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【PS4】アイドルマスター スターリットシーズンの初見プレイ感想

アイドルマスターシリーズ最新作「スターリットシーズン(以下スタマス)」の序盤15時間程度の初見プレイ、個人の感想。ネタバレあり。

プレイ環境、アイマス経歴

機種はPS4通常版。

アイマスシリーズはXBOX360時代からPS3、PS4まで全部プレイ、難易度高めのアイマス2もトゥルーエンドでクリア済み。

スタマスのグラはむしろ退化している?

今作はスマホで展開しているミリシタやデレステのキャラが登場するからか、前作ステラステージの流れというよりは、スマホ版のアイマスシリーズの流れ組むキャラのモデリングになっている。

加えて、PS4だけじゃ採算が採れないからかSTEAMでの展開のためにUnreal Engineというゲームエンジンを使っているので、グラフィックの感じはステラステージやプラチナスターズからは退化しているように見える。

ステラステージの実在感あるモデリングに比べると、キャラがのっぺりした紙人形のように見えてしまう。ハレーション系のエフェクトで誤魔化しているように見えてしまって、グラフィックは退化しているように思えてしまう。

ライブ中にアイドルが汗を飛ばす(?)演出があるが、これは違和感が凄いのでいらない・・・と思ったら、オプションで消せる。良かった。

スタマスの序盤はクソゲー仕様

今までみたいにお気に入りのアイドルでプロデュースするというよりは、同じ課題曲をひたすら固定メンバーでライブをしていく感じ。

コミュや営業などのシリーズお馴染みの要素もあるが、好きなキャラで回していくこともできるけど、実質的に課題曲に参加するメンバーを育てないと1カ月ごとに決められたノルマをクリアできずに、あっという間にゲームオーバーになるクソゲー仕様。

好きなキャラで進められた過去作とは別物。

巻き戻し仕様がクソ

コミュなどでの育成が出来ていないとライブがパラメーター不足でどうやってもクリアできず、そのまま進めるとファン数のノルマが足りなくてゲームオーバーになる。

ゲームオーバーになるとアイマス2みたいに巻き戻し仕様があり、最大で1カ月前まで戻れるが、なんとその間のレッスンや育成はリセットされて、本当に「やり直し」になってしまうのだ。

スキル継続で何度でもやり直しが出来たアイマス2の巻き戻し仕様や、永久に続くOFAのような仕様を期待しているとガッカリどこかブチ切れてしまう。

STEAMで展開していることもあって、ハードなゲームバランスを好む海外ユーザー向けの仕様にしているのだろう。緩くやりたいユーザーにはクソゲーに思える仕様だ。

ライブが地味に難しい

ライブ自体は過去作みたいにパラメーターが振り分けられた「タンバリン形式」のリズムゲーム的なものだが、過去作はタンバリンが3つだったのが5つになって間違いやすくなった。

パーフェクトの判定もシビアな感じがあり、BADだとなんと特典がマイナスになる。

今どき、この手のリズムゲームが求められているのか知らないが、ライブが地味に難しくて苦痛に感じる人も多いのではないだろうか。

いっそ、コミュ中心のアドベンチャーゲームにして、ライブは鑑賞のみとかでもよかった気がする。どうせ、一通りクリアしてライブ鑑賞でしか起動しなくなるんだし。

とりあえず序盤はクソゲー判定

一通りクリアすれば感想も変わるのかもしれないけど、序盤はやれることも少なくて、同じ曲をひたすらプレイしていくクソゲー仕様なのにはがっかりだ。

中盤とか後半もかなり難しいし、今どき据え置きアイマスを買う人は過去作もかなりやり込んでいる人のはずだけど、難しいっていう評価が散見されるのも頷ける。アイマスのユーザーは難しいゲームなんて望んでない気がするのにである。

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【レビュー】聖剣伝説 LEGEND OF MANA(聖剣LOM)を約20年ぶりにプレイした感想

聖剣伝説 LEGEND OF MANA(聖剣LOM)を約20年ぶりにプレイした感想。独断と偏見、少しネタバレあり。

聖剣シリーズの中でも独特の雰囲気が好まれて、最近、約20年ぶりにPS4とSwitchとSteam向けにHDリマスター版が出たが、近所のブックオフでPS1のオリジナル版が税込み90円で買えたし、リマスター版で良い思いをしたことがないので、あえてオリジナル版でプレイ。

リマスター版は基本的にHD解像度になってるだけでゲーム性は同じなので、PS1のプレイ環境がある人はオリジナル版で十分かと。

PS3でも不具合なくプレイできるのでPS3でのフレイもオススメ。読み込みもPS1実機だと遅かったはずだけどPS3効果で一瞬。

世界観重視の雰囲気ゲー

ジャンルはアクションRPG。最初から最後まで他のRPGでいうサブクエスト的な「短編物語」を自由に進めて行くフリーシナリオタイプ。ストーリーの進め方も育成の仕方も、マップ配置さえも自由という、RPG全部の中でもかなり自由度が高い作成。

「短編物語」の中でも宝石泥棒編、エスカデ編、ドラゴンキラー編という3つの大きなまとまりがあり、そのどれかをクリアしつつ、全体として一定の進行状況があればエンディングへと繋がる最終マップが解禁される仕組み。基本的には何となくプレイしていてもエンディングに辿り着くが、今どきのRPGに比べると次に行く場所のヒントが少ないorなかったりする。

暖かみのある2Dグラフィック

グラフィックはオリジナル版の発売当時としてもFF7など3DCGが主流になりつつある中で、暖かみのある2Dグラフィックなのが特徴。雰囲気としてはポポロクロイス物語とかmoonとかに少し近いように思った。

ゲームを始めると主人公の旅の拠点なる「ホーム」をマップの好きな場所に設置する。ランドメイクシステムというものが採用されているが、なんとやくやっても詰むことはないものの、マップの位置で属性的なパラーメーターが関わってくるので、攻略を楽にしたりイベントを隅々まで堪能する場合は攻略情報を見ないとならないのが難点。

バトルで戦ってくれるペットを育成したり、武器の改造などやりこみや収集要素もある。大量に素材的なアイテムが手に入るが、その手の作業をやらなくてもゲームクリアには支障がない。金策は素材アイテムを売れば事足りる。

やりこみ部分はやりたい人だけやってくれ、というようなバランスで少し勿体ない。その人の遊び方に委ねられている。アトリエシリーズ並みに素材関係のやり込みがあるが、不親切な部分もあって初心者は気軽に楽しめないのが難点。

クエストは68もあるが攻略情報なしで網羅は厳しい

約20年ぶりのプレイなのでゲームシステム周りはほぼ初見に近い。

暖かい雰囲気のゲームなので最初は攻略情報を見ずに何となく進めて行った。序盤こそ何となくで進められるが、この時代(PS1やSFCなど)のゲームよろしくで、情報収集やフラグ立てが分かりにくい。

序盤にある「アナグマ語」のイベントは懐かしい~。「ぐま」だの「ぐげ」とか翻訳しても全然わからんしw

同じ人物に3回話しかけるとか、店員にカウンターの裏から話しかけるとか、今の普通の感覚じゃわからない。今どきのRPGだったらあまりないような時代感を思わせるけど、そういったフラグ立てがこのゲームには多い。人物探しみたいなのもあるが、普通じゃ見当もつかないような場所にいたりして、攻略情報なしだと相当暇じゃないとキツイ。

ダンジョンも道がわかりにくいのが多い。この時代の2DのRPGによくあることかだが似たようなマップだったり、ループしたりワープしたりで迷子になるようなダンジョンがある。半分くらいのダンジョンは迷子になる。

クエストは全部で68あるわけだが、それぞれが「あるクエストが発生すると消滅」などの条件が複雑に設定されているため、初見プレイで攻略情報を見ずにコンプリートするのは不可能に近い・・・というか無理だと思う。

攻略サイトなんかには、このルートで進めれば全部見れる的なチャートがあるので、全部見たい人は初めからチャートに沿ってやっていくとよい。

バトルは独特のテンポ感やルールを掴めば楽だけど…

アクションRPGなので動きながら攻撃したり魔法や必殺技的なものを使ったりする。

敵も味方も横方向には当たり判定があるが、少しでも上下に移動していると攻撃が当たらない仕組み。敵の攻撃を避けるのに利用するわけだが、反対に微妙に縦方向にずれているせいで攻撃が当たらずイライラする時もある。

レジェンドオブマナは武器の種類によって大きく攻略の難易度が違ってくるのも特徴。

初心者でも楽に進められるのが断トツで弓矢。全部の武器の中で横方向にいくらでも遠距離攻撃できるのは弓矢だけだ。ボス戦は敵の火力が強くて2~3発攻撃を食らっただけで主人公が死んでしまう場合が多いが、距離を保って攻撃できるので弓矢は手っ取り早く攻略したい場合には有効である。

槍や杖も剣に比べると攻撃範囲が広くて使いやすいが、弓矢の無限にできる遠距離攻撃に比べるとインパクトは小さい。普通に店で売っているやつでラスボスまで使えるので、攻略に詰まったら弓矢に持ち替えてみるとよい。

遠くからピョンピョン打ってるだけなので、戦闘の緊迫感はあまりなくなるけど。

戦闘中に回復できない男気溢れるバトル

戦闘中の回復手段(ポーション的な)は用意されておらず、事前にスキル設定が必要だがしゃがんだり、その場で待機すると少しずつ回復していくというシステム。だが、回復量はほんの少しなので、基本的にHPを削られたら死んで生き返るまでは回復できないと思った方がよい。

主人公が死んだ場合、いればNPC1人とペットが戦うことになる。死んでしばらくその2名で持ち堪えてくれれば復活できることもある。

だが、あるメインストーリーで関わるNPCの真珠姫は何もしてくれなくて足手まといでしかないし、ペットもちゃんと育成しないと使い物にならないので、主人公の体力を温存させることが重要になる。うかつに敵に近づいてはいけないのだ。だからこその弓矢なのである。

クリアだけなら10時間弱、周回やりこみ前提のゲーム

前述のように68ものクエストがあるわけだが、ゲームの本筋とも言えるクエストの集合体のようなものがいくつかあり、最短でエンディングを見るだけなら10時間くらいでクリアできてしまう。

もちろん、それではこのゲームの世界観の一部を見たに過ぎないわけだが、この時代のゲームとしては珍しく周回を前提としているかのようにクリア後には引継ぎ機能が用意されている。

総評 バトルは微妙だけど周回前提の世界観ゲー

約20年ぶりにとりあえずクリアして思ったのは、バトルはアクションRPGにしては微妙だし、フラグ立てがノーヒントだとわかりづら過ぎる。攻略サイトを見ながらでもわかりにくい場合がある。

それでも世界観は他のゲームないくらいに独特なものがあるしもやりこみ要素もかなりあるので、攻略本片手に時間をかけて世界観を楽しむのが最良な気がする。エンディング一直線だと10時間弱で終わっちゃうゲームだしね。

世界観の半分くらいは音楽要因なのでサウンドトラックも超オススメ。

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【PS4】Need for Speed 2015のストーリーモード攻略のコツ

走り屋のパリピたちとツルんで走り屋のキングを目指すゲーム『Need for Speed(ニードフォースピード) 2015』のストーリーモード攻略のコツ。

なんだかんだで20時間くらい熱中して死闘の末、プラチナトロフィーゲット。前半~中盤はともかく、後半の難易度ハードのイベントは敵がチート級なので一筋縄ではいかないが、敵AIの挙動を知っていれば攻略はそれほど難しくはない(はず)。

レースの種類は様々だけど基本は敵AIを知ること

敵を知ることは戦いの基本。

一人でタイムアタック的なレースは、ひたすらプレイして道を覚えてクルマを強化していくしか攻略法はない。

ニードフォースピード2015は『頭文字D』的な世界観だからか、マシンセッティングがとにかく重要になる。コースやイベント内容に合わせてセッティングやクルマを細かく変えること。

見逃しやすくて途中まで気づかなかったが、マシンの見た目を変える画面でサスペンションの項目がある。車高やタイヤの角度を変えるとコーナーリングやドリフトワークがものすごく楽になる。

タイヤもドリフトタイプとグリップタイプがあるので、コースの状況に合わせて忘れずに変えること。

基本的に峠攻めはドリフト、街はグリップ

プレイスタイルにもよるが、攻略を楽にするという意味では峠攻めのようなコースだとドリフトタイプが楽。ドリフトはひたすらマシンセッティングを繰り返して、ちょうどいい塩梅を見つける。ガレージに戻るのがめんどいけど。

クルマの種類はクリアした後となっては何でもいい気もするが、後半にもなるとチューニングでその時点で買える最強パーツは必須。

オススメのクルマをあえて言えば、ドリフトタイプならランボルギーニが良い。金を貯めて買うべし。ドリフトセッティングでタイヤや車高を変えると、頭文字D並みのドリフトマシンになる。ただ、馬力が高すぎて自分に合うチューニングを見つけるまでは操作が難しい。

初心者でも扱いやすくてドリフトタイプにもグリップタイプにも調整しやすいのはポルシェ。1台だけで低コスト攻略するならポルシェがオススメ。

街中のイベントだと直角のカーブ攻めや、交差点に飛び出すトラックや、逆走の一般車を避けられるようにグリップ重視のクルマがよい。ポルシェ911は最強カスタマイズすると最終レースまで活躍する。

ドリフトのコツはセッティング

最終的には練習あるのみだけど、クルマのセッティングもかなり重要。ドリフトしづらいセッティングだと、練習や腕がどうのより、誰がどうやってもマトモにドリフトしないのでw

見落としやすいが、クルマをグリップタイプとドリフトタイプに変えるには、チューニングだけでなくタイヤも変える。タイヤはグリップタイプとドリフトタイプがあるのだ。

また、マシンのビジュアル設定からタイヤの幅を変えたりもできるので、ドリフトタイプにするなら前輪を外側いっぱいに広げて八の字に傾けよう。実車のチューニングは知らんけど、これでドリフトしやすいマシンになる。

微調整はそれほど関係なくて、大雑把にドリフトマシンにしたら、あとは練習あるのみ。

ドリフトはナイトロ併用が重要

終盤まで気づかなかったが、ドリフトで高得点を得るにはナイトロ併用がオススメ。

どういうことかというと、ドリフトをしている最中にナイトロでグングン加速すると得点がアップする。この仕様を利用するとドリフトでポイントを稼ぐ系のイベントは途端に楽になる。むしろ、最終版だとこれを使わないと攻略が厳しい。

ナイトロは時間経過で溜まるタイプと、ドリフトなどで溜まるアクションタイプがあるが、ドリフト系のイベントでは後者が良い。それ以外は前者が良い。イベントによって設定を変えるのは面倒なので、お金に余裕があればマシン2台で運用すると楽チン。

ドリフト操作のコツ

レースゲームによってドリフトの操作は違うけども、このゲームに関しては以下のようにやると楽。でも、基本は練習あるのみで体育会系。

アクセルはずっと全開にしたまま、カーブの角度に合わせてフットブレーキとハンドブレーキのボタンを「チョン」という感じでハンドルを切っている時に一瞬だけ押す。クルマが滑り出したら、ハンドルを左右に切って方向をコントロールしよう。序盤はフットブレーキだけでもいいが、中盤以降はハンドブレーキの使い方がすごく大事

どうやっても難しい場合は、クルマのセッティングが出来ていない。ガレージに戻って再調整すると良い。

激ムズのジムカーナは練習あるのみ!!

マヌのイベントで中盤~終盤にかけてのジムカーナは激ムズのクソだった。

しかし、コースは固定だし、スペックの高いクルマを使えば時間的には意外と余裕があるので、まずはコースを頭に記憶させるのが大事。こればかりは暗記科目なので、受験生にでもなった気持ちで何度もプレイして覚えるしかない。

速く走るだけでなくドリフトでポイントを稼がないとならないので、クルマのセッティングは必然的にドリフトタイプになる。但し、街中で直角カーブとかヘアピンとかもある変なコースばっかりなので、ある程度のグリップ性もあった方がよい。

敵AIはクセがあるけど実は結構アホ

ライバルカーが登場して勝たないとならないイベントでは、このゲーム独特のAIのクセを知ると良い。

まず、最強マシンに乗っていようと、スタート直後からグングン加速するのは絶対辞めた方がよい

なぜなら、敵の速度はこっちの速度に合わせてどこまでも速くなるから。ゲーム的に言えば、マシンをどんなにカスタマイズしても常に白熱したバトルになるわけだが、どこまでも速くなるのでマシンの制御やコーナーリングの難易度は上昇する。てっとり早くクリアしたい人にはオススメしない。

比較的簡単な攻略方法としては、レース開始から中盤くらいまではライバルカーや敵の集団の少し後ろくらいを追従していく。レース途中で自分が先頭になったとしても、ライバルがチート級の加速をしてきて抜き返されるだけなので、目立たないように集団にくっついて走るだけの方が良い。能ある鷹は爪を隠すべき。

但し、ゴールの時までには全員抜かないとならないので、ポルシェやランボルギーニをカスタマイズして馬力を可能な限り上げておくと良い。

コースの中盤を過ぎるくらいには集団を抜いて、2位か3位くらいをキープする。何回かプレイすると、あとどのくらいでゴールかというのがわかるようになるはず。チェックポイントの残り数も把握しながら走ると良い。

終盤のハードコースで言うと、ゴールまで1~2分くらいになったら、いよいよ勝負の時。この段階では2位くらいをキープして、1位のクルマが視界に入ってドライバーの名前が表示される距離がベスト。ナイトロは抜く時に使うので最大まで温存しておこう。

ゴールから数えて3~5くらい前のカーブになったら、チャンスを見つけて抜き去る。残り1分を切れば敵がチート級に進化することは少ないので、自分が1位になったら、そのまま事故らないように安全運転wを心がけてゴールを目指そう。

ブラック企業とかでノルマがある仕事に就いたことがある人ならイメージできると思うが、厳しいノルマを達成したところで、翌月は「君なら出来る」と言われてさらに厳しいノルマを課せられるようなもの。力を温存しつつ、ほどほどの加減を保った方が楽にクリアできるはず。

クラッシュしても諦めるな!! むしろ簡単になるからw

グランツーリスモとかまともなレースゲームに慣れていると意外に思うかもしれないが、途中で壁にクラッシュしたり、対向車や中央分離帯とぶつかってもニードフォースピード2015では特に問題ない。

クラッシュすると10秒ほどタイムが加算されてその場からやり直しになるが、周りのクルマはスピードダウンして待ってくれているw

クラッシュ前提のバランスだからか、終盤のハードコースでも3回くらいクラッシュしても最終的に1位で勝てたケースが多かった。むしろ、クラッシュすると周りが調整してくれるAI挙動を計算に入れて、どうにも追いつきそうになかったらわざとクラッシュした方がいいんじゃないかとすら思える。

つまり、ニードフォースピード2015のレースとは、やり直しのできる人生なのだ。今の日本社会みたいに、失敗した人間にはチャンスを与えず、とことん地獄に突き落とすような世界ではない。失敗しても挽回できるようになっているので、すぐに諦めてはいけない。

何度もやっていると偶然クリアできることも

これが攻略方と言えるかは微妙だけど、エイミーの一騎打ちだとかクリアが難しく思えるレースも、何度かやっていると偶然クリアできることもある。

どういう偶然かというと、敵が勝手にクラッシュしてくれたり、対向車があまり来なくて難易度が下がったり、自分の腕以上に神がかったコーナーリングが出来てビュンビュン加速できたりする偶然だ。

実際、どうやってもクリアできそうにないイベントも、偶然の要素が重なってギリギリで勝てたことは多かった。

基本的にエイミーの一騎打ちとかもAIのクセがあるし、こっちが事故れば待ってくれたりするので、終始ぶっ飛ばすだけではなく、様々な走り方を試してみるとよい。どこかに攻略の隙間があるはずだから。

画面の明るさ調整はした方がよい

このゲームは夜~早朝が舞台で、一般的なレースゲームより画面が見づらい。

暗くて見づらい場合はゲーム内の設定で明るさを最大にして、テレビやモニターの設定を調整して明るめにしてみよう。テレビによっては、PS4を繋ぐとゲーム系のコントラスト強めの設定に勝手になる場合もあるので、画面調整を色々やってみよう。

そんなバナナ(馬鹿な)と思うかもしれないけど、これだけで難易度がグ~ンとダウンする・・・かもしれない。

アウトローのイベントは面倒

最後に個人的に面倒に感じたのがアウトロー系のミッションなので、攻略のコツを書いてみる。

まず、序盤の道路封鎖突破という条件達成が面倒だった。

そもそも、どうやったら道路封鎖が出るのか? というと、警察に追われてマークが2つ以上になると街中限定(?)で一般道に道路封鎖が発生する時がある。ガッチリしたタイプのは通過できないが、小さいやつは突破できるので、ひたすら走ってこれを探す。

ない場所には絶対にないので、ありそうなところをサツから絶妙な距離を保って探すのが面倒だった。

サツに追われるには、ホームから一番近い警察署にパトカーが待機しているので、突っ込んでやると追いかけてくる。基本的にこのゲームではサツはザコなので、馬力の低いクルマで変な場所に追い込まれない限りは逃げ切れる。

馬力の低いクルマで何分逃げろとかも地味に面倒だった。最後の方のレースはサツが常に追いかけてくるけど、ジムカーナとかに比べると簡単だった。

中盤~後半の資金稼ぎは「トルク・オブ・タウン」一択

AIのアホな挙動を理解すれば、それほど速いクルマは必要ないとも言えるが、ジムカーナとかタイムトライアルは高性能なクルマで高級パーツがないとどうにもならない場合もある。そうなってくると資金不足に陥る場面もあるだろう。

比較的、楽にクリアするにはフルチューンナップのポルシェとラルボルギーニは持っていたいし。

そんな時の資金稼ぎに便利なのは、中盤以降に挑戦できるマップ左下あたりの「トルク・オブ・タウン」というタイムトライアル。キャッスルヒルという峠のあたりにある。

ライバルカーもいないし、峠なので対向車や狭い分岐もない。中盤以降に進める腕とクルマがあれば、まず失敗することはない。1回あたり2分10秒くらいで8000ドルも稼げる。スタートとゴールの位置が近いので再挑戦もローディングなしで出来る。

1時間もやれば資金ゼロからでもランボルギーニが買えるはず。

便利な小技 ファストトラベル

終盤まで気づかなかったが、ガレージ(車の選択画面)からオプションボタンでマップを表示して、イベントの場所で右ボタンを押すとテレポートできる。

ローディングも一回で済むし、調整を繰り返してイベントに臨む時は知っていると便利。

オマケ パリピの人たちが飲んでいるドリンク

終盤のイベントに勝つとパーティーに呼ばれるが、よく見ると飲んでいるドリンクがモンスターエナジーだったw

アウトローでも飲酒運転はしないのね。

みんなもモンスターエナジー飲んで頑張れ! それじゃ、さらばじゃ。皆の健闘を遠くの空の上から祈っとるぞ~。