自転車ノウハウ

【転倒注意】雨後のサイクリングロードは危険

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基本的に自転車というのは人力駆動であっても、ハードウェア、すなわち乗り物であって、制御不能に陥る場合が少なくはない。

「自分は運転が得意だし、機敏なハンドル裁きで大丈夫!」という人ほど、塗れた路面の恐ろしさを知っておいてほしい。

高速走行で犠牲になる安定性

大前提として、2つのタイヤで走る自転車は、制御不能になるとあっけなく転倒する。地面との抵抗を少なくし、高速走行するために開発されたクロスバイクやロードバイクは地面とのグリップ力は低い。転倒しやすい自転車であることは言うまでもない。

雨後は注意

自転車乗りならば、雨が2~3日続いて今日はやっと晴れだという展開になれば、近場のサイクリングロードに出かけたくなることもあるだろう。

非常に近代的というか、自然と切り離されて排水完璧、無機質完全コンクリートのサイクリングロードはどうだか知らないが、河川敷周辺のサイクリングロードは場所によっては水溜りができてたり、割と自然環境が良いところだと、泥で数センチぐじゃぐじゃになっている場合がある。ちなみに、泥とは塗れた土のことだ。

泥を甘く見ると死ぬことになる

結論を言うと、クロスバイクやロードバイクでは、アスファルトにちょっとでも泥があったら、99%転倒すると思っていい。

これは『上級者だから大丈夫』とか『いつも走ってるし、経験的にこの程度は大丈夫』『徐行すれば大丈夫』というのは一切通用しない。

明らかにタイヤが取られるようなものはわかりやすいからいいが、最も危険なのが『この程度なら大丈夫』と思わせるレベルの泥だ。高速走行すると完全に危険だが、徐行したらしたで、ぬっとりタイヤが取られ転倒する。しかも、転倒した先が泥だから、全身泥だらけになるし、大なり小なり怪我をするだろう。

泥や塗れた地面は滑る前提で

砂漠地帯でもない限り、乾ききったフィールドだけをサイクリングできるとは思えないのだが、塗れた地面は滑る前提でいることが大事だ。

付け加えると徐行はあまり意味がないので、押して歩くのがベスト。

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