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【PS3/PS4】テイルズ オブ ヴェスペリアのレビュー、感想(辛口クソゲー評価)

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主人公の長髪美形男子のユーリ君。大人びてるけど21歳

PS3版のテイルズ オブ ヴェスペリアのレビュー、個人の感想(辛口)、若干ネタバレあり。

このシリーズは似たような名前のが多くて混乱してしまうけど「ヴェスペリア」は宵の明星みたいな意味だそうな。・・・個人的には日本語でお願いしたいけど。

元はXbox360向けでPS3への移植やPS4などへのリマスター化もされている、テイルズの中でも評価が高いであろう作品。360→PS3はブラッシュアップ要素ありで、PS4とかはPS3版がベースになっているらしい。

個人の感想で結論を言うと、キャラクターや世界観はともかく、それ以前にゲームシステムがストレス溜まり過ぎで全然ダメだった。

シンボルエンカウントの意味の無さ

敵が進路ふさいでいると結局バトルするしかない

テイルズシリーズの特長でもあるけど、フィールドやダンジョンの敵グラフィックと接触するとバトルになるシンボルエンカウント方式。

「争いは避けるタイプだから逃げよう~」とか、「体力ヤバイから逃げよう~」とか、「攻略進めたいから(ry」とかの事情で逃げられるのがシンボルエンカウントの良さのはずだが、テイルズオブヴェスペリアの場合は、ダンジョンの進路に敵が立ちふさがっている場合はまず回避が不可能。

こういうデカい敵なんかはバトル回避するのがまず無理

ストーリーにも関わるのだが主人公らが持つソーサラーリングというやつからビームみたいのを出して命中させれば、敵の動きを一瞬止めることができるものの、結局立ちふさがっている場合はバトルするしかない場合が多い。しかも、難易度イージーでも敵はそこそこ強いし、バトルに時間がかかるし、敵の量がダンジョンもフィールドも多い。

段々ソーサラービーム当てるのも面倒になってくるし、これほどザコ敵のバトルが面倒なRPGも、割と最近のメジャーなゲームとしては珍しいのではないかと思う。

フィールドはフィールドで、こっちの移動速度がもっさりしてるのに、敵は自分の進路にポツポツ急に湧き出すし、こっちより移動速度が速いのでバトル回避するのが難しい。どうでもいいようなザコ敵とのバトルがやたらしんどく感じてしまう。

ほぼ強制戦闘と言ってもいいくらいザコがウザい時もあるし、同じようなバトルを繰り返すだけの人生が馬鹿らしく思えてくる。

街でのフラグ立てが面倒でワンパターン

テイルズシリーズによくいる天才科学者系の女子。嫌いじゃないけどね

デジャブではないかと思うくらい、ワンパターンの展開が多い。

新しい街に行ったりストーリーの都合でどこかに滞在するようになった時、仲間と一旦別れて個別に街の中で散らばった仲間を探して会話して合流する・・・というパターンが非常に多い。かくれんぼ的にわかりにくい場所にいるヤツもいる。

仲間全員に話しかけて宿屋に泊るとストーリーが進むという無限ループの繰り返しである。

「街にも着いたし、しばらく自由に過ごそうぜ!」みたいな感覚なんだろうけど、あまりにも同じパターンを繰り返すので保護者であるプレーヤーとしてはウンザリしてしまう。自分勝手な子供たちを探して歩かないとならないのだ。

こっちにしたら初見の街でどこに何があるかもわからないというのに仲間を探して歩くのが面倒。せめて行先のメモを残すとか、何時に合流しようぜとか、GPSの首輪付けるとか工夫してくれ。話しかける順番が決まってたり、わかりにくい場所にいる場合も多いし。

旅の途中で色々思うことはあるんだろうけど、居場所を探さないとならないプレーヤーの気持ちにもなって欲しいよ。

フィールド探索がSFC時代のFFシリーズみたい

船や飛空艇的な乗り物が登場するけど厄介者ポジション

SFC時代のFFシリーズとかだと、船や飛空艇が使えるようになるとワクワクドキドキが止まらなかった(笑)

今のゲーム機に比べたら超低スペックのハードだったのに、頑張って疑似的に3D表現をやってたりしてね。本当にワクワクしたものだった。

このゲームの初出は2008年のXbox360だけど、その時代にもなると3D表現だろうが船や飛空艇的な乗り物でワクワクすることはない。2010年代以降だと、むしろファストトラベルがRPGでの長距離移動の標準ともなっているし、船や飛空艇で移動できる範囲が広がっても面倒に感じてしまうのである。

実際、ヴェスペリアで船や飛空艇的な乗り物が手に入ると、新大陸を目指して散策しないとならない。毎回毎回、ヒントが少なくてどこに行ったらいいかわかりにくいというのもある。

というより、大陸とか街の名前とか全然頭に入らないし、覚えられないよ~(‘ω’)

「次は〇〇(街やダンジョン)に行け」ってさらっと言われても、それってどこにあるんだっけ? 状態がずっと続く。目的地のダンジョンの奥まで行ってボスを倒しても、歩いて出口まで戻らないとならないことも地味に多いし。

ある意味、これは懐かしいけれども行くべき場所がわかっていても、浅瀬とか地形が拒んでいて妙に遠回りしないとならなかったりしてね・・・。

ストーリー上の都合で目と鼻の先の場所に行くのに、わざわざボスを倒しながら遠回りするルートを歩かされたりも多くてウンザリする。昔のFFシリーズとかにありがちなパターンだけど、これを今やるとダルいわ・・・。

ダンジョン探索はマジでクソゲーすぎる

メジャータイトルからマイナータイトルまで色々なRPGやってきたけど、このゲームのダンジョン探索はマジでクソゲーすぎる。

前述のように、通路幅いっぱいのデカい敵や、目の前に急に湧いて出てくる素早い動きの敵ばかりなので、普通なら避けて通ることもできるはずのシンボルエンカウントは意味をなしていない。オツボネや面倒くさい先輩で埋め尽くされている零細ブラック企業に勤めているような感覚になる。

ソーサラービームというファミコン時代のシューティングゲームみたいな「ビロッ」という演出もショボいし、これをいちいち敵に当てながら進んでいくのだけど、高低さがあったり、キャラの操作性も悪いので命中させるのがダルい。せっかく命中させても接触すれば結局バトルになるし、最初ピヨってるだけで大したメリットもない。

前半のダンジョンこそギミック的なものは少ないものの、中盤~後半にかけてはソーサラービームで仕掛けを解除しながら進んでいく場合が多い。これは完全にクソゲーで、何も面白い部分がない。ギミックはノーヒントだと難しいし、攻略情報を見ながらでも面倒臭いのが多い。

相変わらず敵がウザいし、ギミック解除は面倒だしストレスが溜まりまくる。しかも、後半は乗り物で無駄に複雑な世界を移動しながらイベントを進めていくが、ストーリーが思いのほか長いのでストレスが蓄積して病気を誘発しそうだし、中盤くらいの段階でワンパターン展開が多くて飽きてくる。

総評 キャラクターや世界観には光る部分もあるけど

キャラクターや世界観などには光る部分もあるけれど、いかんせん、システムが昔のFFシリーズの劣化版に感じてしまった。

シンボルエンカウントなのに実質的には戦う以外の選択肢がなかったり、フィールド探索やストーリーのフラグ立てにストレスがすごく溜まる。

ゲームくらいはストレス溜めずに楽しみたい派の社会人には、このストレス仕様はちょっと辛いなと感じてしまった。ストーリーやイベントも自体も長いし、元がDVD-ROMのXbox360だからかイベントは基本的に人形劇形式だし、個人的には微妙だなという感想。

ちなみに主人公が大人のキャラだとは事前情報で知っていたけど、ユーリ君はまだ21歳とかなんだよね。30前後くらいの精神年齢に感じたけど。

あとレイヴンという35歳のキャラが作中で「おっさん」という呼ばれ方をするけど、超高齢化社会の日本だと35歳で「おっさん」呼ばわりは微妙だと思うな。30代のプレイヤーにしたら、その呼び方はちょっぴりキ、ツ、イ。

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