この間はじめて、日本最東のデパート、帯広の藤丸百貨店に行ってきた。
ある意味、予想を遥かに超えるものであった。
道東のデパート事情
以前は北見や釧路にもデパートがあったが、どちらも駅前が廃墟となり、道東からはデパートはとっくの昔に姿を消している。若者たちは郊外のイオンに集結している。
そして、デパート空白地である道東、特に釧路や北見から客を呼ぼうと、全国的にも珍しい買い物ツアーバスを運行したのが、この藤丸百貨店。
藤丸百貨店の何がすごいか
ざっと店内を見て思ったりのは、札幌のデパート(丸井今井)よりも店内が明るくて綺麗、平日の昼間でも結構客が入っていること。
そして首都圏(埼玉県)の某老舗デパートの店員が40代や50代くらいの中高年女性が多いのに対して、藤丸は20歳前後くらいの若い女性店員がすごく多い。
若くて綺麗な女性が沢山いると、明るく楽しい気持ちになる。人が違うと、こうも印象が違うものなのか。
周辺環境
藤丸周辺には閉鎖店舗も多い古いアーケード街があったりする。
藤丸に行ってからはだいぶ帯広のイメージが変わったが、帯広の駅前は飲み屋街とビジネスホテルが乱立しているが、ちょっと大事なものが欠けているというか、トゲトゲしたイメージを持っていた。
帯広は酪農やじゃがいも生産など、日本の食糧生産地として重要な場所であり、六花亭やロイズといった有名菓子屋の本社があったりして、北海道の中でも意外に特異な街だと思う。