍くらいだろう。

群馬と新潟の県境っぽい雰囲気だが、道幅が広く、海からの風が心地よい。爽快感が全然違う。上は高速道路の札樽自動車道。

日本海沿いに鉄道と国道が走る。この区間は鉄道でも景色が良い。

小樽の街は、小樽運河とその周辺がメインの観光地で、飲食店、土産物屋、オルゴール屋などがある。修学旅行生が多い。

「北海道料理!!」などと謳った店は、まともな北海道料理を食べたことのない本州の観光客をボッタくってるところがあるので注意。北海道出身の人が行くと『はぁ?』と思うような料理ばかり。特にバイキング。小樽で食事をするなら、ラーメンとかにしておいた方が後悔がないと思う。