Googleで「テレワーク」と検索すると「暇」とか「暇すぎる」といったキーワードが出てくる。
察するに、世の中の一定数以上の人はテレワークが暇であって、しかも「辛い」とか「辞めたい」というキーワードまで出てくる始末ということ。事態は深刻だ。
確かに、筆者の経験からしてもオフィス出勤時に十分慣れているルーチンワーク系の仕事をテレワークでやると、半分くらいの時間で終わってしまうことが多い気がする。
目次
そもそもテレワークが暇になる原因とは
何かが起きるには原因となるものが存在する。
経験的にテレワークが暇になる原因を集約すると以下の3つになる。
周囲とのどうでもいい会話がなくなる
オフィスに出社していると上司や同僚などが周辺をうろついてきて、どうでもいい会話が発生する場合が多い。話好きの先輩とか、他部署の人とかがわざわざ雑談しにやってくる場合があるはず。
テレワークと違って出社している時は、仕事以外の部分に時間を費やされるケースが多発するのだ。
職種や置かれている状況によっては、代表宛ての電話対応や来客の案内なども発生するかもしれない。新人とか小さい会社だと、もっと様々な雑用に時間を取られる可能性もある。
そういう時間がごっそりなくなるから、結果的に暇な時間が発生するわけだ。
あなたの仕事が早すぎる
いや、早く終わったって、サラリーマン的な仕事かつ歯車要員なら、次から次へと別の仕事を振られて、給料も上がらずに、抜け殻になるまで養分を吸い取られるのがオチだから。
という現実は一旦置いておくとして、潰れることがない公務員的な仕事や、ある程度の大企業だと、そもそも人員に余裕があるために一人あたりの業務量が普段からして少ないという場合がある。
そうなると、どうでもいい会話がなくなったテレワークにおいては、あなたの業務スビードが平均的だったとしても相当暇な時間が発生してしまう。
平均より業務スピードが早い場合は、圧倒的に暇な時間が発生してしまうのだ。やることがないんだから仕方ないし、次から次へと仕事を振られるのもツライはずなので、仕事しているフリでもしてる方がマシかもしれない。
仕事を割り振る上司や会社が無能
実態としては、これが原因として一番多い気がする。
部署や会社内には仕事がいっぱいあるのに、仕事のできる人や頼みやすい人など特定人物だけに仕事が集中しているのだ。組織としての仕事の割り振りバランスが悪いがために、あなたが暇になってしまっているというケースだ。
場合によっては、普通に窓際扱いというか、戦力外というか、平たく言うとリストラ候補になってる場合もあり得なくはない。
上司とかに「やる仕事ないですか?」と聞かないあなたもあなたではあるが、仕事の割り振りが悪い上司の責任もある。テレワークってむつかしいな・・・。
テレワークで暇な時にやるべきこと3選
ここからテレワークが暇な現状を簡単に打破できそうもない、もしくは暇なのを開き直って、個人として生産性のある時間に変えたい人への指南をする。
他の常識的なサイトでは資格の勉強をすれだとか、ちょっとした運動をすれとか、勤務時間中であることを考えて、常識的な範囲のことをオススメしていることが多い。
しかし、勤務時間中に上司や会社の指示でもない資格の勉強や運動をするのと、自分の好きなことを好きなようにやることに大差ないとも思うので、あえて別の視点からアイデアを考えてみた。
なぜなら、人間というのは本来、勤務時間中であろうと自由にしていたい生き物なのである。開き直りも大切だ!
なお、当サイトは仕事をサボった結果について保証するわけではなく、その結果については全て自己責任であることは言うまでもない。
趣味の読書、漫画など
仕事関係の参考書などは仕事をしている感じがしてしまうので、あえて仕事とは関係がない趣味の分野や、娯楽系の書籍を読む。
漫画が好きな人だったら漫画でもオーケー。
本を閉じればいつでも仕事に戻れるので、初心者にオススメのサボり方だ。
最初は罪悪感があるかもしれないが、人間とは本来、自由を求める生き物だ。あまり気にしても仕方がない。
ゲーム (PS4、PS5、Switch、スマホゲームなど)
ゲームと言っても、テレワーク中に向くゲームとそうでないものがある。
勤務時間中になので、急にチャットや電話などに対応しないとならない場合がある。
そのため、ヤメ時が難しいRPGのストーリー攻略とか、リズムゲームやレースゲームなど、途中で中断すると攻略的にやりにくいゲームは避けるべき。
最近の携帯ゲーム機とかPS4とかだと中断機能が使えるが、ファミコン時代とかのレトロゲームやクソゲーとかだと、セーブポイントが何時間もなかったりするので注意が必要。
RPGをやる場合でも、レベル上げとかの単純作業がオススメだ。
アニメ、ドラマ、ネット動画、映画鑑賞
勤務時間が8時間だとしたら、フルに使えばハリウッド映画が1日あたり4本も観れる。
週5勤務なら1週間で20本だ。1ヶ月にすると、なんと80本。
これだけ見ればちょっとし映画通になれるはず。人に自信を持って「映画が趣味です」と言えるくらいになるだろう。
暇をネガティブに捉えるくらいだったら、映画など動画視聴に精を出した方が良いかもしれない。
DVDやブルーレイだと借りに行ったり返却が大変だったり、シリーズものの場合は途中が貸し出しだったりするので、毎日大量に観るならネットの見放題の動画サービスがオススメだろう。
仕事をクビにならない限り、1ヶ月あたり80本も観るんだから、すぐに元が取れるだろう。
まとめ テレワークが暇なのは世間の常識だと開き直ろう
ある調査によるとテレワークが暇と感じた経験がある人は半数以上もいるという。
某大手経済系メディアの記事によると、テレワーク中の飲酒も4割くらいが経験あるというし、みんな緩くやってるもんだと思って、ある程度は開き直りが大切だろう。